今日の誕生日の花は・・・ケイトウ
花言葉は・・・・・・・永遠の愛、お洒落

鶏頭は灼熱の最中に長い花期ゆえの永遠の花言葉。
もう一つの花言葉その鶏冠(とさか)の見事さがお洒落なんだろうか。
最近は鶏冠系だけでなく稲の穂系や葉っぱを楽しむケイトウが出回っている。
農家の庭先には雑草扱いでケイトウが咲き乱れていた。
農家育ちゆえ鶏は放し飼い。
夕方には自然に鶏舎に帰ってくるおりこうさん。

見事な鶏冠の雄鳥事に雌その雛を従え
家族の集団で屋敷内にある畠の虫を上手く播く啄んでくれる。
ケイトウにつくアブラムシナゾを啄んでいた。
まさに鶏冠とケイトウがそっくりで見まごう程の景色。

或いは近辺周辺を範囲として集団事餌を探しに廻っている。
見ていると面白く砂利道の小さき石を啄み嘴から出さない。
のど元を見てるとグイと飲み込んでいる。
「エエッ!」「石喰ってらー」
米やたばこ出荷の日はお祝いで鳥をつぶした。
食用にさばいたときに胃袋から小石が一杯出てきて「ハハ~ン」と納得したモノだ。
つぶされるのは鳥同士の喧嘩に負ける奴を捕まえるよう付きっきりで兄たちに頼んだ。
隣家や村中で鳥同士が会うと喧嘩が始まる。
喧嘩に弱い鳥は解っている。
トサカが見事なほど喧嘩に強かった。
伊藤若冲が好んで描くニワトリは鶏冠だけでなく尾っぽも見事である。
36才で逝った子規
俳壇で単純の極地、内容のない写生句と評価が分かれる。

鶏頭や 十四、五本も ありぬべし

パソコンが壊れてしまった。
ウンドウの一つのファイルが壊れたようである。
書きためてた未アップの総てがチャラ。
う~~ん唸ってしまう。
お借りしてアップしている。
国民的英雄のサザンの桑田が退院したようである。
どうやら癌も怖くないようである。
爺目も日一日と本番迫りどうにも不安が募り切ない。
この時期のPCの故障さえ何かの因果かと気になる。

板垣英憲ブログが永田町怪情報で一番の秀逸。
24日の20時から23時鳩山ー小沢会談に続いて
25日夕方17時公邸で1時間鳩山ー菅総理会談。
鳩山元総理は辞めて以来初めての公邸入りらしい。
それも17時という時間
いやおうなくも注目される。

すでにブログでは結論が出ているようである。
果たしてどうなんだろうか。

菅直人首相が完敗を認め、小沢一郎が実権を掌握し激突回避、
菅首相続投で終戦処理、人事作業に入った
2010年08月25日 16時15分

小沢一郎前幹事長と菅直人首相との戦いは、小沢前幹事長の圧勝、
菅首相の完敗の形で勝負がつき、
民主党は、代表選をめぐる対立は、終戦処理と人事問題に入った。

 ①8月24日夜、小沢前幹事長と鳩山由紀夫前首相は、東京都内のホテルで会い、約2時間話し合った。
小沢前幹事長側は、樋高剛前副幹事長(平野貞夫元参議院議員の娘婿)鳩山前首相側は、
側近の平野博文前官房長官が同席した。
 会談のなかで、まず代表選に向けての情勢分析が行われ、小沢前幹事長側は、
小沢派の勢力167人(衆院130人、参院36人)に加えて、
樽床伸二衆院国対委員長が、約40人、
鳩山前首相側が70人(うち小沢前幹事長支持の平野前官房長官が半数を押さえている)が確認された。

鳩山首相が表向き「菅首相続投」を表明していても、半数が分裂行動を取る可能性があり
、小沢前幹事長側が圧勝する見通しとなったという。
鳩山前首相は、双方が激突した場合、どちら勝っても負けても深いシコリが残り、最悪の場合、
党分裂が避けられなくなるので、双方が手を引くことが望ましいと説得した。

