総資本の逆鱗に触れた「ホリエモン」
2005年2月20日アクセス・カウンタ−が気になりますか。?
100の質問プロ−フィ−ルを書こうとしてたら出ていた。
私のアクセス・カウンターは検索でのヒットが大半でわざわざのアクセスはそうない。老人の戯言に誰が付き合いましょうぞ!
よってアクセス対策で増やそうとするならマスコミ用語についていくことである。或いはセックス記事を話題にするかである。
「ホリエモン」が若者のキ−ワードのようである。
ノーネクタイで通し、独身で、馬主で果敢なる挑戦は金で買えないものはない!と実にかっこいい。
実態はどうだか。高値で公開益を手にし、今回のマスコミへの進出。しかしながら、狙いが甘いわ〜ほかの報道機関ならいざ知らず、
政治を仕切っている森元総理を含めこんなに躍起になってなかったものを。逆鱗に触れた。
政治が動き証券業法の改正の異常なるスピードでその深刻さがわかろうというものよ。
作戦参謀がいないのではないのか。
ニッポン放送はその設立趣旨から異色企業。
ザ・ニッポンである。
近年は「新しい歴史教科書」を提唱し一衣帯水の国々とのトラブリ・メーカーであるのはなぜか。
いまだにその設立趣旨を貫き通うとしている。
ニッポン放送はもともと財界のマスコミ対策として設立され、当時財界の「青年将校」と呼ばれた経団連専務理事の鹿内信隆が実務の中心となって開局したラジオ局である。
その後、テレビ免許申請を巡って各方面と競合するが、鹿内は同じ財界系であった文化放送の水野成夫社長と協議して改めて共同で免許を申請した。
これが現在のフジテレビジョンである。
ニッポン放送は文化放送と共にフジテレビへ資本と人材を送り込んで開局させた。まさにフジテレビの生みの親である。
このフジテレビ開局と前後して、産経新聞社を水野が引き受ける事となり、鹿内も役員に就任した。
水野が仕事の中心を産経に移すと、鹿内は後を受けるかの如くフジに主軸を移した。
1968年水野は産経新聞社の経営に失敗して体調が悪化
。鹿内が支配、水野に替わってフジサンケイグループの舵取りをする事となる。
水野成夫 は戦前は日本共産党の幹部たる中央委員。投獄され、転向した。
労働組合つぶしで名をはせた「三田村労研」の三田村四郎、共産党委員長を務めた佐野学、戦後早大教授になる鍋山貞親、右翼の重鎮になる田中清玄らとともに、戦前の共産党弾圧に際して特高警察の拷問に屈して転向、大量転向、共産党の破壊に走った裏切りの血を持つ。
読売のドンであった渡辺恒雄も共産党員でその人生帰線は水野に酷似。読売に即入社と、遠回りしただけである。
渡辺は、三田村から活動資金5千円を預かり、ネコババして戦前に共産党を抜けた。、
水野成夫はのち、軍部に取り入り、軍用製紙工場の払い下げなどの手厚い援助を受け、国策パルプを設立。
93年に十條製紙と山陽国策パルプとが合併してできた現在の日本製紙である。
文化放送社長としては、娯楽番組中心の編成、良心的ドラマ番組、探訪番組の打ち切り、保守財界人の宣伝、政府批判番組の禁止、反対者の配転、組合潰しなどをすすめ、「財界のマスコミ対策のチャンピオン」と称せられる。
戦争翼賛に対する反省から、毎日、朝日、読売などの大手全国紙が権力に対する追及も辞さない姿勢を示すなかで、財界による「はっきりした保守新聞」の要望があった。
フジテレビと文化放送の社長だった水野が全国紙となった産経新聞を手中に収めることにより、テレビ、ラジオ、新聞が連携した、巨大メディアを財界の御用メディアにすることが出来たのである。
首相池田の国会施政方針演説。
「新聞、ラジオ、テレビ等は、家庭、学校、社会の三つを通じ、人つくりの環境を整える最も強力な手段となりつつあります
。最近におけるテレビの普及は、このことを決定的にしたものといっても過言ではありません。私は、これら言論機関の
責任者が社会教育の先達者であるとの誇りと責任を持って、人つくりに一そうの力を尽くされるよう期待するものであります
。」(1963.1.23)
鹿内はカセットテープの普及に着目してニッポン放送サービスを設立。
音楽テープを販売し、のちにビデオソフトにも進出。
レコード会社・キャニオンレコードを設立して音楽業界に進出
。これらは現在のポニーキャニオンとなり、有力な子会社としてニッポン放送の屋台骨を支えた。
27日発売の「週刊文春」で、かつてフジサンケイグループを支配した鹿内一族の近況が報じらてる。
85年には長男・春雄氏が後を継いたが、わずか3年後にゴルフ場で急死。
信隆氏の次女の夫で興銀行員であった宏明氏が 信隆の婿養子に入り、三代目を襲名。
だが、その独裁的な経営手法に耐えかねた羽佐間重彰や 日枝久が先頭に立ち、92年宏明は産経新聞会長・グループ会議議長を解任され、グループを追放された。
それから12年半。クーデターの旗振り役、日枝久がフジサンケイグループを事実上支配している。
