1月27日の日記
2008年1月27日日米の知の達人の二人の死が報じられた。
藤倉修一(93)ボビー・フィッシャー(64)
NHKのアーカイブスの歴史はNHKのアナウンサー藤倉修一この人と共にあるといっても過言ではない
この人を追えばジャーナリストのあり方が経歴で浮かび上がる。
読売誌の記事からである。
朝青龍復帰に沸いた初場所墨田区界隈。
旧両国国技館の終戦の2か月前の夏場所は国内が平静であることを海外に宣伝する興行があった。
客を入れず、非公開の大相撲の本場所。
海外向けの放送で国内に聴く人はいない。
がらんとした館内で口角泡を飛ばしてしゃべっていた自分を「悲しいピエロ」にたとえている
初めての街頭録音「ガード下の娘たち」。
「アナウンサーたちの70年」(講談社)に会話が載っている
藤倉「サツ(警察)へ何回挙げられたの?」。
女B「私は七回」。
女C「何、ひもぶらさげてんの?」。
藤倉「いや、これ…」。
女A「結(ゆ)わえていくんじゃないでしょうね」。
藤倉「結わえていかない」
第一回の紅白歌合戦司会者でもある。
先ほど深夜までの同僚の送別会後の深夜1時の喫茶店。
かって知ったる微笑みの方とコーヒーを囲み聞き入るNHKラジオ深夜便27日
アーカイブスは宮田輝の三つの歌。
♪三つの歌です。君もぼくも、あなたも私も歌いましょう
忘れた歌なら思い出しましょ
みんな見事に歌いましょ。♪
鹿児島枕崎からの35年の中継。
悪魔の技術での発電の原発さえ頼らず生活していた頃の活気ある魚業の町の伊吹が聞こえる。
巧みな話術の親しみある司会者術。天地まさおのピアノ。
宮崎でのNHK収録のアコーデオンはスリーベルマスター岩満が勤めた。
引責での会長人事がなされたばかり。
武藤敏郎副総裁就任人事が民主党の
同意が進まず衆参議決が前提ゆえ日銀総裁が不在になりうる事態さえ予測される
政治の世界さえNHKを考えさせてくれる。。
観客のいる、国技館のあたりまえの光景に目を留める。
「母べえ」の封切り挨拶で日本の母を演じた小百合は涙した。
茶の間にあわせた山田洋次監督のメッセージは平和を伝えきった。
吉永小百合は年間複数出演しない禁を破りもう一本のヒミコを二役で演じる。
島原の人の盲目の作家宮崎康平の妻と使い分ける。
俊敏なる知識人が危険な時代がそこまで来てることを知らせる芸術家群の急激な動き。
混沌の政治ゆえ翼賛政治の議論抜きの権力志向が蔓延る風潮。
米国のヒーローはニューヨーク育ちのフィッシャー、
なにゆえのヒーローか、
冷戦時代の1972年、ソ連人のチェス世界王者を破った。
その後表舞台から姿を消す。
忽然と20年ぶりに対局に現れたのは、それが国連の制裁下にあったユーゴスラビア
米国政府による棄権勧告を無視してのものだった。
帰国すれば逮捕される身となった。以来、世界を転々とした
日本での出来事は将棋ファンなら記憶にあろう。
2004年に成田空港から出国するとき、旅券失効を理由に身柄拘束。
永世王将の羽生善治が動き、首相小泉に放免を嘆願したニュースを将棋ファンは慄然と見守った。。
敵の王様を倒そうと、20の駒が陣営が秘術の限りを尽くして戦うゲームは、確かに、国際政治の本質をよく表している
国際政治に翻弄された一人でもある
将棋チェスが「盤上の戦争」にたとえられる格言を教えてくれた人であった。
アイスランドの病院で、チェスの元世界王者ボビー・フィッシャーはひっそりと逝った。
去っていく仲間のはなむけとしたい。