この場で鳩山前首相が菅首相に電話連絡し、票読みを伝えたところ、菅首相が「参りました」と完全敗北を認め、
小沢前幹事長の要求は何でも受け入れることを約束したため、ゲームセットとなった。

 ②次に、小沢前幹事長が「カネとポスト」の実権を掌握して、民主党は終戦処理と人事問題に入っている。
双方が一旦、刀の柄を抜きかけた手をいかに円満に引くかに知恵を絞ることになった。
そこで菅首相が25日、鳩山前首相と会い、正式に仲介の報告を受け、労をねぎらうことにしたようである。
これを受けて、鳩山前首相は、菅首相が小沢前幹事長に「詫びを入れる場」をセットする段取りをつける。
鳩山前首相は、26日から29日の日程でロシアを訪問するため、日程調整が必要となる。

一方、小沢陣営では、山岡賢次副代表が26日に小沢前幹事長を訪れて「代表選出馬」
を要請する動きを示していたことから、
鳩山前首相の側近・中川義活前首相補佐官(小沢前幹事長を支持)が25日、山岡副代表に会い、激突回避を要請した。

 ③人事問題については、菅首相の続投、幹事長ポストには、小沢前幹事長か山岡賢次副代表辺りが就任する見込み。
官房長官は、鳩山派からの就任が検討されている。
菅首相の在任は、2011年頭から春ごろまでとし、その後を小沢前幹事長が引き継ぎ、約1年務め、
前原誠司国土交通相にバトンタッチするというシナリオが描かれている模様である。

 ④敗北した仙谷由人官房長官(A級戦犯)、野田佳彦財務相(A級戦犯)、利用された枝野幸男幹事長を閣内から外し、党の要職からも排除する。
前原国交相は、事実上、米国CIAと密接な関係を持つと同時に、小沢前幹事長とは根深いところでつながっており、
しばらく表向き「蟄居謹慎」にし、時機到来に備えさせる。
なお、仙谷官房長官、野田財務相、枝野幹事長の3人には、離党する勇気はない。
しかし、小沢前幹事長が復活した場合、次期総選挙で仙谷官房長官、野田財務相、枝野幹事長の3人は、公認候補者にしないこともあり得るという。
小沢前幹事長は、謀反者に対しては厳しく報復する。

 ⑤衆参ねじれを解消するため、小沢前幹事長がみんなの党(渡辺喜美代表)、たちあがれ日本(平沼赳夫代表)、新党改革(舛添要一代表)、国民新党(亀井静香代表=森喜朗元首相の別働隊「みんなの党」を小沢前幹事長に繋げた最大の功労者)と連立を成功させる。
しかし、社民党(福島瑞穂党首)とは連立しない。

 ⑥この他の情報としては、米国対日工作担当者であるマイケル・ジョナサン・グリーンと新聞、テレビ、有名雑誌などマスメディア各社との関係がはっきりしてきている。
マイケル・ジョナサン・グリーンは、各社政治部や経済部、社会部の部長クラス幹部を集めて、米国側の要望や事実上の指示を与えていた。これに沿って、各社は社説、論説、論調を決めて報道していた。
さらにマイケル・ジョナサン・グリーンは、スキャンダル・ネタなども提供して、取材させ、報道させていたという。

【民主党内の各派閥の勢力分野】
小沢派 衆院130 参院36  計166
鳩山派    30    6    36
横路派    20   10    30
菅派     24    9    33
川端派    15   23    38
羽田派    25   10    35
前原・枝野派 25    3    28
野田派    12    4    16
リベラルの会  3   (1)    3(1)
無派閥    23    6    29
合計    307  107   414
(注・横路孝弘衆院議長、西岡武夫参院議長を含む)

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小沢一郎講演「小沢一郎政治塾」 2010/8/25

MP3 : http://bit.ly/aia6OT  
動画:http://bit.ly/awnMnE


みなさん、おはようございます

3泊4日の夏の講座。いよいよ最後になったわけであるますけれども、この短い時間ではあったと思いますけれども、いろ

んな分野で活動しているみなさんがこうして一堂に会して勉強し、あるいは友情を広める深める、そういう意味で皆さん

の人生におきまして、いい思い出といい機会になったと思いますし、そうであればこの政治塾の意義もさらに大きくなる

だろうと思います。
もう9期生の皆さんは、集中講義は今日でもって終わりになり卒業するということになるわけでございますが、10期生の

皆さんはまた来年も、次の仲間を迎えての講義が勉強が続きますので、せっかく皆さん自分の休みを費やして
自分で参加していただいているこの政治塾ですので、是非、有意義に使っていただきたいと、そのように思っております


