文学賞
2007年5月1日何度もで辛いがこの気象の変化は気づかねばならぬので警鐘を鳴らし続ける。
太平洋高気圧圏内かシベリア高気圧圏内かで夏冬を雑多にわける。
昨日の昼は晴れで28度近くになっている。
夕方からは雨で夜半は強風を伴っての雨。これが冷たい。
太平洋からの吹き込み出なく大陸からのようだ。
異常気象は局地的突発性を帯びて発するようだ。
今日は暑い。風があるゆえ体感温度はそうないが建物の中は冷房がいっている。
ようやく文学賞作品を読んでみようかという気になった。
テイ・エッジの受賞者は長期のお客さんになろうがそう旨くは問屋がおろすまいて。。
人生もわからぬ10代で書かれた小説なんぞに老い先短き老人が
貴重なる時間がつぶせるかい!の気概だ。
女性の芥川賞選考委員が史上初めて、9人中、4人となる。
小川洋子(45)、川上弘美(49)が加わって高樹のぶ子、山田詠美の面々。
助平ベ〜根性からではない。
葉室麟(56)、第14回松本清張賞(日本文学振興会主催)を受賞した
「銀漢の賦」である。
お話は江戸中期。主君との確執で脱藩を選んだ家老とそれを手だ好ける旧友二人が藩境の峠を目指す歴史小説。
浦上玉堂の山水画「「凍雲篩雪(とううんしせつ)図」は川端康成の愛蔵品としてしられる
描かれた山に不安感や厳しさを感じた
山を越えおきてを破り幕末なら勇んで挑戦できたことも時代が早かった。
虚構でしか真実には迫れないと浦上玉堂の半生に似た小説の手法をとったのか。
福岡久留米在住だが三崎亜紀、古処誠二の若手の台頭に励まされたと謙虚。
次回作品「実朝の首」
日本文学振興会は25日、芥川賞・直木賞の選考委員に新たに3人を加えると発表した。直木賞には浅田次郎さん(55)が加わり、芥川賞に小川洋子(45)、川上弘美(49)3人の人気作家が選考会に新風を吹き込みそうだ。
松本清張には黒地の絵なる短編の傑作がある。
その独創性と人の内在するエネルギ−に標準を当てたところから巨匠たちが映画化を目論んだ。
しかし実現しなかった。理由は諸々ある。
松竹は12億円の制作費を組んでいた。
背景も場所も事件も実在した。
舞台は小倉刑務所
今はない。医療刑務所として新設され改廃された。、
その場所には受刑者でも医療処置がいる人のみが収監されてる施設に代わっている。
旧たてものも暫時建て替えられ桜をはじめとする大樹が面影をとどめているのみ。
付近も様変わりし、自衛隊駐屯地、分譲一般団地が隣接、住宅混住地となっている。
近くには宮崎串間の人・田中真一郎学長だった北九州経済大学もある。
ストリ−はこうだ。
1950年城野キャンプ地から250人の黒人が暴徒化した。
原因は祭りの祇園太鼓に刺激されてのことであった。
ここに人権のネックが惹起した。
始末記を美術の森田郷平が書き残している。
1978年ニュ−ヨ−クに3人が話をしている。
松本清張、黒澤明、野村芳太郎
シナリオだけが黒澤であったはずだが、監督もすると譲らない。
野村にしてみれば助監督ですでに手助けしているので譲れない。
この時期描き方によってはデリケ−トな部分があった。
黒人人種の人権が世界的に叫ばれた時期に重なっていた。政治的背景。
ついに頓挫
惜しきことである。
名月赤木山、赤木の山の別れの場面の短編。入札
西南戦争のときの贋札、西郷札
0の焦点や砂の器・・日本国籍を捨てざる得ない球形の荒野
昭和史発掘は真剣に呼んでなく部分部分の拾い読み。
多忙すぎるときに取り組んだのがいけなかった。
三島賞の選考委員は島田雅彦、高樹のぶ子、筒井康隆、福田和也、宮本輝
山本賞は浅田次郎、北村薫、小池真理子、重松清、篠田節子
第20回三島由紀夫賞・山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)の候補作が発表された。
選考会は5月15日、東京・虎ノ門のホテルオークラで開かれる。
候補作は以下の通り
【三島賞】西川美和『ゆれる』(ポプラ社)▽本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮社)▽柴崎友香『また会う日まで
』(河出書房新社)▽いしいしんじ『みずうみ』(同)▽佐藤友哉『1000の小説とバックベアード』(新潮社)
【山本賞】恒川光太郎『雷の季節の終わりに』(角川書店)▽恩田陸『中庭の出来事』(新潮社)▽森見登美彦
『夜は短し歩けよ乙女』(角川書店)▽伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』(新潮社)▽楡周平『陪審法廷』
(講談社)
BSじゃぁなくても4/30NHKここまで放送してくれた。
