団塊の世代と平成人の差に幼少時の遊びの差があろう。
爺らの世代の男の子は相撲の力づくで遊んだ
校庭に村の鎮守様に自宅の庭に竹の棒で円を書いて準備完了。
気の利いたものが両端に円の淵に長い四角を書く。
柔和なまん丸顔にナンカ両耳みたいである。

相撲の土俵は円ではない
相撲土俵を四角という人は相撲通よっぽどのその好事家。
奇妙奇天烈の徳俵というのがある。
そこに足を残しての打っちゃりほどの醍醐味は他にはない
お相撲さんで言うなら宮城の部屋の人間起重機・明歩谷。
徳俵さえ使った神技は神代から伝わるこの国の知恵と生き様の結晶し足る文化である。
COPの終了に決裂と勝負あったッ!が・・
僅かにこの徳俵に残った。
爺はそう評価したい。

首の皮一枚残った地球生命。
日向の地はこの二日13度で風もなく小春日。
この国では徳俵なしのまん丸でいいのかも知れない。
ここんとこ台風さえ来なくなった台風銀座の国。
天地異変は怖い
徳俵でも残せない。

国際会議が一日も会期延長というのも例がなかろう。
イタリアを除く総ての各国首脳が一同に列席してのことである。
歴史的には英国さえ従えた大国女王様の国デンマークは名誉をギリギリ守りえた。
これはもう日本の出番である。
日本の勝負事の文化のガップリ四つの相撲の徳俵のおかげである。

20日のコペンハーゲンCOP15=気候変動対策の枠組みを協議する気候変動枠組み条約締約国会議。、
玉虫色決着は日本のお家芸で世界の嘲笑であった文化のはずだが様変わり。
逆に鳩山イニシアチィブが光り輝いてはいる。
約120カ国の首脳を集めた2週間の会議は何の成果もなく終わった。
単刀直入これが真相であろう。
COP15、協定採択を断念し
、「留意する」と決定。
 途上国で構成する「グループG77」交渉団代表であるスーダンのディアピィング
「温暖化対策を巡る交渉のなかで史上最低だ。
コペンハーゲン協定は貧しい途上国を貧困のサイクルに永遠にとじ込めてしまうものだ」と批判
主要国の首脳がまとめた「コペンハーゲン協定」に
「留意する」との決定を下して幕を閉じた
先進国と途上国の対立の厳しさを浮かび上がらせた。
するとどうだ。
弱肉強食の狡猾なるアメリカが急遽情報開示。
ニューヨークをはじめ大雪の大寒波のニュースが20日のテレビで報道されてるが
実際は松井ニュースの騒ぎの裏に大寒波に凍りつく全米が会議開催中にはニュースからの情報閉鎖ととの巧妙さ。
金カネ亡者の哲学亡き国は信用できないではないか。

20日のNHKマネー資本主義を見る限り博打経済に国家規制がないゆえ、またもやモンスターが復活。
金融工学デリバデブ版のもっと博打ギャンブル制の強い金融商品がウォール街で生き残った企業のみで夢よもう一度。
懲りない面々の跋扈する反省亡き往生際の悪い国である。
自由主義経済の本義を見たり。
国家自体がお手上げ状態。
「香港に市場を奪われる」
上院議員の常識さぇ異常である。

この国は万事がこの調子。
ノーベル平和賞が聞いてあきれる。
受賞会場演説での良い戦争と悪い戦争論の演説ナゾ狂気の沙汰。
COP15にオバマが登場しようとも化けの皮は剥げている。農業が主産業の途上国はモンサント社などからさえ被害にあっている。

中国の裏指導があるとはいえ グループG77はオバマを会議に参加させなかったことさえあったようである。
地球の温暖化ではない。
気象異常である。
情報の国アメリカさえ大寒波をプレスが世界に情報隠蔽してなかったか。
爺も馬鹿であった。
大体多くの国は北半球に位置するわけで日本に大寒波襲来中ということは米大陸を調べるべきであった。
会議終了
すると
いきなりの米国大寒波ニュースには流石に爺を自虐的にさえ陥らせた。