え、昨日、懇親の席もあったようですが、僕も参加しようと思ってたんですけれども、なんかもう、今日、皆さん、もう

お分かりのようにマスコミ諸君がもう、ホントにこの勉強に興味あってきていただいたんならいいんですけども、大変、

皆さんに、せっかくのところ迷惑をかけちゃいかんと思いまして、昨日は遠慮させていただきました。
今日も大勢マスコミ諸君がきてますけれども、皆さんもご承知のとおり、この政治塾は下世話な政局話をする場ではあり

ませんで、お互いに知識を深め、お互いに意見を交換しあい、自らを研鑽、研く場でございますので、ご承知の事と思い

ますけれども、そういう主旨で今日も話をさせていただきたいと思っております。

今朝の報道で円が83円台に突入したという話がありました。
当面、円高傾向は上下ありながら続くんだろうと思っておりますけれども、今日は為替の話をしようとしているのではあ

りませんで、今日、日本社会がもっている最大の問題点はなんだろうと、いうことを皆さんと共に考えてみたいと、そう

思っているわけであります。
資料は後から見ていただければいいんですけれども、日本は戦後、戦争の荒廃の中から奇跡の復興と呼ばれる経済の復興

を成し遂げ、今、バブルの崩壊から景気が悪い悪いということでいわれてますけれども、まあ、まだ、この国においては

、ほかの国のように食べれない人が出てきているわけでもありませんし、街中に、失業者は増えてはおりますし潜在的失

業者の数をかぞえるとかなり多いんですけれども、それでも欧米にくれべても失業率もまだ半分くらいのところですから

、そういう意味で日本の社会はまだ平穏を保っているわけですけれども、今後のことを考えてみますと、今申し上げまし

た為替も当分は円高にふれていくでしょうから・・・。

そうしますと外需、ようするにアメリカと中国がメインですが、ま、最近は東南アジアも増えてますけども、外需に頼り

っきりの日本経済というのは、非常に大きな打撃を受けることになりますし、また、為替だけではなくしてアメリカ経済

の行方、そして特に中国の経済の行方、中国の経済のバブルの崩壊がもう始まっているという人もいますけれども、経済

的な崩壊は中国の場合には政治的な動乱に繋がる恐れが十分にあると。

そういうような政治・経済いろんな意味で非常に不透明な不安定な状況に、どんどんなりつつあるということは間違いの

ない現実だと思います。

私から言わせれば、本来の日本人の精神と知恵と力をもってさえすれば、このくらいの困難を克服するのは、私は容易に

可能なことだと思っていますけども、今日の日本社会を見ますと、非常にあらゆる分野で、最近、「劣化」という言葉が

使われておりますけれども、勿論、私ども政界においても、官界においても財界においても、一般社会においても、そう

いう精神の荒廃といいますか、日本人の劣化というのは急速に進んでいるように思えて、その点が心配でなりません。

最近、あの報道ダネになっておりました、高齢者のね、あの全然住所録のとおり行ってもいなかったと、どこに行ったか

わかんないと、子供でさえ、じいちゃん、ばあちゃんどこにいるんだかわからない、というようなのは現実だとあわてて

今、各市町村であっちゃこっちゃ調べているようですけれども、家族でさえわからなくなっている、という状況。

それから、また前からも言ってますけれども、親殺し、子殺し、もう毎日毎日報道されております。
特に、こともが親を殺すっちゅうのは、儒教的道徳でいいますと、最も悪いちゅうことで、いわゆる親族殺人?という、

