先人の知恵は素晴しい。
列島はどこもあったかい日での雨模様。
24節季の穀雨の20日である。

いつも記事を楽しんでいる唯一の新聞ゲンダイにこの国の現状を教えていただいた。
面白い記事が二つある。
丁度このブログが於かれてる情況と同じことの
小沢一郎の戦術の引きつけるだけひきつけて肩透かし。

昼間のみならず深夜も含め監視行動にある頭のいかれキチガイ野郎、猿滑骸骨が最初に読まれるのを嫌い試行錯誤でからかって楽しんでいる。
定時の早朝アップの今日の誕生日の花を書いてからを避けている。
  いいザマである。
<報道陣なぜかガックシ 小沢幹事長地元で大法要>
 小沢幹事長が地元の岩手県奥州市で両親の「しのぶ会」を開催。
一体どれだけの国会議員が東京から駆けつけるか関心が集まっていた
18日予定どうり挙行された。
、・・・報道陣には拍子抜けの法要となった・・・。
  直前まで、小沢ガールズが大挙してやってくるとか、
  民主党議員にとって“踏み絵”になるなどと騒がれた。
  それだけにテレビのワイドショーまで含めた報道陣は会場前で議員の到着を待ち構えていた
  ところが・・・
  岩手県外から来たのは、東祥三議員(東京15区)のみ。
「報道陣はズッコケでした」
 大規模に政治家を集めれば集めたで、「小沢独裁」だの「権威誇示」だのとマスコミに騒がれるのが分かっていたから、参列希望を事務所が断ったらしい。
 時期が時期だけに、正解だった。
テレビ報道がないゆえ誰も気づかないことであろう。

  ただ、これはいただけない。

18日投票の帯広市長選挙である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100419-00000001-mailo-hok
 、新党大地&民主党が推薦した立候補が急遽であった知名度がない米沢則寿候補。
  自民公明の推す政治経歴長き候補に僅差で勝利する。
  帯広は人口18万人の街であの渦中の石川知裕代議士の地元である。
選挙前の帯広市長選は全国的に注目されていたのに報道がない不可思議さ。

小泉竹中政治の残した国家崩壊はあらゆるところに影を落としている
新政権の課題は自民の残した宿題の処理のみで四苦八苦にある。
とりわけ小泉純一郎竹中平蔵の置き土産の政治の痛みは大きく修復不可能にまでになっている。

すさまじい勢いで、
メード・イン・ジャパン
が没落している。とアル。

かつて日本の電機産業は、次々と新しい製品を世界に送り出した
ところがいまや新しいイノベーションを作り出せなくなっている。
ウォークマンが、iPodに負けたのが典型例。
半導体も含めて8~9割の世界シェアを誇った電気製品は、いまや1割、2割になりかけている。
液晶パネルもDVDプレーヤーもカーナビも、だ。
同じ製品を作るだけなら、追いかける後発国の方が有利だ。

実際、日本のパナソニック、ソニーに代わって台頭しているのが、韓国のサムスンやLGである。
尤も実態は外資ではあるが。
これまで日本は、多数の部品を上手にすりあわせて高品質の製品を作ることを得意としてきた。
ところが、デジタル化が進み、部品のモジュール化=一体化が進んだことで、
こうした日本企業の優位性が薄れてしまった。
かろうじて部品が数万点に及ぶ自動車だけが優位性を確保している状態だ。
その代表たるトヨタも15億円の寺銭を払わされることに屈服した
19日ニュースに怒りを感じてる爺目である。
派遣労働や季節工と労働賃金を切り割いての労働分配率を抑えても意味がない。
結果宗主国が上がりを刎ねていく構図にある。

なぜ、メード・イン・ジャパンの没落が加速してしまったのか。
つくずく売国政治家の5年5ヶ月政治を恨む。
やはり、小泉時代にアメリカ型の経営が導入された売国政治に起因する。

「選択と集中」という一見もっともらしい経営手法が流行し企業は儲かる部門に力を集中、
ひたすら内部留保を高め、足りない技術があればM&Aで買収すればいいという発想になった。
経営者は若い技術者を雇い、独自の技術開発をする努力をしなくなってしまった。
過去の遺産を食いつぶした経営者たちは、労務コストを下げるために政府に雇用の規制緩和を求め、
「海外に出ていくぞ」と脅して、ひたすら法人税の減税を要求するようになった。
彼らは短期的な利益を上げて自分が逃げ切ればいいだけなのだ。
国家の未来を見越しての適切なる利益分配の生産構造にないのである。