欧州はすでに温暖化の取り組みが具体的にどの国でも進んでいる。
日米のマスメデアの怠慢で意図的に報道を隠蔽しているだけである。太陽光発電普及が急激に伸んでるのは裏があるわけだ。

ひとり鳩山由紀夫のイニシアテブのみが光っている。
何故か。
歴史に裏打ちされてるからである。

祖父鳩山一郎より受け継がれし友愛があるからである。
今日の統一欧州の基盤に共通人類の友愛が根底にある。

爺も若かりし頃に失意を癒すため欧州を地球の歩き方で回った2週間の格安前払い鉄道料金ユーレイパス。
キップの買えないのに欧州一周が凌げた秘訣は英国を除く各国共通のユーレイパスのおかげである。
さすがにドーバー海峡越えまではチンプンカンプン。
パリよりの移動に距離感のあるスイスに向うにはTGVさえ含まれていた。
それでも無学の徒には国が変わるたびに困ったマネーチェンジ。
いま欧州は通貨も含めひとつにある。
何故歴史的大偉業が僅かの期間に成されたのか。

日本人のDNAが脈々と伝わってるからである。
ひとえに汎ヨーロッパ主義を唱えた人の歴史の先人者がいたからである。

青山栄次郎の思想が今日のEUの統一にある。
鳩山一郎から鳩山由紀夫にまで伝わる友愛の政治思想にある。
いまの統一ヨーロッパのEUがあるのは日本人のDNAにある。

ええっ!誰なん?!
青山栄次郎=リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー伯爵
???

品格なき政治家になれない政治屋どもは友愛を揶揄誹謗する。
チャンチャラオカシ。
天に唾する類である。

鳩山政治資金を冒涜する輩がある。
米国CIAに煽られ操られた自民創価に代表される売国残滓政治勢力
高邁なる国家理想がない哲学文学のなき品ない拝金思想に毒された金の亡者の人種。
六本木ヒルズビルに群がる清和会森、小泉純一郎竹中平蔵らの売国政治勢力ども
何が成功者ゾッ!。
この国をアメリカ流にしただけではないか。

マスメデアは当然の如く検察警察を使っての最後のあえぎの断末魔にある。
これは実に笑わせることである。
目明きの盲目
こういうと差別用語で品がないという。
婦女暴行のキチガイ病院入院歴元総理が作り出しタル言葉に過ぎない。
何が差別用語か
精神病院入院歴総理は日本が初めてではないか。
チャンチャラオカシ
品なき者は誰か。
上品ぶってるのに腹黒い米国流のみたいな役を演じきってる売国の輩ではないか。
いつもニヤニヤのニャケタ輩ほど品はない。
国富を密かに売り渡すのこそ品なきものはない
言葉に騙されるのこそ問えっ

何度でもいう
メデアはこの程度でもないではないか。
メデアの総攻撃もあったりで内閣支持率が落ちた。
47,8パーセントに支持率急落!
日々の攻撃の成果を報道してさらに飯の種。
60数年の自民党絶対政治の後を受けての
僅か100日にも満たない新政権。
普天間財政赤字赤字国債少子化対策・・・
すべて大報道しているが前政権と報道してこなかったメデアの責任ではないか。

何度でもいう
メデアの品性はないのか。
「ハネムーン期間の100日」
この期間・・・
新政権は攻撃しないとの世界のメデア常識の禁さえ犯してるマナー違反の説明をしてみよ。

米CIAの手先で前政権の残滓勢力が御旦さんのスポンサーの意のままの売国一味のメデア総体。
できるはずがなかろう。
買収されてるメデアには。

8月末に敗北したのにもかかわらず
政権移譲を17日までも延ばした自民党創価党。
9月2日には金庫の2億数千万をネコババ。
お金は誰が、何に使われたのか。
毎月のマスコミに支払われてたのは細川政権の時の幹事長であった人が
マスコミに金を数百万届けるのは慣例だったと証言。
朝6時日曜政治放談で喋っている。
麻生内閣・山口の人・幹事長ッ!
9月2日のネコババ・・・
犯罪ではないか。

