写真一枚入手出来ずしてて恥ずかしくないのか。
よくも洪水の如くの「北」朝鮮のニュースばかり時間を割くものだ。
28日のNHKニュース9は、北朝鮮情勢の報道に20分もの時間をあてた。
軍事なくして経済無し。
テレビ一台作れない産業構造の軍需産業傾斜の産軍複合体経済にある宗主国は大喜びである。
いわんやこの国の独占的軍需産業の基幹スリーダイヤは。

英国の防衛シンクタンクのIISSが主催している機関がある。
シャングリラ・ダイアローグと言う。
欧米アジアの防衛政策担当者を集めて毎年6月にシンガポールで開催されている。
北澤俊美防衛大臣も参加している。

IISSのジュネーブでの年次総会では、
ヘンリー・キッシンジャー元国務長官
ジェイムズ・スタインバーグ国務副長官
二人のビルダーバーガーたちがアメリカの今後の国家戦略について話した。

 スタンバーグ米国務副長官は中国との「戦略的信頼関係の構築」の重要性を強調
、「米国にとって中国との二国間関係ほど重要なものはない」
同席したキッシンジャーもも中国との関係強化を強調している。

 ところが戦略環境としてはアメリカは対中融和という相互依存利益の追求と同時に、
リアリズムの観点から中国封じ込めということも視野に入れている。

先日アーミテージが日本に飛んできたが、仙谷新政権にその方針を伝えるためであろう。
嫌米、眉中国政治家の政権内からの追放。
前原外務大臣、小沢系列政治家廃除の背景はコレに尽きる。
安全保障サークルは裏で全部繋がっている。
 IISSの年次総会のニュースは日本では報じられていない。

学問道場で教えていただいた。

 防衛ロビイストで対日ロビイストとしてはかねてジョン・カーボウというコワモテの人物がいた。
80年代に活躍した人物で、寺島実郎のようなリベラルな論客とも繋がりがあった。
それのカウンターパートをしてきたのが守屋事件で名前が挙がった秋山直記
秋山はミサイル防衛などを推進するロビイ団体「日米平和・文化交流協会」(日米安全保障戦略会議の主催団体)の理事長。
参議院の議事録(平成20年1月8日)から引用する。

○浅尾慶一郎君 ミサイル防衛については、当然ですけど米国の方がその発祥のところでありまして、米国の方に先ほどの毒ガス処理と同じように知見が集積をしていると。
秋山参考人が米国の方々と、何というんですかね、交流を持つきっかけを多分つくったんではないかと言われておりますジョン・カーボさんという方はどういう方でいらっしゃいますか。
○参考人(秋山直紀君) 簡単に申し上げます。
 まず、ジョン・カーボー氏は途中で知り合った者で、知り合った方でございます。私がアメリカというものを意識するようになったのは、先ほど申し上げた七三年にフレデリック・ワイズマン氏とお会いしてからのことでございます。ジョン・カーボーさんは、その関係者のスカラーシップをもらっていた人が勤めていたということで知り合っております。

○浅尾慶一郎君 フレデリック・ワイズマンという方は、しかし防衛関係ではございませんですよね。ジョン・カーボさんというのは防衛関係のロビイストという理解でよろしいですね。
○参考人(秋山直紀君) 防衛ということに限定されて言われては非常に困るんですよね。私は、日米の全体の交流を促進したいということで一生懸命やってきたという自負はございます。

○浅尾慶一郎君 済みません、私の質問が分かりにくかったかもしれませんが、ジョン・カーボ氏の専門分野は防衛にどちらかというと特化されたロビイストであり、フレデリック・ワイズマンさんというのはビジネスマンでトヨタのディーラーさんだったというふうに理解していますが、そういう理解でよろしいですか。
○参考人(秋山直紀君) ワイズマンさんというのは非常に、トヨタだけではございません、非常に幅広く日本でも有名な企業を一杯所有しているというか、パートナーでございます。
 それから、ジョン・カーボー氏が防衛ということでございますが、知り合った当時はそういう、知り合った当時に防衛関係という概念は持っていません。
 それから、もっと古くから多くの友人がワシントンで活躍している者もおります。
○浅尾慶一郎君 ジョン・カーボ氏はどうなりましたでしょうか。
○参考人(秋山直紀君) たしか二年、一年あるいは二年ほど前に急な病気で亡くなったと聞いております。
第168回国会 外交防衛委員会 第17号平成二十年一月八日(火曜日)


 ところが秋山は民主党長島昭久防衛政務官の師匠でもある、
ジェイムズ・アウアー(元国防総省日本部長、現ヴァンダービルト大学教授、産経「正論」メンバー)のカウンターパートにもなっていた。
この件は秋山事件の時に、マスコミが秋山、額賀防衛庁長官とアウアーが都内の料亭で会食していたと報じられた