これまで小泉竹中路線の「構造改革」路線は成長産業を何も生まなかった。
一方、どれほど財政出動しようが、量的金融緩和をしようが、産業そのものが衰退している以上、マクロ政策も効かない。

構造改革もインフレターゲットも、新政権がどんな処方箋を施しても
いまのクスリが効かないから、クスリの量を増やせばいいと言っているだけだ。
もはや小泉竹中時代に横行した既存の経済学は役に立たない。
経済学が見失った産業政策を復活させないかぎり、メード・イン・ジャパンの復活もないだろう。
日刊ゲンダイは金子勝慶大教授のご高説を引きながらこう教えてくれる。
金子慶大教授は言っている。
「コスト削減のために膨大なフリーターが生まれ、どんどん所得の低下が進みました。
この間に増えたのは年収入200万円以下の大量の「ワーキングプア」です。
企業にとっては、人件費削減で、おいしい話だったでしょう。
しかし、年収200万円以下の生活では、自分のことで精一杯です。
「結婚できない、まして子どもを持つことなんてとても無理」
と考えるのは当然でしょう。
結果的に若い世代の婚姻率も出生率も予想を超える勢いで下がっていくという現象が起きています。
貧しい人間はみんな今日を必死で生きていかなきゃいけないから、正義だの公正だのと言ってられない。
だからこそ統治者と呼ばれる人は、本来、社会が変な方向にいかないように考えなければいけないんです。」
しごく名言である。
大河ドタマで人気を博している
坂本龍馬風に言うなら・・・・
 日本を今一度せんたくいたし申候。

マスメディアが国家転覆の日々にあるゆえ真実の情報は限られている。
この世にネットや最新のツィツターがなければこの国はどうなっていたであろう。
新政権はとうに軍隊によらない反革命行動の日々に崩壊していたであろう。
ネットやツィツターのみが真実の情報を伝えて粉骨砕身のブロガーの努力で
新政権はかろうじて守られている。
その中でもドラエモンの活躍は特筆できる。
このニ三日のドラエモンのツィツターを纏めると次のようになる。

「SACO合意破棄棄、普天間基地の地代引き上げ宣言」(松田光世ツイートより04・17(土) 19:01)

週刊朝日の松田光世氏の記事で、ついに与党の閣僚である仙谷大臣までもがW選挙を口にし始めた。

その週刊朝日発売後、記事を書いた松田氏が、大変興味深いツイートをしている。
、記録用に「普天間問題」「W選挙」「村木厚子さん冤罪事件」などを中心にピックアップさせていただいた。
 〔監視じゃーなる〕にそうある。

(質疑応答のものは@から後が質問で、前がそれに対する松田氏の回答)

≪確かに、急に静かになったでしょ。(笑)小沢さんが恐るべしなのは、ブラフでなく
、本気で一番有利な解散時期を選ぶところ。
RT @hharukun ドラえもんの言う同日選挙は党内を引き締める小沢さんの作戦では?
おかげで7奉行も大人しくなってまとまりが出てきた。 4日前

SACO合意改定交渉を始めようという鳩山首相の呼び掛けに、オバマ大統領がどう答えるかに注目。
乗ってこないなら、「キャンプシュワブ返還」まで踏み込んで海兵隊の沖縄全面撤退を要求すべき。
駐留兵士1人100万円の地代を要求すれば、出ていくしかない。
残留部隊は「抑止力」ではないのだから。 4日前

元検事と論争するのもいいんですが、その前に、村木厚子さん冤罪事件で、「大阪地検が元首相秘書官を事情聴取」
の記事が大阪版だけに掲載されて、東京版で掲載されないのはなぜか。
説明してください。
週刊朝日は冤罪事件扱いですが、新聞はまだ村木さんが犯人とでも? 2日前