自民もたいした者である。
当選僅か3ヶ月の小泉進次郎が自民のAースらしい。
ここまでミーハー党になろうとは。
スミス都に行くの映画でも見せたらどうか。
民主党は新人議員は未だ研修中にある。
自民党たった一人の当選者は破格の扱い。
韓流スターを何人か自民党広報マンにすればもっと絶大なる効果であろう。

小泉進次郎小池百合子の案内してるツアー。
横須賀の艦艇ツァーは5000人応募からの50人という。
ところで野党自民党が自衛隊を利用して政党アピールは何故問題としないのか。
軍隊を使った政治煽動ではないか。
マスメデアのいい加減さにはあきれてモノが言えない。
喜んで法違反を大報道をしている。
順法精神さえ知らぬらしい。

自衛隊を国家管理者にないものが政治アピールは自衛隊法公務員法違反ではないのか。
公務員たる艦長は処分せよ
政治的中立が国軍の立場であるはずだが
メデアの目は曇っている。
いや共犯の白色テロではないか。
軍のみがテロを興しえる国家の一番危険なる要因である。
この地政学的国においてなにがアフガン人やイラク人はテロ警戒にのみにあろうか。
どこの国でも歴史を紐解けば解ること。
偏差値教育の勝利者が働くメデア組織の頭デッカチには笑わされる。
順法を理解せよ。

いまだ米ソの冷戦。
20年前のソ連の崩壊
アメリカの崩壊
日本の政権交代が理解できてない往生際の悪い品性なき輩。
そいつらが今だ跋扈している。

21日ソユーヅが旅立った。
崩壊したソ連からである。。
アメリカは宇宙旅客機を作る金がないから前近代的形のソユーズでである。
ガガーリンを初めて宇宙に送り出した基地から野口さんは5ヶ月の旅に出た。
アメリカにはお金がまったくないのだ。
スペースシャトルの更新さえできない。

国民的年越し番組の紅白の歌の内容が20日公表されたなんか妙で・・手練手管。
目玉ないゆえの無理した目だまつくり。
NHKも地に落ちたものだ。
裏番組の格闘技関係者の意気込みさえ感じられる。  

前田義徳NHK会長の頃深厚のあった財界人鹿島守之助の要請をNHKの花形プロデューサーであった吉田直哉に命じたことがある。
それはNHK開局25周年記念ドラマとして制作された
吉永小百合・主演で「国境のない伝記-クーデンホーフ家の人びと-」がそれである。
さらにドラマの出来具合に不満の職人吉田直哉
1986年にリメークとして同じキャスト吉永小百合・主演で「ミツコ-2つの世紀末」を報じた。

実は爺はこのときこれを見ていない。
 このNHKの「ミツコ」関連の番組については吉田直哉は著作を残した。
誠意ある役作りは吉永小百合の真骨頂
オーストリア・ウィーン郊外のヒーツィン墓地にあるミツコの墓を訪れる吉永小百合のテレビを爺は見た記憶がある。
RCKの父であるハインリッヒ・クーデンホーフ・カレルギーと吉永小百合のスチール写真がある。

生誕100年 歴史家作家が見逃すはずがない。
松本清張「暗い血の旋舞」文春文庫刊1987年のことである。
吉田直哉と一緒に欧州取材に行った成果に基づいて書かれたものである。

舞台の神ごとき人森繁が逝き爺の世代では森光子のみが残っている。
ただ気になる人一人芝居 の雄 吉行和子の舞台が髣髴される
「MITSUKO-ミツコ 世紀末の伯爵夫人-」大間知靖子の作・演出になる一人芝居
1994年にはRCK生誕100周年の企画に合わせて、RCKの山荘があったグスタードで公演された。
2004年11月7日(日)のパレスホテルでの公演までの記録がある。
大地真央主演の2000年6月の新橋演舞場公演「ミツコ」

