<原発ゼロ目標後退>憤る市民、被災地 「全くひどい」
毎日新聞 9月19日(水)13時41分配信http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120919-00000047-mai-pol
 「国民をばかにしているのか」--。2030年代に原発稼働ゼロを目指すとした「革新的エネルギー・環境戦略」を政府が決定してわずか5日。この戦略の閣議決定が見送られたことに、原発に反対してきた市民や東京電力福島第1原発事故の被災地の首長らから怒りの声が噴出した。
日本国内のプルトニウム保管量                                           平成23年9月20日・内閣府:原子力政策担当室
我が国のプルトニウム管理状況
●平成6年より毎年管理状況を公表してきている
 全ての原子力活動をIAEA(国際原理力機関)の保障措置の下に置いている。
●平成22年末現在における「分離プルト二ウムの管理状況」は重量を㎏単位で表示してある
●国内に保管中の分離プルトニウムとは、再処理施設で分離されて、原子炉に装荷されるまでの状態 のプルト二ウムを指し、次のものが含まれる。
 ①再処理施設 :分離・精製工程中の硝酸プルトニウム、混合転換工程中や貯蔵容器に貯蔵されて いる酸化プルトニウム
 ②燃料加工施設 :原料として貯蔵されている酸化プルト二ウム、試験及び加工段階にあるプルト二  ウム、新燃料製品
 ③原子炉施設等: 常陽、もんじゅ及び実用発電炉において研究用に保管されているプルト二ウム及  び大学・研究機関の研究開発施設において研究用に保管されているプルト二ウム及び臨界実験装  置用燃料。 
*実用発電炉とは:原子力発電所の原子炉のこと(東京電力・中部電力・関西電力・四国電力・九州  電力保有)
 *「海外に保管中の分離プルトニウムとは、日本国内の電気事業者が英仏に再処理を委託し、既に  分離されてはいるが、まだ日本に返還されていないものを指す。
  これらは原則として、海外で混合酸化物MОX燃料に加工され、我が国の軽水炉で利用されること  となっている。

   施 設 名         保管プルトニウム・ 装荷プルトニウム・ うち、核分裂性Pu
日本原子力研究開発機構:常陽   134kg      -           98kg      
               もんじゅ   31kg       210㎏      192kg
東京電力(株)  :  福島第一    -        210kg       143kg     
         : 柏崎刈羽原発   205kg     -          138kg
中部電力 :浜岡原子力発電所    213kg      -         145kg   
関西電力:高浜原発3号・4号炉    184kg     368kg       331kg
四国電力 :伊方発電所3号機     198kg     633㎏       572kg   
九州電力:玄海原発3号機       801kg      -          516kg
その他研究開発施設    :     444kg      -         385kg   



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我が国のプルトニウム管理状況(2009年~) 単位:kg   発表時期 2011年9月20日
対象期間 2009年末 2010年末
国内 全Pu 10,063 9,936
核分裂性Pu 6,871 6,730
英国 全Pu 16,879 17,055
核分裂性Pu 11,531 11,643
仏国 全Pu 19,318 17,970
核分裂性Pu 12,599 11,730
海外合計 全Pu 36,196 35,025
核分裂性Pu 24,130 23,373
保有合計 全Pu 46,259 44,961
核分裂性Pu 31,001 30,103
これまで日本政府は、海外保管のプルトニウムに間して
核分裂性のものだけを示していたが、2011年の発表では
やっとすべての同位体の全量を示した。



原 子 炉
一般的な商用原子炉である軽水炉から得られたプルトニウムは少なくとも20 %の 240Pu を含
でおり、原子炉級プルトニウムと呼ばれる。

原子炉級プルトニウムでも核兵器の製造は可能であるという主張もあるが、不安定な原子炉級プルトニウムでは爆発装置の製造が兵器級プルトニウムに比べて困難であり、兵器としての信頼性にも欠けるため、わざわざ原子炉級プルトニウムで核兵器を作るメリットはほとんどない。

だが、原子炉級プルトニウムを高速増殖炉(日本には、常陽ともんじゅがある)に装填して原子炉の運転をすると、その炉心の周囲にあるブランケットという部分で高純度の兵器級プルトニウムが産出される。これまでに、常陽のブランケットには、239Pu 同位体純度99.36 %のプルトニウムが22 kg、もんじゅのブランケットには、97.5 %のプルトニウムが62 kg含まれている。

これを再処理工場で取り出すだけで原子爆弾30発以上を製造できる量になるとの主張もある
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