参院選で勝ちに行く布陣をしいた小沢氏。
与党が不利な参院選単独と「政権選択のダブル選」なら結果は違うとの冷徹な読み。

村木厚子さん冤罪事件で、どらえもんが真犯人だと指摘してきた塩田元部長が香川県小豆島町長に無投票当選。 

塩田元部長をめぐっては、障害者福祉部長時代に香川県選出自民党国会議員(現在は落選中)からの要請で
、地元に障害者福祉施設を国の予算で建設し、業者から付け届けを受け取っていた件で、大阪地検特捜部が「現在、内偵中」と厚労省幹部。 2日前

普天間に関しては、米国が日本側が提案したSACO合意改定交渉のテーブルに着かない状態が続いています。
なめられたものですが、
日本側は次の段階=「SACO合意破棄、普天間基地の地代引き上げ宣言」へ進むかどうか検討中です。
県外へ出ていかないなら追い出すということ。 2日前

どらえもん原稿の影響か、今週は永田町の衆議院の先生たちが、与野党を問わず5月から6月中旬までに
政治資金パーティーを開催すべく、一斉に会場抑えなどの準備に走りだしました。
民主党議員からの問い合わせには「8割ダブルだね」と答えています。
「6月政局」に向けて風雲急です。 1日前

参院比例に転出した片山さつきや佐藤ゆかりら「負けチルドレン」の後任支部長も決められない
自民党に勝ち目はありません。
300小選挙区のうち支部長が決まっていないところが120以上では・・・。
QT @eastwing1 総選挙で民主勝てますかね? 約22時間前

仙谷大臣:TBS時事放談収録
「(鳩山首相)退陣ならダブルで問う可能性があるというか、論理的にはそうなる」。
現職閣僚で初めて7・11ダブル選挙の可能性に言及した。
自民党にもダブル選挙警戒感が広がっている。
「鳩山さんが退陣して新首相で解散されるのが一番やっかいだ」(閣僚経験者)。 約9時間前

収賄罪等で逮捕・起訴・実刑判決を受けた守屋武昌初代防衛省事務次官。
彼は、SACO合意からロードマップ合意までの10年間、一貫して防衛庁の中枢で米軍再編と沖縄基地問題を取り仕切った。
「在沖海兵隊18,000名」は、「額賀・守屋ライン」が作った数字ではないか。
検証するのは当然! 約7時間前

鳩山総理主催の桜を見る会、あいにくの雪だけでなく、地元回り優先で参加を見送った
1回生議員が多かったようですね。
ダブル選挙警戒感が与野党問わず広がっています。
誰が火をつけたんやって? そこ、突っ込まないで。(苦笑)約7時間前

「8割ダブル選挙」という見立てに、某議員から「あとの2割は?」。
「普天間日米合意でも解散打てる水準まで支持率が上がらないケースが1割。
ポスト鳩山がKさん以外になるケースが1割」と答える。
ついでに「Kさん後継総理なら100%ダブルですよ。政権維持に何が必要か知ってる人ですから」と。 約7時間前

普天間だけでなく、嘉手納も、場合によってはキャンプシュワブも。
M氏の言う「SACO合意を前提にしない視点」で「基地仕分け」をすれば
、米軍の言い分は「占領の継続」でしかないことがわかってきます。
抑止力にならない訓練兵は、グアムにおひきとり願えばいいのです。 about 5 hours ago

米側が沖縄に残そうとしている「訓練」について、海兵隊本隊がグアム移転後は、
「上陸作戦」の訓練は「テニアン島に移す」という方針が官邸に伝えられたようです。
キャンプシュワブでは、海上の民間船を強制排除できず、大規模な上陸作戦演習ができないためです。 about 5 hours ago

つまり、沖縄に残る訓練は、ヘリから部隊を降下させる「降下訓練」が中心になるということ。
それなら、大村基地をベースに、現在でも長崎の無人島でも訓練している。
「分散せずに移せて訓練ができる」という米側の条件が、よりクリアになってきました。 about 5 hours ago

米国の憲法機関である海兵隊の任務は、「米国民の安全確保」。
有事で多国籍の人が救出を待っていた場合は、
①米国民、
②グリーンカード保有者、
③アングロサクソン系諸国民、
④その他、
の順で助けると、法律で優先順位が決まっています。
④の日本人は「後回し」。 about 4 hours ago

このところ、米上院議員が「グアムに移転する人を増やすなら、インフラ整備が足りない」
とテレビ取材に答えたり、「沖縄の人の気持ちを尊重すべきだ」という書簡を送ったり、
様々なポジショントークが始まっています。
なぜか新聞テレビはその意味をねじ曲げて伝えてますが。 about 4 hours ago≫

(転載終了)  *4/17 18:30現在
これだけ政府中枢の動きがツイートで万人に周知されるということがスゴイ!