何年か前の東京・京都・大阪の各地で開催され、東京だけで5万人を集めたという。
「クーデンホーフ・ミツコ展」

ウエキペデアにはこうある。
クーデンホーフ=カレルギー(Richard Nicolaus Eijiro Coudenhove-Kalergi、1894年11月16日 ~ 1972年7月27日)は、
東京生まれのオーストリアの政治家。
汎ヨーロッパ主義を提唱し、それは後世の欧州連合構想の先駆けとなった。
そのため「EUの父」と呼ばれる。
別名:リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー=青山栄次郎。

初めての方いまだ??でしょうから
いま少しお付き合いくだされ。

父はオーストリア・ハンガリー帝国駐日特命全権大使の、ハインリヒ・クーデンホーフ=カレルギー伯爵、
母は東京牛込出身の日本人女性青山みつ(クーデンホーフ=カレルギー・光子)。

父ハインリヒが在日中に、みつと出会い日本で結婚。
クーデンホーフ=カレルギー夫妻の次男として東京府に生まれる
(兄はハンス・光太郎)。
ウィーン大学で哲学を学び、雑誌『Paneuropa』(汎ヨーロッパ) にてジャーナリスト・編集者として働く。

1923年に「汎ヨーロッパ主義」を著しセンセーションを起こす。
翌年に汎ヨーロッパ会議を設立。
しかし、ヒトラーにとって「汎ヨーロッパ主義」は邪魔
1938年のオーストリア併合
彼はチェコスロバキア、ハンガリー、ユーゴ、イタリアを経てスイスへ逃避行。
さらにフランスを本拠にする
、1940年フランスがドイツの手に落ちるとスイス、ポルトガルを経てアメリカに逃げた。
第二次世界大戦後、1947年にはヨーロッパ議員同盟(EPU: European Parliamentary Union)を創設するなど、ヨーロッパ共同体の進展に尽力した。

友愛の政治思想
友愛(Bruderlichkeit ブリューダーリッヒカイト)の提唱者
汎ヨーロッパ運動主催者リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー伯爵は、
「Bruderlichkeit」(ドイツ語)ブリューダーリッヒカイトを思想として提唱した。

伯爵の著作に『Totaler Staat, totaler Mensch』(ドイツ語、1937年。
文字通り全体主義あるいはファシズムを批判しながら、友愛のもとづく世界を構想した。
日本では鳩山一郎に強い影響を与えた

国家社会の文明論
1935年、クーデンホーフ=カレルギーは、ファシズムやボルシェビズムが終わるという見通しを立てた。
加えて技術進歩により、階級差や貧富の差が無くなり、社会が変容すると宣言した。
その社会では個人が確立され、母性による友愛が、社会や国家を築くという。
それには、クーデンホーフ=カレルギーが自己完成を人間の最高の義務と考えているという背景がある。
 自身の描く社会や国家になるには、教育改革により、全人類が兄弟姉妹にな
り、全人類が同一の神の子にならなければと考えた。
そのために必要なのは、友愛という名の、心の革命であるという。
心の革命
クーデンホーフ=カレルギーの友愛は、フランス革命の友愛に立脚している。
とはいえクーデンホーフ=カレルギーの友愛主義は、自由と平等の両立であり、フランス革命に対して高く評価していない。
クーデンホーフ=カレルギーによると
、「自由、平等、友愛」のためのフランス革命には、自由の革命はあれど平等と友愛の革命はなく、自由と平等は依然対立しており、自由がない以上、経済的平等は無価値である。
そこで、友愛主義のもと、友愛革命という心の革命が必要となる。
さらにクーデンホーフ=カレルギーは、友愛革命が、各国の国民間および階級間の橋渡しとして、その全ての自由
な人間が同胞になる福音であると強調する。心の革命とは暴力や強制ではなく、相互の尊厳を尊重することであり、その権利は人間生来のものであり、その権利はあらゆる制度に優る。

レディとジェントルマン(淑女と紳士)
友愛思想の提唱者クーデンホーフ=カレルギーは、友愛主義のもと、友愛革命を以って、友愛社会を築くことを目標としていた。
クーデンホーフ=カレルギーが描いた友愛社会は、理想の社会である。
その社会はLadyとGentleman(レディとジェントルマン、または淑女と紳士)で構成される。
クーデンホーフ=カレルギーにとってのジェントルマン像は、イギリスのジェントルマンである。
ジェントルマンになるための特別な才能は必要ないとし、ありふれた人間である
ことが人間的であり、ジェントルマンの理想である。
そのジェントルマンは、女性より体の強いものとして、レディを尊敬して守る道徳上の義務がある。