重い刑になりますけれども、なんといいますか、その人間の情とかなんかの側面からいいますと、親が、特に女性の場合

は自分の腹を痛めて産むわけですすけれども、その子供を平然と殺す、あるいは虐待する、あるいは捨ててしまう、とい

うようなことが日常茶飯事のように毎日毎日おきていて、だんだん、聞いてるほうも何も感じなくなってきて、ああ、ま

たか、というような状況になりつつある、のが今日の日本社会なのではないだろうかなというふうに思っておりまして、

その意味では非常に日本人自身が、私は、自立した日本人を、そして自立した日本人の集合体である自立した日本国をと

いうことをいっておりますけれども、それは、自立してるかしてないかというのは、心の持ち方の問題でありますから、

ある意味で、今言ったことと同義語であります。

まあ、そういう状況が急速に日本社会にはびこりつつある、このことを我々は真剣に考えなくてはならないだろう、とそ

う思っております。

私は9年以上前の皆さん覚えているかどうかわかりませんが、新進党のときもまた、自由党のときにもこのことを公約の

第一に挙げたんです。

人づくり。それが一番大事だと。みんな反対した仲間は。そんなの公約の一番目に挙げたって選挙の足しにならんと。

マスコミやいろんな人が聞けば教育が一番大事だと全員こたえますよね、たいがいの人は。
教育は大事だ大事だと、タテマエでは言ってますけど、それを強調して選挙でそれで訴えても票にならないということは

どういうことだと。
口先では、教育大事だね大事だねと言うけれども、本当に真剣にそのことを考えている人は少ないということでございま

す。

ですから票にならない。

まあ、しかし私はそのことは十分、選挙を長年やってきた身としてわかってはいるけれども、我々は新しい政権(制度?

)で新しい日本をつくろうとしてるんだから、選挙にはあまり効果がなくても、人づくりということは第一の公約に掲げ

ようと。
この点だけは私は強行に言い張って公約の一番目に掲げてきた経過がありますが、それがこんにち本当にもう一度、国会

議員は勿論ですけれども、日本人全員がやはり自分の胸に問いかけてみなきゃいけないんじゃないか、と
いうふうに私は思っております。

教育と言わずに「人づくり」といいましたのは、教育というと学校教育というイメージだけが先行しがちですので、教育

には一番には家庭教育、それから学校教育、社会教育とあらゆる分野での人づくり子育てがあるわけですので、そういう

意味で人づくりという言葉を使ったわけであります。

こういうテーマでですね、実は5・6年前に瀬戸内寂静さんとテレビで対談したことがありました。
私はこの精神の崩壊を立て直すにはワンジェネレーション、30年はかかるだろうというふうに申し上げたところ、瀬戸内

さんは「いや、30年どころじゃとても直らない、100年はかかる」と、そういう話をなさいましたけれども、
それだけ私は非常に本質的な問題であり、深刻な現状だというふうに思っております。

まあ、昔話を自分の活動でもって感じた話をちょっと、思い出話になりますけど、しますけどね。

ぼくが最初に選挙に出た頃、ですから40年以上前ですけども、そのころね、まあ田舎のせいでもありますが、宣伝カーで

「小沢一郎でございます」と言って、まあ他の人も同じですけれども、通っていきますとね、小学生や中学生のみんなが

ね、パッと道端へ、横へによけてね、帽子とってね、おじぎしたもんですよ。
今ね、選挙区にほとんど帰ってないからわかんないですけれども、それは強制されたわけじゃあないんですね、学校の先

生から、そうしろ、と言われたわけじゃないんですよね。
それは大人もやはり田舎で農作業しててね、あたまにてぬぐいまいてたり傘かぶっている人もきちっと会釈したもんです



そういうような、今から考えると信じられないような状況、時代でした。
今なんかね、たまにどっかの遊説カーに乗って「よろしく」っていってこっちはニコニコしてるんだけど、あの「バーカ

」(笑)なんていってね、いうやつが非常に増えてますけど、当時はそうでしたね。
ですから、それは一つの象徴的な自分の体験の例として話すんですけれども・・。

そういう具合にあらゆる面であらゆる分野で、良くも悪くも規律というかモラルというか、そういうものがまだまだ日本

人のそして日本社会の美徳として残っておった時代だと思っております。

それが良い悪いかは別としまして、そういうたぐいのことは、かけれもみられなくなったきた昨今じゃないかなと考えて

おります。

日本は、特に明治の頃は、よく皆さんもお聞きと思いますが、文明というのと文化という言葉を分けて使ってたんですよ

ね。

物質文明というでしょ、物質文化とはいわないよね、物質文明、精神文化でしょ。
それから、西洋文明、東洋文化、そういうように半分、あれなんですけどね、自分たちが遅れていたコンプレックスの裏

