3月14日の日記

2012年3月14日 お仕事
福島原発4号機・核燃料プールの現状 いつ何時倒壊するか分からないという危険 http://www.trend-review.net/blog/2012/01/002197.html より転載


福島原発4号機・核燃料プールの現状 いつ何時倒壊するか分からないという危険福島原発事故に関して、1/2に放射性物質(セシウム)の福祉までの降下量が跳ね上がるという事態が起こった。これは、元旦に発生した地震(震度4)の影響だとする説が有力のようだ。(既に田畑や山に飛散していたセシウムが、再び飛散し凝縮されたとする説もある)
 
 
 http://nekohamiteiru.blog50.fc2.com/blog-date-20120106.html
 
実態は、どうなっているのか?
 
 
福島でのセシウム降下量のデータは、1/3以降は落ち着いており再び上がる様子もない。また東京でのセシウム降下量データでも未検出とされているので、現在のところは今すぐ避難しなければならない、という事態ではないらしい。
 
1/2にセシウムの降下量が上昇した理由としては、やはり元旦の地震の影響が強いだろう。その場合、最も可能性が高いのが『4号機の使用済み核燃料プール』だということになる。
 
 
 http://www.stop-hamaoka.com/kaisetu/pool.html
 
使用済み核燃料プールは、使用し終わった核燃料をプールに入れて冷却している場所だが、原子炉の上の方にある。つまり、放射能を閉じ込める防壁が何もない場所にある。
そして、4号機の核燃料プールには、原子炉に通常入っている燃料の2~3倍の燃料が貯まっている。
 
 

ところで、4号機は水素爆発を起こしたことで知られているが、現在はこんな状態になっている。建屋が壊れて見えている部分の下の方に青いフェンスが張り巡らされていて、その上の緑色の小さい機械類があって、その上にあるのが核燃料プール。プールは外気に対してむき出し状態になっている。
 
 

この核燃料プールでは高温の使用済み核燃料を冷却しているため、常時湯気が立っているようだ。
 
 
ところで、4号機の水素爆発では、原子炉建屋の外側が吹っ飛んだだけでなく、使用済み燃料プールを支えていた建屋の部分まで吹っ飛んでいる。もちろん鉄骨で補強する工事を行われているが、余りにも酷い作業環境で、十分な補強工事はまだ行われていないと言われている。



 
 
元旦の地震によって、使用済み核燃料プールが傾いて、(放射性物質を含んだ)冷却水の一部がこぼれた結果、1/2にセシウムの降下量が上がった可能性が高い。
但し、一旦福島のセシウム降下量が落ち着いているところから見て、今すぐの避難は必要ないと思われる。だから、4号機が急激に危険な状態になった訳ではなさそうだ。
 
但し、震度5以上の地震が起こった場合には、核燃料プールが崩落し、核燃料ごと落下することになる。この場合、核燃料は冷却されないまま剥き出しの状態のまま「燃料溶融」が進み、放射性物質が拡散し続けることになる。
 
核燃料プールの崩壊が起こらなくても、地震によって冷却系統の配管が破損し、循環冷却システムが機能しなくなると、プール内の燃料棒が溶け出して、プールの底を溶け落とし、核燃料ごと下に落ちることになる。
 
※実は海外では311直後から、原子炉内の核燃料よりも、使用済み核燃料プールの危険性が指摘され続けていた。
 
※建屋が吹っ飛んでいるので、水素が蓄積することによって起こる水素爆発は起こらないだろう。
 
 
 
4号機の使用済み燃料プールの核燃料が溶けるという事態は、奇しくも政府が「最悪シナリオ」として想定していたものだ。
 


この場合、同原発から170km圏内は強制移住、250km圏内は避難対象となる。
 
元旦の地震での被害は大したことが無かったようだが、
日本人は、このいつ起きるとも分からない地震によって、放射性物質が東日本全域から関西まで拡散する危険と、今後、何十年も直面し続けることになる。
 
※4号機の核燃料プールからの使用済み核燃料の引き揚げは2013年に着手予定とされている。
 
※4号機から引き上げられた使用済み核燃料は、共用プールに入れられるだけなので、大地震による放射性物質拡散の危険は、ましになるというだけで無くなる訳ではない。
 
 
フクイチ4号機、もしもの緊急避難時の手引書 
 
<画像及び現状分析は、こちらから引用させて頂きました>
福島第一原発4号機燃料プールの現状について、ド素人にもわかること
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http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/54347489.html より転載

小出裕章:4号機燃料プールが崩壊すれば日本は"おしまい"です
消えていない福島原発「最悪シナリオ」4号機水抜けで東京アウト
2012/3/ 8 10:05

福島第一原発事故で懸念された最悪シナリオのひとつに、4号機の燃料プール問題があった。野ざらし状態で冷却できなくなった燃料プールの使用済み核燃料が溶け、膨大な放射性物質が出てくるといったものだった。

原発再稼働論がかしましいなか、危機感を露わにするテレビ朝日社員コメンテイター兼リポーターの玉川徹は、小出裕章・京都大学原子炉実験所助教にインタビューし、原発の危険性を視聴者にリマインドしてくれた。

野ざらしの燃料プールにヒビ入っただけで…
事故当初にくらべれば、一定の電気や水(循環)ができている――とはいえ、小出氏によれば、4号機プールの根本的な状況に変わりはない。地震などで建物やプールが壊れ、水が抜けて燃料が冷やせなくなれば、今よりも破局的な事態になるのだ。

そうならないためには、一刻も早く燃料をプールから取り出すべきだが、本来の移動装置は壊れ、プール内にはおそらくがれきが散乱している。作業は水中で巨大な容器に入れ移すといったおおがかりなもので、年単位の時間が必要になる。

東京電力の工程表では、取り出し作業に入れるのは来年12月(2013年)以降だという。「それまでにプールにヒビでも入って水が抜けちゃったら、東京まで含めてアウトです」(玉川)
http://www.j-cast.com/tv/2012/03/08124733.html


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