政治家批判
クーデンホーフ=カレルギーは、同時代の政治家を、卑怯で尊大、うぬぼれた輩と批判している。
そこで政治の世界でもレディとジェントルマンの理想が重要になってくる。
この理想が到来すると民主政治が確固たるものとなる。
出来ない約束をする政治家がいなくなる。
理想社会のジェントルマンに財産や子どもを任せることが出来る。

まぁ~今のメデア人や自民党にといても馬耳東風、何とかに念仏・・猿骨に念仏?。
残り少なき爺の人生には徒労に過ぎない。
憂国の教授陣に名も伏せての学問的挑戦のゴッコ遊び。
相手は名乗り自分は名を伏せての言いたい放題。
チャンチャラオカシ。
その不正義も解らぬ程度の正義感の持ち主は議論する資格さえない。
この国の培われた民族性には少なくともはない。
品性の欠片もなき金かねカネの拝金思想の動物群。
この人種に友愛を解くことさえ無理である。

99パーセントが貧乏で1パーセントが金持ち(NHK20日テレビ)の血に塗られた弱肉強食のアメリカ譲り。
その国を宗主国と崇め貢いできた60年の政治構造機構。
対米従属、NOッ!言え得ない国の大和の国。

新政権が自主独立を言うのは品性の問題。
民族独立の気高さからは当たり前のことである。

この国は祖先が年に一度降り立つお盆の供養がある民族。
とくに岐阜飛騨の郡上八幡として知られている地域に伝わるはその品位から
郡上おどりをこの国は重要無形民俗文化財にまで昇華させている。
毎年7月中旬から9月上旬まで延べ32夜にわたって開催される伝統的な日本3大盆踊りの盆踊り。徹夜のクライマックスで終わる。
この地域は光っている。
水の郷百選、日本の音風景100選そして阿弥陀ケ滝の日本の滝百選・・・
水の精霊をはじめこの国の精神性を象徴している地域でもある。

東京に青山という上品なる地域がある。

徳川家康の重臣であった青山家の広大な下屋敷ゆえのこの付近一帯の町名に青山を冠した
青山家の末裔には、骨董鑑定家青山二郎(1901年-1979年)がある。
クーデンホーフ・ミツコ(1874年-1941年)はその娘。

青山家が江戸時代中期に八幡藩=現岐阜県郡上市を所領とした縁で、同家の菩提寺である南青山の梅窓院では、
年に一度「郡上おどり in 青山」が催される。

 青山みつ=クーデンホーフ・ミツコは、青山喜八とその妻津禰(つね)の三女として
東京市牛込区納戸町で1874年7月16日に生まれた。
青山という姓が地名になったとも言われるほどの大地主。
青山家の墓は、三軒茶屋の正蓮寺。
みつ渡欧後の絵画や、琴や三味線を身につけていたということからも、青山家の教育熱心さが察せられる。
ミツコは和風高級割烹「紅葉館」の座敷女中として奉公に上がる。時代が違うゆえの奉公でお嬢さんの道徳学び。

1892(明25)年2月、オーストリア=ハンガリー二重帝国代理公使としてハインリッヒ・クーデンホーフ=カレルギー伯爵が赴任した。
毎日のように馬を乗りまわして街の風物を見あるいていたハインリッヒが、青山家の店先で落馬した
その際にミツコが救護したことが二人の馴れ初めともいわれている。
その甲斐甲斐しい働きぶりに心を打たれたハインリッヒに請われ、ミツコはオーストリア公使館に女中頭として奉公に上がることになったという。
 