返しではあるんですけれども、そう言えるくらいの精神的な豊かさと、大きなそして強い心をもっておった。
だからこそ、侍の支配する封建制からいっきに、西欧でいうと、ヨーロッパで言えば近代革命と市民革命を一緒に成し遂

げたような明治維新が出来上がった、まあいうことだろうと私は思っています。

そういうように非常に日本人のそれなりの美徳といいますか、高いモラル、文化をもっておったと。

ぼくは、あの前にちょっとこの9期10期の皆さんの前でいったかわからないけれども、織田信長を私は歴史上の人物とし

て尊敬している人ですけれども、あの頃にキリスト教が戦国の終わり頃ですが、日本に入ってきましたね、イエスズ会だ

のローマカソリックですけどね。
それらの伝道し神父の本国への報告にも、この東洋の一番端っこのこの島国で、これだけの文化と、これだけ礼儀正しい

民族、そして非常に綺麗な清潔な国が存在しているのは驚きであると。当時のヨーロッパよりはるかに素晴らしいと、い

う主旨のことを本国に送ってるんですね。

これはもう、本当に彼らはびっくりしたんだろうと思います。

そして特に経済的にもね、信長の時代は中世のくびきを断ち切りましたから、ヨーロッパ以上に銀の流通量は世界一だっ

たといわれておりますが、、商業・経済が大発展した時代ですけれども、まあ、それは別として、そういうことがその時

代に、既に、外国人から見ても言われているような、そういう日本人の社会を形成していたということは非常に驚くべき

ことであると同時に、我らも誇らしいとこだろうと思っております。

ま、そんなことで、かつては、日本人は礼儀正しいし、最も秩序ある社会だし、平和な社会だしと言って、えばってて、

アメリカなんか金持ちで大きな国だけど、その世の中むちゃくちゃ乱れてると、いうたぐいの考え方を持っていた人が大

部分だったと思いますけどね。

これも、5・6年前の話でアメリカに一度行った時にね、ものすごく驚いたことがあるんですよ。
というのは私の車があの、スクールバスのね、後ろを走ってたんですけども、そのバスがあるところで止まったですね。
子供達が当然降りてきますよね、そうすると勿論後ろの車も追い越したりなんだりしませんし、止まってますけども、対

向車もね、ピタッと止まってるんですね。これは別に警察がいて止めてるわけじゃないですよ。
スクールバスが動きだすまでピタッと、誰に言われたんじゃなくて、キチンと止まって子供達が乗り降りするのを、終わ

るのを待って走り出す。

まあ、そういう光景に出くわしましてね、本当にアメリカ社会ちゅうのは、俗にメチャメチャで乱れて、いい加減なとこ

だというような見方を、お金持ちだけどそうだと、いう見方をしてる人が多いんですけれども、やはりそういったモラル

はきちんと守ろうと、守らなくてはいけないんだ、という意識を彼ら自身がきちんと持っている、ということに大変、私

は驚き、感銘をいたしました。

これはねえ、あの、政治的な点でもそうですよね、僕はアメリカ民主主義ちゅうのは、なんだかんだいうけれども健全だ

なあと思ったのは、最近ではね、あのブッシュとの選挙のときにフロリダでしたかな、最後の時に、あの計算間違えて、

もう一回やり直しだ、なんだなんていって、日本では計算間違えるというのは絶対ないですよね。

まあ、ずっと田舎のほうではね、相手の票を食っちゃったという例はあるけれども、計算を、事務的な計算を間違えるち

ゅうことは、まず、まず少ない。
ところが簡単なそういう計算を間違えたっちゅうことはね、世界中におおっぴらに、別に宣伝したわけじゃないけど、オ

ープンなかたちで議論、いいとか悪いとか、有効だとか無効だとかちゅうことを、いわば恥っさらしみたいなことであっ

てもオープンにやる、というそのアメリカの民主主義。

ぼくはまた、今度のね、オバマ大統領の、絶対黒人大統領なんかはありえない、と思ってたアメリカ社会、黒人の大統領

が誕生した。
しかも、アメリカではケネディに始まってね、大統領暗殺の歴史も沢山あります。
リンカーンもそうですし、だから、黒人が候補者に出たら、必ず暗殺されるんじゃないか、という噂さえ、事前にはずっ