文意から汲み取ってくれようか。
藤倉修一(93)ボビー・フィッシャー(64)
NHKのアーカイブスの歴史はNHKのアナウンサー藤倉修一この人と共にあるといっても過言ではない
この人を追えばジャーナリストのあり方が経歴で浮かび上がる。
読売誌の記事からである。
朝青龍復帰に沸いた初場所墨田区界隈。
旧両国国技館の終戦の2か月前の夏場所は国内が平静であることを海外に宣伝する興行があった。
客を入れず、非公開の大相撲の本場所。
海外向けの放送で国内に聴く人はいない。
がらんとした館内で口角泡を飛ばしてしゃべっていた自分を「悲しいピエロ」にたとえている
初めての街頭録音「ガード下の娘たち」。
「アナウンサーたちの70年」(講談社)に会話が載っている
藤倉「サツ(警察)へ何回挙げられたの?」。
女B「私は七回」。
女C「何、ひもぶらさげてんの?」。
藤倉「いや、これ…」。
女A「結(ゆ)わえていくんじゃないでしょうね」。
藤倉「結わえていかない」
第一回の紅白歌合戦司会者でもある。
先ほど深夜までの同僚の送別会後の深夜1時の喫茶店。
かって知ったる微笑みの方とコーヒーを囲み聞き入るNHKラジオ深夜便27日
アーカイブスは宮田輝の三つの歌。
♪三つの歌です。君もぼくも、あなたも私も歌いましょう
忘れた歌なら思い出しましょ
みんな見事に歌いましょ。♪
鹿児島枕崎からの35年の中継。
悪魔の技術での発電の原発さえ頼らず生活していた頃の活気ある魚業の町の伊吹が聞こえる。
巧みな話術の親しみある司会者術。天地まさおのピアノ。
宮崎でのNHK収録のアコーデオンはスリーベルマスター岩満が勤めた。
引責での会長人事がなされたばかり。
武藤敏郎副総裁就任人事が民主党の
同意が進まず衆参議決が前提ゆえ日銀総裁が不在になりうる事態さえ予測される
政治の世界さえNHKを考えさせてくれる。。
観客のいる、国技館のあたりまえの光景に目を留める。
「母べえ」の封切り挨拶で日本の母を演じた小百合は涙した。
茶の間にあわせた山田洋次監督のメッセージは平和を伝えきった。
吉永小百合は年間複数出演しない禁を破りもう一本のヒミコを二役で演じる。
島原の人の盲目の作家宮崎康平の妻と使い分ける。
俊敏なる知識人が危険な時代がそこまで来てることを知らせる芸術家群の急激な動き。
混沌の政治ゆえ翼賛政治の議論抜きの権力志向が蔓延る風潮。
米国のヒーローはニューヨーク育ちのフィッシャー、
なにゆえのヒーローか、
冷戦時代の1972年、ソ連人のチェス世界王者を破った。
その後表舞台から姿を消す。
忽然と20年ぶりに対局に現れたのは、それが国連の制裁下にあったユーゴスラビア
米国政府による棄権勧告を無視してのものだった。
帰国すれば逮捕される身となった。以来、世界を転々とした
日本での出来事は将棋ファンなら記憶にあろう。
2004年に成田空港から出国するとき、旅券失効を理由に身柄拘束。
永世王将の羽生善治が動き、首相小泉に放免を嘆願したニュースを将棋ファンは慄然と見守った。。
敵の王様を倒そうと、20の駒が陣営が秘術の限りを尽くして戦うゲームは、確かに、国際政治の本質をよく表している
国際政治に翻弄された一人でもある
将棋チェスが「盤上の戦争」にたとえられる格言を教えてくれた人であった。
アイスランドの病院で、チェスの元世界王者ボビー・フィッシャーはひっそりと逝った。
去っていく仲間のはなむけとしたい。
文意から汲み取ってくれようか。