投票行きます?

2007年7月28日
壊れたサーバーでネット中毒を思い知らされた。
いつ復旧するのか。なかなか復旧しない。

日本の好戦的国造りへ傾斜を急ぐ壊れかかった日本
似通った思いにどうしようもないと両手を広げ哀愁さえ感じている。

日本文化は武士道の勇ましさでなく本来は刀を差さない「もののあわれ」を骨頂とする
もつと「女々しいもの」が根本だとは小田実。

1932年生まれゆえ72歳?ガンと闘病中危ない!。
安倍政権とこの国の未来を強く問いかけておられる。

ナチ・ヒッラーはあたかも暴力的に暴力的に政権を奪取したかのように思われてるが誤解である。議会制民主主義の上でルールに基づいた選挙で政権の座に就いた。
しばらくの間ドイツ国民は感激して彼を迎えた。

そのことを日本人は考えるべきだ。
小泉政治はとにかくぶっ壊した。

安倍が造ろうとしている。
それがどれだけ異常なるものか。

「美しい国」になぜ改憲が必要なのか。
論理的に一言半句も語ってない。
そこをもっと何故追及しないのか。

民主主義のもとで民主主義を壊してヒトラーはかの国を作っていく。
少数者が権力を奪取していく。

国民投票法は成立の最低投票の規定がない。
得票率ナンパーセントでも憲法を変えることができる。

少数者への権力委任法ではないのか。
その経験は阪神大震災での神戸市長。

有権者の20パーセント程度で当選してる市長。
何があっても市民が要求しても市民の前に姿を現すことはなかった。
少数者に権力を委任することを勉強させられた。

中流社会は壊され格差社会となっている。
憲法25条
健康で文化的な最低限度の生活営む権利を有する
かっての中流の生活のことだ。

戦争をしてはいけない。
憲法9条である。

本来戦争ができない国である。
兵器は石油がいる。
石油資源がないため自前で戦車も飛行機も動かない。

食料の問題もある。
40パーセントの自給率では飢餓になる

戦争に巻き込まれていくおぞましさ。
恐怖のもとで死んでいくので崇高さを求める
さらに国家としての戦争の正当性。

集団的自衛権とは海外で軍事活動を行うことだがそのような能力を持つ国は限られている。
超軍事大国のみである。

いまその議論を安倍総理が指名したメンバーで進められ秋には結論を出す。
それもはじめに結論ありきのメンバーのみが選ばれている。
集団的自衛権の根拠は国連憲章である。

ハンガリー動乱のソ連
68チエコスロバキア
79アフガニスタン
ベトナム戦争のアメリカ
84ニカラグアのアメリカ
83グレナダ
イギリスの2件
アフガニスタンNATO

出版社の松竹伸幸の調査結果の9件。
集団自衛権を主張した戦争である。

ハンガリー、アフガニスタン、グレナダ、の行動は国連憲章で国際法違反と批判された。
86年ベトナム戦争が国際司法裁判所から違法を指摘された。

集団的自衛権は違法な侵略戦と批判されるのかの検証も必要ではないのか。
次期戦闘機の導入候補機F−22のステルス機さえアメリカ軍は日本に機密保護上譲渡できないとそっけない。

安倍の戦闘好きを見越してのこともあろう。
戦後政治からの脱却は積み上げてきた日米の信頼の批判さえ兼ね備えてる危険な意図を見抜いているのであろう。

参議員選挙で問われてるのはそこのところだ。
日本国を、国民の意向を受け手の安倍政権なのか。

いよいよ今日が最終の選挙戦。
二大政党に絞られたる投票結果は見えすぎてるが

はたして安倍自民党・公明党の思惑は執拗なまでの政権維持。
日本新党の二人と
宮崎の民主・松下新平はついに所属を離れ自民党を見末、安倍に擦り寄ろう。

政治は何が起こるかわからない。一寸先は闇は変わらぬ世界。
あすの投票ですべてが決まろう。
静かに座して投票を考えたい。

福岡に鑑真像が来ている。
秩序礼儀父母の恩を重んじる仏の国たる日本に
宗教をねずかせた仏教の聖人

55歳にして6度の挑戦でようやく日本に着いた。
その間12年を経過して盲目となっていた。
芭蕉のいう御目の雫。

その姿に小林秀雄は「日本彫刻の最高傑作」

仏教の聖人は1977年パリでの展示
像の前で十字をきる観衆が多くいたとある。
ときの文科省大臣アンドレ・マローにして「東洋の宝」と言わしめた。

ちなみにミロのビーナスが初めて海外に出た
1964年の行先は日本であった。

いまや美術品を鑑賞する余裕さえなくしつつある格差社会。
田舎切捨て、国民生活ないがしろの政治に変化が起きないものか。
一票が試される試練の日。

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