とあったんですね。

だけどこの危機にあたって、変化を強調したオバマ大統領を彼らは選んだ。
現実、今、オバマ政権が言ったとおりやってっかどうかは別といたしまして、黒人の大統領をあえて、歴史上はじめて彼

らは選択した。

私は、そういう意味でね、決してあまりアメリカ人を利口だとは思ってませんけれども、そういった意味での民主主義と

、そして危機にあたっての国民の選択という自由な、自分の意思による選択というものが、きちんと実行されている、と

いうことについて非常に高く評価をいたしておるところでございます。

まあ、そういうことで、本当に私は日本がこれから益々政治・経済共に困難な時にあたって、日本人自身がきちんとした

自立した人間、きちんとした自分で判断し自分で行動し責任を持つ。そしてきちんとしたモラルを身に着ける、というこ

とが、将来に困難が予想されればされるほど、大事なことではないかなというふうに思っております。

そういう中でね、この前、安部政権でしたか、ちょっと資料ありますけれども、教育基本法の改正というのが自民党政権

下で出されました。

まあ、結局、妥協の産物でヘンチクリンな文言を入れるにとどまったんですけれども、そこに、あの三つのね、旧教育基

本法と、自民党が修正したもの、いわゆる、態度を養うとわが国と郷土を愛する、態度を養うみたいなことを入れただけ

にとどまったんですけれども、しかし、このね、俗に愛国心、愛国心と言いますけども、これは、お上から、これを上か

ら親から押し付けられて、あるいは観念的に教えられ強制され強要されて、生まれるもんじゃないですよね。

心の問題ですから。

それぞれの各人の心に宿るものですから。

家族愛、郷土愛、祖国愛。これはそれぞれの各人の心に宿るものでありますから、教育基本法に書いてあるとか書いて無

いとか、学校の先生が教えるとか教えないとかっていう、本来、そういう性格のものではありません。
自然とそれぞれの国民の一人ひとりの心に宿るものだと私は思っております。

ですからね、これも例を挙げますと、戦前ね、明治の時代ではなくして、昭和の初めの戦前の時代を例に取りますと、た

とえば、皇軍、日本軍、「こうぐん」ちゅうのはのはみんなわかんなかな?

皇軍は、世界にその軍規の厳正さを誇った、そのくらい規律正しくて統制がとれた軍隊は、わが大日本帝国の陸海軍のみ

と、いうくらいに吹聴しておったんですけれども、この太平洋戦争の最中にね、これ本に書いてありますから興味ある人

は見ていただきたいんですけれども、捕虜になった人達ね、その実態を書いた本があるんです。

特に陸軍がそういう傾向が強かったんですけどもね。

捕虜になったとたんに、まあ当時は捕虜になっちゃいけない、あの、生きて虜囚の辱めを受けてはならん、死して悠久の

大義に生きん。

※「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず、死して罪禍(ざいか)の汚名を残すこと勿(なか)れ」(

『戦陣訓』「本訓 其の二」, 「第八 名を惜しむ」)

と、こういう軍国の教えがあったわけだけれども、その時に捕虜になった人もいっぱいいるわけだ。
そうしますとね、アメリカ人がものすごい驚いたちゅうのが、捕虜になったとたんに、全部軍事機密でもなんでも将校も