そして今月4日、宏明氏夫妻は所有していたニッポン放送株のほぼ全てをついに手放した。
同誌の試算では、売却益は百数十億円。宏明一家は、昨年春頃から活動拠点をロンドンに移していると、同誌は報じている。
一方、同誌によると故・春雄の「悲劇の未亡人」、元NHKアナの美津子が昨年田園調布の豪邸を手放した模様だ。
”鹿内家の内情に詳しい人物”は「バブル期は10億とも20億ともいわれた豪邸を5億円程度で売却し、それでもなお借金が相当残っているだろう、」と話す。
春雄が美津子との結婚前に前妻との間でもうけたA君は、信隆夫人の英子に育てられたという。
誘拐を恐れた英子夫人は当時10歳だったA君を箱根・彫刻の森美術館の敷地内にある鹿内邸に連れていき、何年も小学校に通わせなかったという。
現在東京の私大二部に箱根から新幹線のグリーン車で通っているA君を、日枝氏側近がフォローしているという。
日枝が「春雄は善、宏明は悪」という大義名分でクーデターを行ったことによるものだ、と同誌は報じ、「A君は産経新聞に入社が決まっているらしい」というフジテレビ関係者の話を紹介している。
ニッポン放送株の取得を巡って世間を賑わせているライブドアが、今回の一連の動きに絡み、今度はフリーペーパーの発刊を検討している。
サンケイグループの産経新聞への経営関与にも色気を持っており、かねてから準備を進めている日刊の経済新聞発刊計画の足がかりにしたい考えと言う。
ちなみにフリーペーパーの先にある、ライブドアによる日刊の経済新聞は「東京経済新聞」という名称になることがすでに決定していて(商標登録済み)、当初は昨年中に発刊に漕ぎ着ける計画だったと言われている。
先日のAERAでのインタビューでは「東京経済新聞」の計画に触れており、「市場が独占状態だからこそ、参入の余地がある。日経と同じロゴでそっくりな題字を作りますよ。見分けのつかない人がかなり買ってくれるでしょう」
ホリエモンたる堀江貴文の「日経新聞の牙城を崩す」という野望の実現をめざす事は成功するのかどうか。どのような紙面になるのか、フリーペーパーの発刊が待ち遠しい
こうなってくると、筆頭株主たる村上世彰が代表の「M&Aコンサルティング(俗に村上ファンド)」 (16.6%) 、の動きが天下分け目を制する。
関が原における、秀吉の甥っ子小早川秀秋である。
危うし!ホリエモン!
http://blog.with2.net/link.php/34016
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私のアクセス・カウンターは検索でのヒットが大半でわざわざのアクセスはそうない。老人の戯言に誰が付き合いましょうぞ!
よってアクセス対策で増やそうとするならマスコミ用語についていくことである。或いはセックス記事を話題にするかである。
「ホリエモン」が若者のキ−ワードのようである。
ノーネクタイで通し、独身で、馬主で果敢なる挑戦は金で買えないものはない!と実にかっこいい。
実態はどうだか。高値で公開益を手にし、今回のマスコミへの進出。しかしながら、狙いが甘いわ〜ほかの報道機関ならいざ知らず、
政治を仕切っている森元総理を含めこんなに躍起になってなかったものを。逆鱗に触れた。
政治が動き証券業法の改正の異常なるスピードでその深刻さがわかろうというものよ。
作戦参謀がいないのではないのか。
ニッポン放送はその設立趣旨から異色企業。
ザ・ニッポンである。
近年は「新しい歴史教科書」を提唱し一衣帯水の国々とのトラブリ・メーカーであるのはなぜか。
いまだにその設立趣旨を貫き通うとしている。
ニッポン放送はもともと財界のマスコミ対策として設立され、当時財界の「青年将校」と呼ばれた経団連専務理事の鹿内信隆が実務の中心となって開局したラジオ局である。
その後、テレビ免許申請を巡って各方面と競合するが、鹿内は同じ財界系であった文化放送の水野成夫社長と協議して改めて共同で免許を申請した。
これが現在のフジテレビジョンである。
ニッポン放送は文化放送と共にフジテレビへ資本と人材を送り込んで開局させた。まさにフジテレビの生みの親である。
このフジテレビ開局と前後して、産経新聞社を水野が引き受ける事となり、鹿内も役員に就任した。
水野が仕事の中心を産経に移すと、鹿内は後を受けるかの如くフジに主軸を移した。
1968年水野は産経新聞社の経営に失敗して体調が悪化
。鹿内が支配、水野に替わってフジサンケイグループの舵取りをする事となる。
水野成夫 は戦前は日本共産党の幹部たる中央委員。投獄され、転向した。
労働組合つぶしで名をはせた「三田村労研」の三田村四郎、共産党委員長を務めた佐野学、戦後早大教授になる鍋山貞親、右翼の重鎮になる田中清玄らとともに、戦前の共産党弾圧に際して特高警察の拷問に屈して転向、大量転向、共産党の破壊に走った裏切りの血を持つ。