普天間基地問題など、どのマスメディアにも出ていない情報である。

マスメディアの色眼鏡を通した俗悪記事や偏向報道などに影響されないためにも、
松田氏のような情報に接して、マスコミによってブレることのないようにしたいものだ。

鳩山政権の起死回生が普天間基地の対応にかかっている。
米兵一人当たりに支払う額
日本 1293万円
イタリア 341万円
韓国 266万円
ド イ ツ 265万円

≪日本側は次の段階=「SACO合意破棄、普天間基地の地代引き上げ宣言」≫へ突き進め!
在日米軍はアメリカによる占領政策なのだから。
○中国に著作権は存在したんだ。
お詫びにパンダくれ。
おんなじジャン根性が・・・???ソウカッ!

九州地区ブログランキング参加!
よろしくお願いいたします。        
        ↓ ↓ ↓
http://blog.with2.net/link.php?62076

         ↑ ↑ ↑







コメント

せきやん
2010年4月20日4:28

上映したら、殺す!」渡辺文樹監督映画「阿鼻叫喚」に朝木明代役で出演した女優に
アル・・ブログにある。

「古川利明の同時代ウォッチング」に脅迫による驚くべき言論封殺の内容。(転載開始)

≪実を言うとだな、ノンフィクション作家の佐野眞一に「狂気のフィルム行商人」呼ばわりされておる、映画カントクの「渡辺文樹」がだな、このジケンを徹底取材したことを題材にして、『阿鼻叫喚』というタイトルで、2003年に映画を完成させておるんだが、「もし、上映したら、カンケイシャを殺す!」って脅されておって、上映が、ずーっと「お蔵入り」になってるんだ(笑)。スゴイだろ?
 ちょうど、今、渡辺文樹が、あの「赤報隊のジケン」を題材に扱った最新作を、首都圏各地で、ゲリラ上映しておるんだが、それに合わせて、彼が、ワシんところにも、宣伝チラシを送ってきておってなあ。そこには、「過去に製作した作品一覧」として、その『阿鼻叫喚』も入っておったな。説明には、こうある。「信濃町と菱系後藤組による、東村山女性市議の偽装自殺ジケンをメインに描いたガッ会ハンザイ史である。作品は、ほぼ完成しながら、主演女優の身体安全対策上の都合から、上映が宙に浮いている」ってな。
 さらに、続きだが、ワシ、渡辺文樹が、コレを撮影しておったのは知っておったんだが(かなり前から手がけておった)、その後、なかなか、完成したっていうハナシを聞かんし、「一体、どうなったんだろうなあ?」って思っておったら、「こう」だったんだな(笑)。

せきやん
2010年4月20日4:29

渡辺が送ってきたチラシに同封しておった、手書きのメモには、「前略 創価ガッカイの作品、早く公開する予定です。イケダモン大先生が亡くなるまでには、ヤラねばならないと思います。文樹」って書いてあったなあ。だから、ワシ、渡辺文樹んところに電話を放り込んでだな、「いったい、どういうことなんだ?」って問いただしたんだ。
 すると、渡辺曰く、「作品は、完成して、いつでも上映できる状態なんだが、撮影が終わってから、朝木明代役を演じた女優んところに、『上映したら、殺す!』とキョウハクがあって、それで、女優本人からも、ジム所からも、『上映だけは、ゼッタイに止めてくれ!』と懇願されて、そのままお蔵入りになってるんだ」ってなあ。
 しかし、こんなもん、ワシに言わせりゃ、「朝木は、ボー殺されました」って言ってるようなもんだからなあ(笑)。だから、ワシは、渡辺に言ってやったんだ。「その朝木を演じた女優も、ホンマにバカだよなあ。そういうややこしいネタを映画にしたんであるってこと、知らんかったのかよ? よく、そんな仕事を受けたよなあ」ってなあ。ちなみに、イケダモン大先生は、「太作」で出てるんだてさ。でも、誰が演じてるんだろうなあ。体型が似とるから、渡辺の野郎が、自分で演じてるんかいなあ。
 で、ワシ、不思議なのは、この「サツジン罪の時効撤廃」をギロンする際、「賛成派」については、光市母子殺害ジケンや、世田谷一家惨殺ジケンのヒガイ者んところには、ナンボでもホイホイと足を運んで、取り上げておるんだが、この「朝木明代のジケン」については、竹橋シンブンなんて、アレだけ煽ってシャカイ麺でキャンペーン張っておったんに、1行たりとも、「字」にしておらんからなあ。それって、「アンフェア」だし、「ありえねえ」よなあ。ま、連中、すぐ、「口封じ」の恫喝ソショウを起こしてきやがるからな。「ムチ」と「アメ」をチラつかされると、チョット、ややこしいなって思うと、すぐ、「見ザル、言わザル」だからなあ。だから、カラダを張ってだな、「言論、出版、報道、表現の自由」を守ろうなんていう気概のある「ブンヤ」なんてのは、どこにもおらんのだ。分かるか? だから、あんなデタラメ法案が、ピャーッと、トコロテン式に通るんだ。≫