兵隊もペラペラペラペラ聞かないことまで全部しゃべる。
それがホントの事実だっちゅうことが本にちゃんと全部書いてある。

それから、軍隊組織であったその捕虜も、軍隊のその制約がとれて捕虜になったとたんに、上下の区別も将校もへちまも

ない。

まったく無秩序の烏合の衆に化してしまった。

まあ、そういう記述がきちーんと本に載っております。

それが実態だったわけ。

なぜだ。なぜそうなんだ。

その一方でね、みんな、あの、映画覚えてるかな、「戦場に架ける橋」というのを。覚えている人いる?この中で。
もう古いからいないか?いる?おお、タイとビルマのね、戦争中に国境に鉄道を通すということで、日本軍が昼夜建工で

、工期4年か5年かかるのを1年でちょっとで作っちゃった、話なんだけれども、その映画、早川雪洲とね、誰だっけも

う一人英国の俳優でもってあったんですがね、そこにアメリカ兵やオーストラリアの兵やそして特にあそこイギリスの植

民地でしたから、イギリス兵の捕虜を使役に使ったわけですね。

ある日、イギリスの捕虜が送られてくる、ということになって、その現地に。
まあ、たぶんねヨロヨロして、ふて腐れてモタモタ歩いてくるんだろうと、誰もが想像しておった。

ところが、イギリスのその捕虜は、将校を先頭にして隊列を組んで、いわゆる映画では「クワイ河マーチ」と言われる。
口笛で行進曲を吹きながら、みんな隊を組んできちっと収容所?に入ってきた。
アメリカ兵もオーストラリア兵もおったまげて、日本はもっとおったまげたわけですけれども、そういう捕虜になっても

キチンと組織のあれが守られている。それから、鉄道をつくる作業にその兵を使うわけだけれども、ジュネーブ条約で将

校は使役に使ってはいかんちゅうことになってんですね。

それでその将校の、捕虜部隊の一番偉い人がたまたまキャップ、長になったんでしょうけれども、日本軍はその人も強制

労働せよと命じたんだけれども、これはジュネーブ条約で将校は、そういうことはさせられない、する必要ない、させて

はいけない、いうことになっている。

断固拒否したんですね。その将校が。

独房に、まあ南洋ですからね、熱いトタンぶきのうだる様なグダグダの独房に一週間くらい閉じ込められて。

しかし、それでも絶対負けない。

それでフラフラになって出てきた。

その将校を、賞賛しようとして言ってんじゃないですよ。

その出てきた、絶対に将校はその作業につかなくていいんだ、という筋道をきちっと守って、独房からフラフラになって

出てきた将校を、その他の兵士が拍手で迎えた。よーやった、と。

非常にわたしはびっくりしたと同時に感動した場面でしたね。

たぶん、今、言ったように日本の兵隊が捕虜になったら、「何言ってんだ、お前だけサボっててふざけんな」というよう

な類(たぐい)の話になってたんだろうと、その本を読むと想像できますが。

その「戦場に架ける橋」「クワイ河マーチ」というのは、そういう、まあ日本を軽蔑した映画だというような、つまらん

論評は別にして、私はそこに非常に感動した。

なぜ、この違いが出てくるんだ、と。

それは、いわゆる帝国陸海軍、この規律・空気、これは結局、天皇陛下の名を借りてですけれども、上から与えられ、押

さえつけられた結果で、それを守ってきた。

だが、イギリスのほうはそういじゃない。

自分達でつくった国であり、自分達の意志でもってつくった軍隊であり、また、組織、階級であった。

自分たち自身のものなんですね。

だから、祖国愛も、その祖国のために戦う軍隊も組織も、みんな自分たち作りあげてやっているもんなんだから、それは

、守らなくてはいけない。
たとえ捕虜になっても、というのが、私は彼らの意識ではないかな、というふうに思いましてね。

非常にその映画に、その部分ですよ、その面において感動したことを今もって忘れてはおりません。

ですから、私はそういう意味で、家族愛で始まる郷土愛、祖国愛、愛国心というものは、そういう本当に自分たち自身の

心の中にうまれるものでありますし、また、社会、国は自分たち自身の社会であり国であると。
それが自立心であるという民主主義の基本の意識が徹底していると、ということを私は学ばなくてはならないと、いうふ