読売のドンであった渡辺恒雄も共産党員でその人生帰線は水野に酷似。読売に即入社と、遠回りしただけである。
渡辺は、三田村から活動資金5千円を預かり、ネコババして戦前に共産党を抜けた。、
水野成夫はのち、軍部に取り入り、軍用製紙工場の払い下げなどの手厚い援助を受け、国策パルプを設立。
93年に十條製紙と山陽国策パルプとが合併してできた現在の日本製紙である。
文化放送社長としては、娯楽番組中心の編成、良心的ドラマ番組、探訪番組の打ち切り、保守財界人の宣伝、政府批判番組の禁止、反対者の配転、組合潰しなどをすすめ、「財界のマスコミ対策のチャンピオン」と称せられる。
戦争翼賛に対する反省から、毎日、朝日、読売などの大手全国紙が権力に対する追及も辞さない姿勢を示すなかで、財界による「はっきりした保守新聞」の要望があった。
フジテレビと文化放送の社長だった水野が全国紙となった産経新聞を手中に収めることにより、テレビ、ラジオ、新聞が連携した、巨大メディアを財界の御用メディアにすることが出来たのである。
首相池田の国会施政方針演説。
「新聞、ラジオ、テレビ等は、家庭、学校、社会の三つを通じ、人つくりの環境を整える最も強力な手段となりつつあります
。最近におけるテレビの普及は、このことを決定的にしたものといっても過言ではありません。私は、これら言論機関の
責任者が社会教育の先達者であるとの誇りと責任を持って、人つくりに一そうの力を尽くされるよう期待するものであります
。」(1963.1.23)
鹿内はカセットテープの普及に着目してニッポン放送サービスを設立。
音楽テープを販売し、のちにビデオソフトにも進出。
レコード会社・キャニオンレコードを設立して音楽業界に進出
。これらは現在のポニーキャニオンとなり、有力な子会社としてニッポン放送の屋台骨を支えた。
27日発売の「週刊文春」で、かつてフジサンケイグループを支配した鹿内一族の近況が報じらてる。
85年には長男・春雄氏が後を継いたが、わずか3年後にゴルフ場で急死。
信隆氏の次女の夫で興銀行員であった宏明氏が 信隆の婿養子に入り、三代目を襲名。
だが、その独裁的な経営手法に耐えかねた羽佐間重彰や 日枝久が先頭に立ち、92年宏明は産経新聞会長・グループ会議議長を解任され、グループを追放された。
それから12年半。クーデターの旗振り役、日枝久がフジサンケイグループを事実上支配している。
そして今月4日、宏明氏夫妻は所有していたニッポン放送株のほぼ全てをついに手放した。
同誌の試算では、売却益は百数十億円。宏明一家は、昨年春頃から活動拠点をロンドンに移していると、同誌は報じている。
一方、同誌によると故・春雄の「悲劇の未亡人」、元NHKアナの美津子が昨年田園調布の豪邸を手放した模様だ。
”鹿内家の内情に詳しい人物”は「バブル期は10億とも20億ともいわれた豪邸を5億円程度で売却し、それでもなお借金が相当残っているだろう、」と話す。
春雄が美津子との結婚前に前妻との間でもうけたA君は、信隆夫人の英子に育てられたという。
誘拐を恐れた英子夫人は当時10歳だったA君を箱根・彫刻の森美術館の敷地内にある鹿内邸に連れていき、何年も小学校に通わせなかったという。
現在東京の私大二部に箱根から新幹線のグリーン車で通っているA君を、日枝氏側近がフォローしているという。
日枝が「春雄は善、宏明は悪」という大義名分でクーデターを行ったことによるものだ、と同誌は報じ、「A君は産経新聞に入社が決まっているらしい」というフジテレビ関係者の話を紹介している。
ニッポン放送株の取得を巡って世間を賑わせているライブドアが、今回の一連の動きに絡み、今度はフリーペーパーの発刊を検討している。
サンケイグループの産経新聞への経営関与にも色気を持っており、かねてから準備を進めている日刊の経済新聞発刊計画の足がかりにしたい考えと言う。
ちなみにフリーペーパーの先にある、ライブドアによる日刊の経済新聞は「東京経済新聞」という名称になることがすでに決定していて(商標登録済み)、当初は昨年中に発刊に漕ぎ着ける計画だったと言われている。
先日のAERAでのインタビューでは「東京経済新聞」の計画に触れており、「市場が独占状態だからこそ、参入の余地がある。日経と同じロゴでそっくりな題字を作りますよ。見分けのつかない人がかなり買ってくれるでしょう」
ホリエモンたる堀江貴文の「日経新聞の牙城を崩す」という野望の実現をめざす事は成功するのかどうか。どのような紙面になるのか、フリーペーパーの発刊が待ち遠しい
こうなってくると、筆頭株主たる村上世彰が代表の「M&Aコンサルティング(俗に村上ファンド)」 (16.6%) 、の動きが天下分け目を制する。
関が原における、秀吉の甥っ子小早川秀秋である。
危うし!ホリエモン!
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