この国の自然環境は南と北でまるっきり違う。
それが一つの国体をなしている。
もっとも一つになるには先住民族アイヌ・アテヌイと大和中央政府との軋轢制圧の長き歴史があった。
沖縄と名を変えさせられた琉球王国もそうである。
決してこの国は単一民族ではない。
北と南ソレを融合して生きていくとどうなるのか。
春の選抜野球で実証された面白き事がある。

興南高校の我喜屋監督の優勝インタビュー。
毎日新聞4面「ひと」欄。

センバツ優勝の興南監督 我喜屋優さん(59)
 「逆境を友達にするのが得意」と言う。
興南を卒業し、社会人野球の大昭和製紙北海道でもプレーした。
「初めて北海道に着いた時、寒すぎて『人の住むところじゃない』とさえ思った」と笑うが、独特の方法で厳しい環境に順応していった。
 寒ければ、あえて薄着になった。
野球は外でやるものだと、雪上でも練習した。
そのうち「北海道に春が来た時、草木が緑に変わる速さに驚いた。寒さに耐えた後の生命の躍動感は、沖縄にはない」と感じるまでになった。
 3年前、母校の監督に就任し、初めて高校野球の指導に携わる。沖縄は梅雨が長く、室内練習場の確保を勧める人もいたが、「長靴を履いてカッパを着ればできる」と雨でも構わず練習させる。
「沖縄の子供は抵抗力がない。どんな状況でもプレーできないといけない」と、社会に出た時のことも考えてのこと。
時間に厳しく、バスの出発予定に2分遅れた選手を試合に連れて行かなかったこともある。
 沖縄県勢初出場から50年の節目。「いろんな思いを持って臨んだ」という興南4回目のセンバツで初勝利を挙げると、「打てない」という前評判を覆す攻撃力で頂点に。ほっとした表情で「一つ勝つごとに重荷が取れていったようだった」と振り返る。
 開幕前に卒業式があった。「あの時間は嫌。教え子が離れていくと思うと、寂しいから」。
表に出さない優しさをのぞかせた。

北の大地にいきる国策捜査の受難にある鈴木宗男代議士は寸分のニュースさえも見逃さない。
・・・・・
 この我喜屋監督の言葉は、誰にでも通じる、
人としての基本ではないか。
何よりも「心」が大事だということを教えられる。
・・・・・・・
苦難の人生を歩いた人ほど真実を見抜く力がある。
政治家の要諦の一つである。

3人の総理に使え財政をメチャクチャニした与謝野、
小選挙区で落選し自民党で拾われ当選のハズなのに離党するのにバッジ継続の資格に公選法上疑問符が付く厚顔ハレンチさの与謝野。
消費税増税論者与謝野。

郵政民営化に信念で反対しその後安倍総理幹事長中川に踏み絵にサインしてミナ自民党に復党したのに踏み絵を拒否した信念の政治家・平沼
まったく肌合いの違う政治家が新党で合意
烏合の衆の怒号さえ止め切れない新党へ走る政治家集団。
65年もこの国に君臨した解けゆく自民党に何者も感じない。
こんなことが起きるのだろうか。
人生の総てを賭けて自民党的庶民生活無視に抗してきたものには不思議で仕方ない。

新しきものを生み出すに人身の融合は必要だろう
ただどうなんだろう。
国家の未来を決める政治家集団の政党にその論理はちょっと無理がある。
それを政治の世界では野合と罵り政党助成金狙いのカネのためと蔑む。
高邁なる政治の世界の話ではない。
平沼の掲げてきた真正保守の化けの皮がはがれ正体を見たり「平沼よオマエモカッ!」である。
僅か25名の若人を束ねるにさえあの苦労があった。
ましてや政治家には1億人の生活がかかっている。
与謝野平沼新党はこの国の民族の大儀を代表はしていない。

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