せきやん
2010年4月20日4:33

もし、これが事実であるなら、その脅迫された女優は「映画上映中止」を訴えるのではなく、脅迫に対して告訴すべきであり、これは言論封殺のなにものでもない。

他のインタビューでも脅迫について渡辺監督が答えている。

≪「2003年に『阿鼻叫喚』という作品を撮っています。創価学会と暴力団の癒着の映画ね。最後に、池田大作が乗った新幹線にトラックが突っ込むシーンがあって。アクションなんだけどね。この作品に出演した女性が、上映はやらないでほしいって言うんだよ。自分がこの映画に出たのを学会関係者が知ってるからって。上映をしたら殺されるから絶対にやらないでくださいって。それで止まっているんだよね」≫

過去にも創価学会による言論出版妨害事件が多数あり、いやがらせから脅迫まで様々な手段で、言論封殺してきた実績がある。

この渡辺監督は、タブーに挑戦し続けていて、警察・公安などから随時狙われ、3度逮捕されている。
≪2008年5月14日、旅館の宿泊代を踏み倒したとして詐欺罪の疑いで、宮城県警に逮捕された。
2008年9月11日、自作の映画「天皇伝説」の宣伝ポスターを許可無く張ったとして、一緒に作業をしていた女性とともに警視庁公安部に軽犯罪法違反(張り札行為)の容疑で逮捕された。9月に入り、同様のポスターを都内で約100枚張っていた。
一方渡辺は、“一件解決して釈放直後に他の嫌疑での別件逮捕を繰り返している”と警察の姿勢を批判している(『創』2008年9・10月合併号「3度にわたる逮捕後、釈放された監督にインタビュー 映画「天皇伝説」をめぐる右翼、公安警察との攻防戦」)。また、映画評論家の柳下毅一郎も『映画秘宝』2008年11月号において、「今回の度重なる別件逮捕は、『天皇伝説』を公開させないための、公安警察による渡辺つぶしである」(Wikipedia)と述べている。

せきやん
2010年4月20日4:34

月刊「創」ブログに今後の渡辺監督の上映スケジュールが出ていた。
4月には一気に都心での上映を敢行する。ここで上映場所を公表
●4月21日(水)なかのZERO小ホールにて、14時「腹腹時計」・16時「天皇伝説」・18時 「三島由紀夫」・19時40分「赤報隊」
●4月22日(木)板橋区成増アクトホール5Fにて、14時「ノモンハン」・16時「天皇伝説」・17時半「三島由紀夫」・19時10分「赤報隊」
●4月23日(金)なかのZERO小ホールにて、14時「バリゾーゴン」・16時「天皇伝説」・18時「三島由紀夫」・19時40分「赤報隊」

「天皇伝説」上映については、右翼の街宣車が上映所などに乗り付け、様々な妨害を行われているという。
だから、電信柱のチラシで知って観にきた、とか口コミなどが中心の告知で、マスコミなどにも取り上げられることは無いということだ。こんな発表してしまっていいのだろうか、と疑問に思ったが、「ここで上映場所を公表するのは騒ぎを大きくする怖れもあるが、この騒ぎ自体も上映に伴う名物だからいいだろう。」ということだ。
またスケジュールの下には鑑賞する上での"注意書き"も記してあった。