これじゃぁ受信料を払わなくてはならない。
2・25円楽師匠突如の引退、異変の真相。
三宅坂国立演芸場。「芝浜」
居合わせた立ち見のお客さんさえ違和感は唱えておられない。万雷の拍手
落語通のブログの方も緞帳がおり、終焉後、次の会場に落語三昧に移動され。
落語界世紀の会見は聞かず仕舞い。
文楽の「勉強してでなおしてきます」なんてなかったわけだから。
ところがその国立の演芸場は円楽引退会見が急遽実施されていたのだ。
NHK4/30夕方18;45分まで「ホリディ−日本」
老いと戦う三遊亭円楽師匠のさいごの高座となった2・25国立演芸場。
カメラは楽屋裏の全てをテレビ画像に映し出した、
美学を追求する円楽師匠が良くぞここまで許したものである。
涙はとどめもなく止まらない。
宮崎落語会に何度おいでいただいたことか。
「1年以上のブランクがあったですもの。」
「演じながらでいいじゃないですか」
やさしくも慰留を促す広報役の楽太郎師。
「どう背中を押してやるかですよ、生意気を言わしてもらえれば・・・」
円窓の顔も見える。円弥の顔がないのは寂しい。
引退宣言後も稽古をつけてもらう円橘・・年取ったナァ〜
全員を集めての引退宣言
「師匠はどうあっても師匠ですから・・」さすがの楽太郎師にも明るさがない。
円楽師匠最後の高座を立教の才女アナ磯野佑子がたんたんと時間を進めていた。
ブログから同感で掲載。
談志師匠==>「芝浜」「二階ぞめき」「野ざらし」「居残り佐平次」
志ん朝師匠=>「二番煎じ」「火焔太鼓」「三枚起請」「お若伊之助」
小朝師匠==>「稽古屋」「池田屋」「片棒」
小三治師匠=>「備前徳利」「宿屋の富」
志の輔師匠=>「千両みかん」
志らく師匠=>「子別れ」
これを昭和の名人達でみると、
文楽師匠==>「明烏」「船徳」「よかちょろ」「富久」「素人鰻」「寝床」酢豆腐」「厩火事」「締込み」「愛宕山」
・・・・・ と、きりがない。
志ん生師匠=>「火焔太鼓」「井戸の茶碗」「風呂敷」「中村仲蔵」「淀五朗」「唐茄子屋政談」「盆々歌」「吉原奇談」
「江島屋」「五人まわし」
志ん生がうなっている「大杖」などもいい。
八代目 春風亭柳枝・・・実はこの師匠の高座を知らない。レコ−ドで聞いた限りで情けない。
円窓、円弥を残してくれてたので分かろうというものだ。円生の芸とは違う。
甲府い ずっこけ 花色木綿 高砂や 花筏 搗屋分限
太平洋高気圧圏内かシベリア高気圧圏内かで夏冬を雑多にわける。
昨日の昼は晴れで28度近くになっている。
夕方からは雨で夜半は強風を伴っての雨。これが冷たい。
太平洋からの吹き込み出なく大陸からのようだ。
異常気象は局地的突発性を帯びて発するようだ。
今日は暑い。風があるゆえ体感温度はそうないが建物の中は冷房がいっている。
ようやく文学賞作品を読んでみようかという気になった。
テイ・エッジの受賞者は長期のお客さんになろうがそう旨くは問屋がおろすまいて。。
人生もわからぬ10代で書かれた小説なんぞに老い先短き老人が
貴重なる時間がつぶせるかい!の気概だ。
女性の芥川賞選考委員が史上初めて、9人中、4人となる。
小川洋子(45)、川上弘美(49)が加わって高樹のぶ子、山田詠美の面々。
助平ベ〜根性からではない。
葉室麟(56)、第14回松本清張賞(日本文学振興会主催)を受賞した
「銀漢の賦」である。
お話は江戸中期。主君との確執で脱藩を選んだ家老とそれを手だ好ける旧友二人が藩境の峠を目指す歴史小説。
浦上玉堂の山水画「「凍雲篩雪(とううんしせつ)図」は川端康成の愛蔵品としてしられる
描かれた山に不安感や厳しさを感じた
山を越えおきてを破り幕末なら勇んで挑戦できたことも時代が早かった。
虚構でしか真実には迫れないと浦上玉堂の半生に似た小説の手法をとったのか。
福岡久留米在住だが三崎亜紀、古処誠二の若手の台頭に励まされたと謙虚。
次回作品「実朝の首」
日本文学振興会は25日、芥川賞・直木賞の選考委員に新たに3人を加えると発表した。直木賞には浅田次郎さん(55)が加わり、芥川賞に小川洋子(45)、川上弘美(49)3人の人気作家が選考会に新風を吹き込みそうだ。
松本清張には黒地の絵なる短編の傑作がある。
その独創性と人の内在するエネルギ−に標準を当てたところから巨匠たちが映画化を目論んだ。
しかし実現しなかった。理由は諸々ある。
松竹は12億円の制作費を組んでいた。
背景も場所も事件も実在した。
舞台は小倉刑務所
今はない。医療刑務所として新設され改廃された。、
その場所には受刑者でも医療処置がいる人のみが収監されてる施設に代わっている。
