中国の躍進が経済的にも示されてきた。
今朝の朝刊トップは貿易額で日本と並ぶ勢いである。

長引く不況の中薄日が差し始めたわが国経済であるが中国の経済の影響が大きい。

「朝鮮特需」で今日の繁栄を築いたわが国だが、
「中国特需」で復活するのかもしれない。

2008年北京五輪、2010年上海万博も視野に入れると、あながちこの言葉がマスコミを震撼さすのは近い。

手元のここ2〜3日の新聞をみるだけで、驚くような記事の連続である。

▲三井化学中国石化最大のと合弁
▲伊藤忠は中国全土で小口物流
▲三菱電機は中国で発電タービンを生産
▲仏ルノーは配下の日産を使い中国(東風)との合弁

わが国の対中貿易が20年ぶりに黒字になった。
世界の製造工場たる中国の現地企業向けに半導体などの拡大薄型テレビなどの消費財が顕著なためである。

生産も活発であり、毎日のように▲記事が踊る。
これらのことから生産地が最終消費地になっていることがわかる。

これらから日本の米国経済依存体質からの脱却が芽生えているといえるのではなかろうか。。

2月の貿易速報では輸出額から輸入額を引いた差は1兆4067億の輸出超。

前年同月比51,7パーセントの貿易黒字。
中国依存の黒字ともいえる。

観光収入の依存も顕著のなりつつある。
2003年の中国人観光客は44万9000千人で20年で17倍。

十人に一人が中国人である。
中国人の2002年海外旅行者1600万人で前年比4割増。
観光客は650万人(米国)44万人(韓国)である

日本への観光客は443万人(1000万人)で
7パーセント(25パーセント)
観光収入3兆6948億円(8兆3400億)となっている。

(括弧は2010年予測)の数値である。
観光客は650万人(米国)44万人(韓国)である

在留邦人総数はは91万人で米国が330,000人中国77,000人ブラジル人70,700人。

このような急成長は素材インフレを招いている。
世界的な素材インフレ化である。

中国での原料価格上昇は2月は前月より平均で1,9パーセント高く
前年同月比で、15,2パーセント上昇と4月5日の新聞は報じている。

高水準の投資で建設用鋼材は59,5パーセント1トン当たり4400元(5万2千円)、
食料品も米(コメ)で前月比4パーセント

このように中国の旺盛な需要は国際商品相場の原油、
鋼板などの値上がりを招き、

再選を狙うブッシュのイラクに次ぐ二つ目のアキレス健である。

小泉総理は一衣帯水たる近隣との関係をどうしようとしているのか。
政治、経済のアンバランスが目に付く。

携帯については、ユビキタス社会にのみ共同歩調が見られる。
4月4日の報道によると第4世代携帯電話で日中韓通信方式を
共通に政府間合意したようだ。

世界標準も視野に入れてののものであるのか。
通信衛星ガリレオは巧く行っていないが、どうなんであろう。

第4世代携帯電話は2010年に実用化される予定である。
日本の携帯は2003年で8000万台にも達した。

日中韓だけで、世界の携帯利用者の3割をしめる。
次世代携帯は第三の50倍の伝達速度で毎秒百メガビットと
光通信並になる。

第4世代までの経過は次の通り。

第一世代・・・アナログ携帯80年代後半、
第二世代・・・デジタル携帯、
第三世代・・・NTTドコモのFOMA
       帯域を決める

現在使用されている携帯方式

◎日本・・・W-CDMA(ドコモボーダフォン、)CDMA2000
◎北米・・・・・・・・・・・・・・・・・・CDMA2000
◎欧州・・・W-CDMA
◎中国・・・W-CDMA、・・・・・・・・・・・CDMA2000、・・・TD-SCDMA

光ファイバー通信回線2月末104万件1年間で4倍に膨らんだ。
これまでは、ADSL(非対称デジタル加入者)に先行されていたが
光通信が増加してくるであろう。。

ブロードバンド通信サービスの加入者は1449万、
デジタル加入者ADSLは1090万、
ケーブルテレビCATVが254万件。

通信料は月4725円、プロバイダー料込みocnで7854円、
ADSL40メガとは3000円弱の差がある。これがネックである。

中国の外交については別記に書きたい。
中華思想の国の変化は到底望むべきでもない。

中華といったら食べ物ぐらいのノンキな話ではない。

亡霊が現れた。オオサカの河内長野の都オバサンである。
今朝の人に問うて見たら、案の定である。記憶の断絶,蘇り。

母たる人のお導きであろうか。
救世主たるのか、ジャンヌ・ダルクは悲劇的主人公だが

午前高鍋,西都のお客参会社にいく。
目的果たせず、今朝のドタ・キャンの抗議は果たせず。
法務局、NEDO物件を見たから良し。

大先輩にお願いしたいが、大事な仕事をしておられ、
難しい問題である。
どうすたら利益があがるのか・・・

午後は庫の上に覆いかぶせる形での太陽光発電のお客さん現場に行った。

高千穂の宿題、補助金支給遅れ、申請者の登記物件漏れ難題が続く。
相談するが相変わらずである。私も気楽にすごしたい。

それでは、中華の国からなめられる。
独立心を持たねば。

2003年 WTO統計
  輸出
?(2ドイツ・・7484
?(1))米国・7240
?(3)日本。。4719
?(5)中国・・4384
?(4)フランス3847
?(6)英国・・3039
  輸入
?(1)米国・・13056
?(2)ドイツ・・6017
?(6)中国・・・4128
?(5)フランス・3884
?(3)英国・・・3883
?(4)日本・・・3830
〔括弧は前年)単位億ドル

対中輸出品目
5902億円2004年2月
電機25,1
一般機械24,0
金属9,7
科学12,3
精密機械5,4
輸送機械6,2
繊維5,1
その他

OEDの無償援助は1997年の半額の17億4793万ドル(8169億円)
無償資金・・・・715,99百万ドル
経済協力・・・2656,66百万ドル
円借款・・・・2310,64百万ドル
国際機関を
通じた支援・・2590,67百万ドル
国の借金670兆円一人当たり525万円国の税収41兆7000億円の16倍になる。
36兆6000億円の国債
借金の8割は国債で539兆8100億円9兆6400億円

OECD30ヶ国
国民の豊かさ

?ルクセンブルク・・・57,05
?ノルウェー・・・・・56,47
?スイス・・・・・・・56,23
?デンマーク・・・・・55,43
?スウェーデン・・・・54,98
?Mアイスランド・・ ・54,67
?米国・・・・・・・・54,18
?カナダ・・・・・・・53,41
?アイルランド・・・・53,24
?オーストラリア・・・53,12
・・・・
?日本・・・・・・・・51,66
?フランス・・・・・・51,31
?ドイツ・・・・・・・51,24
?イタリア・・・・・・50,01
?英国・・・・・・・・49,62
23韓国・・・・・・・・46,48
  分野別順位
日刊紙普及率・・・・・1位
健康・・・・・・・・・4位平均寿命、乳児死亡率の低さ
文明・・・・・・・・・8位自動車・パソコン普及率
環境・・・・・・・・・13位
労働経済・・・・・・・13位
マクロ経済・・・・・・17位
教育・・・・・・・・・23位
国際観光収入・・・・・最下位

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