≪事前に騒ぎが大きくなると、会場側が一方的に上映中止を決めてしまうこともあるので要注意だ。
渡辺映画の正しい見方は、まず開場前少し早めに会場に行くこと。大体開始1時間ほど前から街宣車が付近で抗議行動を展開し、会場には警官が出動する緊迫した状況になる。場合によっては受付付近に姿を見せた監督自身と右翼が一触即発の激しいののしりあいを展開することもある。こういう緊迫した雰囲気の中で映画を見るという体験は、めったにないことだろう。場合によっては、会場内の観客より右翼と警備の警官の方が多いのではないかと思われるようなこともある。≫そうである。≫

せきやん
2010年4月20日4:35

参照
・『ノモンハン』『天皇伝説』ライブ上映興行師 渡辺文樹監督インタビュー
鑑賞記と監督インタビュー(なぜ逮捕されるのか

・【渡辺文樹】『ノモンハン』&『天皇伝説』を観賞いたしました!
渡辺監督自身が自ら映写機までこなす、上映会の様子がよくわかる

・youtube「渡辺文樹」検索結果
この中の「2008年10月30日@ロフトプラスワン渡辺文樹監督2/2」での議論で、この後どうなったのかと気になる。

そのロフトプラスワンでの議論の冒頭、渡辺監督が次のように語っていたのが印象に残った。

≪ほとんど私の映画は低予算映画で、だからといって別に卑下することも何でもないし、私は共産党でもなんでもないんだけど、ただ、今のあり方、日本のあり方っていうのが、やっぱりおかしいと思う。金持ちがやりたい放題でしょ、株だって、やつらすごい(儲けてる?)んだから。一番お金ない人達が一番苦しんでる状態だし。やっぱりこういう社会は健全ではないし、こういう資本主義というのは必ず崩れるという確信がありますよ。
でもね、やっぱり日本人はおとなしすぎると思う。羊の民族だと思う。民主主義の歴史がないというものも悲しいものだけど、でも、今私達は民主主義を選択して社会を営んでいる以上、やっぱり民主主義は西洋人の物まねだっていうから、きちっと言いたいことはゆって、おかしいことはおかしいと言うことが大事だし、あと情報だね、マスコミがきちっとした情報を私達に流すということだね。それをもって私達は判断して民主主義の道を選ぶ。
だから私が何故映画をとっているかというと、別にトリッキーで大島渚みたいに時代時代に迎合してトリッキーな作品を撮るということはしない。
私は娯楽映画で育ってますよ、ある意味アメリカ映画で育ってますよ、資本主義で育ってますからね。ただね、映画はね、1時間半なり1時間40分、苦痛に観て貰いたくないのね、それなりに楽しんで観てもらいたい。
楽しむというといろんな楽しみかたはあるけど、一つはやっぱり、私はアクション好きだから、アクション映画の範疇の中で自分が感じてることや自分が調べた情報をちょっと感じてもらって、それで後で何かこう反省してもらうとありがたいな、というささやかなものですよ。だから膨大な借金をかかえて今私は全国上映、自分でやってますけど、マスコミは正直いって相手にしたくないですよ。20年前、「家庭教師」とか「島国根性」とか自主上映して、であちこちのマスコミまわりましたけど、いかに映画のジャーナリストほどいい加減なものないし、マスコミの世界がいかにいい加減だということが正直、身をもってわかったからね。
それだったら自分で屋外広告条例と低犯罪に抵触しても、自分の映画だから自分で宣伝するのは当たり前だし、街の美観のために自分の表現を制約される必要はないと思うんですよ。
金持ちのやりたい放題ですよ、新宿の街を見て御覧なさいよ、違法看板ですよ。これが恒常的に行われていて、私が手張りすると警察がバーっときて「お前なんていくらでも誇りがでるんだから」と恫喝されますけどね。
闘ってやるしかないと思う。・・・」≫
(この後、ウヨクに対して渡辺監督の挑発的な過激発言があり、会場に来ていたウヨクが激怒。紛糾して途中で終わっている)

世の中のタブーに挑戦し、権力と闘っている人の人生は、凄(すさ)まじいものがある

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索