旧たてものも暫時建て替えられ桜をはじめとする大樹が面影をとどめているのみ。
付近も様変わりし、自衛隊駐屯地、分譲一般団地が隣接、住宅混住地となっている。
近くには宮崎串間の人・田中真一郎学長だった北九州経済大学もある。
ストリ−はこうだ。
1950年城野キャンプ地から250人の黒人が暴徒化した。
原因は祭りの祇園太鼓に刺激されてのことであった。
ここに人権のネックが惹起した。
始末記を美術の森田郷平が書き残している。
1978年ニュ−ヨ−クに3人が話をしている。
松本清張、黒澤明、野村芳太郎
シナリオだけが黒澤であったはずだが、監督もすると譲らない。
野村にしてみれば助監督ですでに手助けしているので譲れない。
この時期描き方によってはデリケ−トな部分があった。
黒人人種の人権が世界的に叫ばれた時期に重なっていた。政治的背景。
ついに頓挫
惜しきことである。
名月赤木山、赤木の山の別れの場面の短編。入札
西南戦争のときの贋札、西郷札
0の焦点や砂の器・・日本国籍を捨てざる得ない球形の荒野
昭和史発掘は真剣に呼んでなく部分部分の拾い読み。
多忙すぎるときに取り組んだのがいけなかった。
三島賞の選考委員は島田雅彦、高樹のぶ子、筒井康隆、福田和也、宮本輝
山本賞は浅田次郎、北村薫、小池真理子、重松清、篠田節子
第20回三島由紀夫賞・山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)の候補作が発表された。
選考会は5月15日、東京・虎ノ門のホテルオークラで開かれる。
候補作は以下の通り
【三島賞】西川美和『ゆれる』(ポプラ社)▽本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮社)▽柴崎友香『また会う日まで
』(河出書房新社)▽いしいしんじ『みずうみ』(同)▽佐藤友哉『1000の小説とバックベアード』(新潮社)
【山本賞】恒川光太郎『雷の季節の終わりに』(角川書店)▽恩田陸『中庭の出来事』(新潮社)▽森見登美彦
『夜は短し歩けよ乙女』(角川書店)▽伊坂幸太郎『フィッシュストーリー』(新潮社)▽楡周平『陪審法廷』
(講談社)
BSじゃぁなくても4/30NHKここまで放送してくれた。
これじゃぁ受信料を払わなくてはならない。
2・25円楽師匠突如の引退、異変の真相。
三宅坂国立演芸場。「芝浜」
居合わせた立ち見のお客さんさえ違和感は唱えておられない。万雷の拍手
落語通のブログの方も緞帳がおり、終焉後、次の会場に落語三昧に移動され。
落語界世紀の会見は聞かず仕舞い。
文楽の「勉強してでなおしてきます」なんてなかったわけだから。
ところがその国立の演芸場は円楽引退会見が急遽実施されていたのだ。
NHK4/30夕方18;45分まで「ホリディ−日本」
老いと戦う三遊亭円楽師匠のさいごの高座となった2・25国立演芸場。
カメラは楽屋裏の全てをテレビ画像に映し出した、
美学を追求する円楽師匠が良くぞここまで許したものである。
涙はとどめもなく止まらない。
宮崎落語会に何度おいでいただいたことか。
「1年以上のブランクがあったですもの。」
「演じながらでいいじゃないですか」
やさしくも慰留を促す広報役の楽太郎師。
「どう背中を押してやるかですよ、生意気を言わしてもらえれば・・・」
円窓の顔も見える。円弥の顔がないのは寂しい。
引退宣言後も稽古をつけてもらう円橘・・年取ったナァ〜
全員を集めての引退宣言
「師匠はどうあっても師匠ですから・・」さすがの楽太郎師にも明るさがない。
円楽師匠最後の高座を立教の才女アナ磯野佑子がたんたんと時間を進めていた。
ブログから同感で掲載。
談志師匠==>「芝浜」「二階ぞめき」「野ざらし」「居残り佐平次」
志ん朝師匠=>「二番煎じ」「火焔太鼓」「三枚起請」「お若伊之助」
小朝師匠==>「稽古屋」「池田屋」「片棒」
小三治師匠=>「備前徳利」「宿屋の富」
志の輔師匠=>「千両みかん」
志らく師匠=>「子別れ」
これを昭和の名人達でみると、
文楽師匠==>「明烏」「船徳」「よかちょろ」「富久」「素人鰻」「寝床」酢豆腐」「厩火事」「締込み」「愛宕山」
・・・・・ と、きりがない。
志ん生師匠=>「火焔太鼓」「井戸の茶碗」「風呂敷」「中村仲蔵」「淀五朗」「唐茄子屋政談」「盆々歌」「吉原奇談」
「江島屋」「五人まわし」
志ん生がうなっている「大杖」などもいい。
八代目 春風亭柳枝・・・実はこの師匠の高座を知らない。レコ−ドで聞いた限りで情けない。
円窓、円弥を残してくれてたので分かろうというものだ。円生の芸とは違う。
甲府い ずっこけ 花色木綿 高砂や 花筏 搗屋分限