うに思っております。

私はイギリス人は、まあ好きじゃないんですけども、ええ、散々悪いことしといて、なんかあの紳士ヅラして済ましてま

すから、好きではないんですけれどもその知恵とね、やはり自分たちの自立心と、そういうものがね、やっぱりその知恵

と自立心は、七つの海を支配しただけの民族だと思ってますね。

あのアメリカの連中と話した時もね、時々話すとね、なんで、そう君らはそう単純なんだと、本家のイギリス人に少し学

んで来いって言うんですけれども、僕はアメリカ人は好きですけれども、どうもね、単細胞なところがありまして、ダメ

なんですが、我々は、いわゆる他山の石、やっぱり、いいところはキチンと学ぶという面が、自分自身の研鑽につとめ、

また、自分自身を作り上げていかなくてはならない。

その基本が私は人づくりと、広い意味での教育でありますから、今こそ、急がば回れ、本当に今後のことを考えた時に、

この人づくりということに、もう一度、思いをはせなければならないじゃないかと思っております。

日本のね、家庭教育の崩壊もそのとおりですけれども、戦後の学校教育のあり方も、その資料にもありますけれどね。

(教育勅語は入っているな)

地方自治体の教育行政に関するうんぬんという法律があるんですがね、そこには、市町村が全部責任を負うということが

書いてあるんです。
ところが次の章の48条かな、23条に市町村の役割ということが書いてあって、次の章の48条には今度は文部省の権限等と

いうことが書いてある。
ほとんど同じ内容で、文部省はこれについて、指導、監督、援助することができるということになってる。
これ、金もってますから、金は中央でもってるわけですから、結局、文部省の言うとおりの、まあ、言うとおりっちゅう

か、いちいちつまんないことまで全部口を出すという今の官僚組織のしくみ、そのものになっている。
ところがこれ歪んでるんですよね。何か起きた時は、責任は市町村だと法律に書いてあるじゃないかと、何か起きれば文

部省は逃げる。
で、市町村も、そんなこと言われたって、文部省の言うとおりやってるだけじゃないかと、どちらも責任とらない、とれ

ないという、法律から始まって教育のしくみなんですね。

これは、あらゆる行政省庁でも皆そうですね。

法律だけじゃなくして各行政、省庁は、省令は勿論出しますし、通達とか、なんとかかんとかっていって、いろんなかた

ちで自治体はじめ、各社会、産業分野の隅々にまでコントロールをするようにしてあるのは、今日の仕組みなんですけれ

ども、特に、この教育の全くおかしな歪んだ仕組みは、ずっと戦後そのままになっている。
ということが私は一つの学校教育で言えば、一つの大問題ではないかというふうに思っております。

この教育につきましても、民主党は民主党なりの考え方を日本教育基本法の中にも入れておりますし、私ども、さっき言

った自由党の時代にも「人づくり法案」として提案しておりますけれども、いずれにしてもこのことを、今日は特に9期

生の皆さんは、これでおしまいですので、このことをお話したいと、そう思って申し上げたところでございます。

まあ、私も子供もいう事を聞かないし、もう勝手にやってますが、親の資格はないですけども、人様に迷惑かけなけりゃ

、もう勝手にやれと、言っております。
どこに就職して何してんのか、よくわかりませんが、今のところどこからも苦情がきてませんので、自分自身で生きてる

んだろうと、そう思って私は、その点では安心をいたしております。

本当にこの政治塾で、ずっと前に申し上げたことはあるんですけれども、今日はこの機会にと思って、教育、人づくりの

ことについて申し上げました。

皆さんもだいたい人の親の、大部分そうであろうと思いますけれども、まあ、今、子育てがどうのとか、いろいろありま

すけれどもね、まあ、当たり前に自然に自分自身がちゃんとしてればね、子供は育つ、子は親の背を見て育つ、とまあよ

く言いますけども、一所懸命、真剣に真面目に生きる、ちゅうことが教育、子育ての根本ではないかと、いうふうに思っ

ております。

もうちょっと政治制度、政治学的な、あるいは世界政治の話でもしようかなと思ったんですが、それはまた、質問の時に

でも・・・

まあ、あの厳しいまマスコミの皆さんのいないとこで、皆さんの時間のある限り議論したいと思いますので、この場はこ

れで終わりたいと思います。

ありがとうございました。

苦節17年。
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