アウアーはワシントンDCで開かれた、カート・キャンベル国務次官補が創立者である新安全保障機構(CNAS)の
日米同盟シンポにも出席していた
長島政務官が基調演説を行いシンポジウムに参加したがそのとき聴衆として参加し質問をしていたのを映像で見た。

 アウアーは日米同盟で日本がアメリカに協力するのは当然だとかなり傲慢に産経の「正論」では書き散らしている。
  ロビイストならば、もっと裏人間である可能性も出てくる。
少なくとも日米の人材を交流させるつなぎ屋なのであり、ジェラルド・カーティスとは異なったタイプのフィクサーか。

「佐田正樹」
ジャーナリストの山岡俊介氏のブログ「ストレイドッグ」に次のような記述があった。・・・・・

 秋山直紀被告(脱税容疑で逮捕、公判中)の次なる防衛利権フィクサーとして、
「佐田正樹」なる朝日新聞政治部OBが、「Channel J」なるインターネットTV配信会社を拠点に暗躍し出していることを報告した。
このChannel Jの本社は、三菱自動車系列会社の所有ビルに入居。
また、同社役員には「三菱商事」元副社長が就いている。
それから同社HPを開くと「三菱重工業」と共に三菱商事のバナー広告が目に入るなど、三菱重工業を中心とする三菱グループ会社との関係が散在する。

 だが、「佐田正樹」と三菱重工業との関係はこの程度のものではない。
三菱重工の佃和夫会長と直に繋がっているようなのだ。
、佐田氏が実質、仕切った今年5月のシンポジウム「米国オバマ政権と日本の安全保障政策」には佃会長の側近が登場し、
この8月、「戦争を2度としてはならない」という決意を新たに強くしている者にとっては、信じがたい発言をしていたのだ。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2009/08/post-6c1d.html
・・・・・・・


 この佐田なる人物が所属する「ChannelJ」を調べてみると、いかにも政治的なおつきあいの宣伝を流しますという感じの政治企業
広報チャンネルで、一体誰が見るのかという内容である。
なおこの佐田はもともとはあのマスコミ談合組織の「三宝会」のメンバーである。
反小沢の謀略ジャーナリスト後藤謙次も所属しており、JR東海の葛西敬之というきれい事ではすまない
日米防衛人脈の姿も見え隠れする。
 「チャンネルJ」の取締役会には次のような面々が集っている。 
 代表取締役: 佐田 正樹 常務取締役: 飯嶋 泰大 取締役: 松本 功 取締役: 村松 俊樹 取締役(非常勤): 相原 宏徳 
取締役(非常勤): 井上 智治 監査役: 佐藤 嘉恭 顧問弁護士 : 小竹 耕

社外取締役の相原 宏徳はIISSの評議会(カウンシル)なのである。
現在は相原は外れて、代わりに加藤良三元駐米大使が入っているが、09年までは相原はメンバーだった。
http://www.servinghistory.com/topics/IISS::sub::Council
 相原とはどういう経歴か
「三菱商事から出発して、三菱系の軍事・宇宙・通信関係を渡り歩いてきた人物。
宇宙通信という品川にある衛星通信の会社の会長である」
防衛宇宙産業のキーマン。
シンガポールに本社がある「トランスキュー・テクノロジーズ(現・Transcu)」という企業の取締役会議長
さらには
ブルドックソースやアデランスに買収攻勢を仕掛けた、ハゲタカファンドの「スティール・パートナーズ」のメンバー
面白いところではジブリアニメ「千と千尋の神隠し」の制作陣に加わっている

相原自身、リップルウッドのアドバイザリーボードメンバーであるほか
親米財界人の葛西が率いるJR東海の取締役でもある。 
 そこで三菱商事と言えば思い出されるのは、あの槇原稔(ベン槇原)。
新生銀行取締役などを務め、息子・槙原純はリップルウッド取締役などを務めるパワー・エリート(ロックフェラー系宇宙人)だ。
ベン槇原もそろそろ引退。
世代交代の時期で、おそらくベンの後を継ぐのがこの相原宏徳だろう。
相原が会長をしているトランスキュー社は、美容やナノテクを中心にするバイオ企業。
取締役会名簿を見ていくと、「なんでこんなところに君がいるの?」という人物が出現する。
http://www.transcu.com.sg/transcu_bod.html

 リチャード・アーミテージである。

 ああ、びっくりした。
防衛軍事ロビイストの佐田から新型宇宙人、そして麻薬王アーミテージ。

 このようにして戦争は突然のように起こされていくのだなと分かるネットワークである。
IISSが世界の戦争のスケジュールを決めるのかもしれない。

 暗黒卿仙谷新総理に面談にきたアーミテージの腹の内にはいろいろな思惑がうごめいたわけだ。
米国に次ぐ。
極東を兵器の実験場にするのはやめてもらいたい。 
この国の武器輸出三原則解禁の裏側にはこういう人脈がある

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