東京都公文書館に残る史料、
ハインリッ・クーデンホーフ・カレルギーと青山みつは1892(明25)年3月16日に結婚
ハインリッヒの来日が同年2月
翌1893(明26)年9月16日に長男ハンス(光太郎)が出生
スピード結婚であった
当時の日本では女性が外国人男性と結婚するという事はもはや常識なり想像の埒外。
この結婚が、公式の国際結婚第1号であっただろうとも言われる。
当然、ミツコの父・喜八も当然猛反対であり、
「代々りっぱにつづいてきた青山家から、わしの時代になって娘を毛唐などにさらわれたとあっては祖先に申し訳ない。」
と言ってミツコを青山家から勘当した、という。

ハインリッヒ側も由緒正しい伯爵家であり、東洋の娘などと結婚するということに対して相当の抵抗があった。
しかし、ミツコとの結婚に関してはハインリッヒの覚悟は相当のものがあった。

 ハインリッヒには「卑属結婚」を貫けなかった暗い過去があった。
青年少尉としてウィーンに勤務していた二十歳の時に、
ハインリッヒはフランス人留学生マリーと恋に落ち、マリーの懐胎を機に二人は結婚しようとした。
しかし、旧弊で専制的な父フランツが平民出身のマリーとの結婚を頑として認めず、
ハインリッヒはドナウ河畔のオッテンスハイム城に連れ戻された
。前途を悲観したマリーは、無二の親友の女性と共に、ピストル自殺したのである。

 ハインリッヒはミツコとの結婚と、また東洋人との卑賤結婚に対する批判からミツコを庇護する姿勢を貫いた。
一つの逸話を挙げれば、東京・横浜に居留する全ヨーロッパ人に
「もしわが妻に対し、ヨーロッパ女性に対すると同等の取り扱い以外を示す者には、何人を問わずピストルによる決闘をいどむ」
と宣言した、という。
二人の間には光太郎(ハンス)・ 栄次郎(リヒャルト)という二人の男の子も生まれていた。

 日本での幸せな生活も束の間、夫・ハインリッヒにオーストリア帰国命令が出る。
日本を離れる事にミツコは悩んだが、やはり夫について行く事を決め、子供たちを連れて両親や兄弟に別れを告げ、
1896(明29)年春、遠い異国へと旅立つ。
この時、明治天皇の皇后(昭憲皇太后) は宮中にミツコを呼び
「遠い異国に住もうとなれば、いろいろと楽しいこともあろうが又随分と悲しいことつらいこともあろう。
しかしどんな場合にも日本人の誇りを忘れないように。」と令旨を賜った。

数奇な一生にはいろんな逸話を残す。
実母クーデンホーフ=カレルギー光子は香水「ミツコ」のモデルと言われているが、松本清張は著書「暗い血の円舞」の中で否定的である。
アニメブームの元祖大和和紀の少女コミック「レディー・ミツコ」のモデルでもある。

鳩山一郎はクーデンホーフ=カレルギーと出会い、その友愛思想に感銘を受けた。
その経緯として、クーデンホーフ=カレルギーの『Totaler Staat, totaler Mensch』の英訳書である『The Totalitarian State
against Man』の翻訳作業がある。
一郎は、早稲田大学の教授から手渡された英訳書を『自由と人生』(1952年)と題し日本語に翻訳して出版した

一郎は友愛思想を日本で提唱、出版の翌年には友愛青年同志会を結成
この組織はのち日本友愛青年協会となり現在にいたる。
また鳩山由紀夫の「友愛」思想も祖父一郎を介してクーデンホーフ=カレルギ―の思想から影響を受けている。
東アジア共同体構想である。

1967年には、日本の鹿島平和財団から第一回鹿島平和賞を贈られた。
その授賞式や報道関係の取材に協力するため、鹿島平和財団とNHKの招待で来日した。
邦訳著書は鹿島出版会で刊行された。

第二次世界大戦下の1942年に公開されたアメリカ映画「カサブランカ」のバーグマンと飛行機に乗る「ヴィクター・ラズロ」のモデルであると言われている。
 ムッムムムムッ!
映画ファンの爺には絶句して筆が止まる。
これで止め以後に譲りたい。
鳩山由紀夫総理の政治は実に深いんである。

徳俵に「残ったッ!」COPッ!
地球の生命情況を表している。

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