マスコミは第三の権力とも言われる。
ただ、これには但し書きがいるようで日本の場合は為政者には適用できない。
いわんやアメリカ教祖・総本山アメリカをもってして。

ロス疑惑三浦和義(1947年7月27日 - 2008年10月11日)の首つり自殺の報に接してイヤァ~な複雑なる自分を許せないでいる。
日本人誰ニモあるものだろうから急遽触れる。

新作映画「敵こそ、我が友」のブログを拝読させていただいた。
ナチスの残虐思想はアメリカで執拗に生き延びゲバラ狩りでも目標を達する
テレビドキュメントでもみた記憶があるがナチス残党は高齢ながらいまも生き延びている。

戦後映画の雄は裕次郎であろう。
日本のミュジカル的要素を見いだせるあの娯楽映画名作「幕末太陽伝」でさえ侍姿が似合う不思議さ。

水の江瀧子はこの爺の世代にもってしても女優や辣腕日活プロヂューサーの記憶はない。
NHKテレビ「ジェスチャー」の柳家金語楼の男性軍に相対する女性軍キャプテン。
司会者高橋圭三のときおりの挿入会話で知ったエピソード。
あの石原裕次郎を世に出した人であった。

東京都知事石原慎太郎があるのもある意味弟裕次郎人気が今も票の随分を占めている。
熱狂的に列島に裕次郎スタイルが席巻した。

水の江瀧子は三浦和義の父方の叔母にあたる。
彼女の隠し子と言われてる逸話があるのもさもありなん。
小学生自分のお正月に遊びに行くと俳優たちから多額のお年玉を貰い
その額が30万~40万円に達した。
三浦自身も
「嬉しかったけど、大人を見くびることにはなったよね。どうしても歪むだろうね」と言ってるようだ。
また石原宛の何万枚という年賀状のお年玉くじの整理を頼まれ、当選品を石原からプレゼントされるなど、石原とは当時
接触があったらしい。

水の江のプロデュースする映画で石原裕次郎の少年時代を演じる子役として出演したことがある。
子役時代、撮影所のスチール担当者から「水の江さんの子供なんだから、やっぱり大きくなったら役者になるんだろう」と話しかけられたことがあり、三浦自身もこの実子説を信じていた時期があった。

1985年には「水の江滝子の実子説というのはなんの根拠もありませんよ」とはっきり否定するようになった。
日立市へロケに行ったとき、芸能界の嫌らしさに愛想が尽きて勝手に帰宅、そのまま芸能界から引退。
ただ、三浦和義はタレント事務所のアルファ・ジャパンプロモーションに今も所属している。

何が言いたいか。
庶民と異常なる環境の差があるということ。
今流ならセレブと言うんだろうか。
石坂洋二郎の描くリッチなる大富豪を背景にした小説の環境を味わっていた。
下町を描く早乙女勝元の対極をなした。
北野たけしと同じの足立区の生まれ。

甘いものはお金もなく口にできず野山にあるもので椿の顎やレンゲの花に自ら見いだし砂糖の代用品としたのと大違い。
環境はその人の思考を決め得る哲学の命題が見事に貫徹している。

何にでも先例はあるアメリカ教。
チャールズ・スチュアートは アメリカ合衆国の殺人犯。
1989年に弟と共謀し、保険金目当てで妻とともに自分
を撃ち、妻を殺害した。
翌年、弟の自白により犯行が露見して自殺した。

就職戦線はマスコミ人流行ゆえ、大学にもマスコミ科は有るはずだがマスコミと三浦を研究してもらいたいものである。

週刊文春がまず火をつけた。1984年のこと。
保険金目当ての殺人であり、その黒幕であるとの報道
連日かき立てた。

ワイドショーや雑誌、全国紙など日本中のマスコミによる過熱報道。
我も彼もと飛びつき社会現象となりついに警察を動かした。
逮捕時はテレビ朝日の”独占密着取材”中のオマケつき。

それでなくとも好奇心旺盛なる日本人が飛びつくのにキャラが特異でもあった。

神奈川県大和市立渋谷中学校在学中、複数回の家出を経験。
教師と喧嘩して窓から飛び出し、そのまま家から数十万円を持ち出して大阪に行ったこともある。
このころ、精神病院に入れられたこともあるという。
横浜市立戸塚高等学校では1966年、放火などの容疑で逮捕され水戸少年刑務所で7年間服役した。この間、横浜少年鑑別所からの脱走歴がある。

キャラだけでいうなら テレビから裏社会とのつながりで消えた二人の方がもっと危っかしい。
強面のボスで手下が殺人したときも同じ現場おり銀座の経歴AVの俳優、テレビのうちくるに馴染まぬ・飯島愛や銀座のママから歴代総理の指南役、憲法草稿に手を入れた陽明学大家の安岡正篤の晩年恍惚の人状態を利用し入籍の事実のある本尊無きお寺とつるんだ裏社会のバック付き朝青龍商法のニセ霊媒師・細木数子の方がもっとひどい。
何故にテレビ追放だけですむのか。

国家が絡んでいるやなしやの差だけである。
それにマスコミがどう向き合ってるかのヤラセ構造。

マスコミの過剰報道騒動の最中の1985年、三浦夫人銃撃事件の4ヶ月前に起こった三浦夫人殴打事件での殺人未遂容疑で逮捕。

後に銃撃事件での殺人罪と詐欺罪で再逮捕された。

殴打事件では懲役6年の有罪が確定したが、銃撃事件の裁判では検察側は実行犯を特定できないことがネックとなり三浦の関与の事実を立証する事ができず、1998年の東京高裁で無罪判決を受け、2003年には最高裁でも無罪判決となった。

この事件に絡み三浦が拘置所や刑務所にいたのは13年間にものぼる。
この事件を機に報道被害の問題などでも積極的に発言を行っている。

事件とは別に盗癖はあったやもしれぬ感を持つ。
どうなんだろう。
国策犯の冤罪も知ってて思い当たる事。
2003年5月8日に東京都港区赤坂で書籍を万引きして現行犯逮捕。何故か不起訴処分。
軽微で複数でなく単純とされたのか。
2007年4月5日神奈川県平塚市のコンビニで、サプリメントを万引きした容疑で逮捕。
その少し前に当該コンビニで万引きの疑いが濃い不審な行動をしていたところを防犯カメラに撮影されており、防犯カメラに残されていた映像を見た店側が三浦の顔を覚えて警戒していた最中の犯行であった
小田原簡裁が罰金30万円の略式命令をして、三浦は罰金を納付。
しかしその後、三浦は正式に裁判を申し立て、万引きを否認して審理中。ウ~~ン。

ブログから。
映画
「今日に生きる」 1959年 子役
「喧嘩太郎」 1960年 子役
「コミック雑誌なんかいらない!」 1986年 本人役
「実写版まい
っちんぐマチコ先生」 2003年 浦田校長役
「三浦和義事件 もう一つのロス疑惑の真実」監修 東真司監督・企画 2004年8月
「長者番付に挑んだ男 風雲児」初プロデュース、出演 2006年6月

バラエティ
M系タクシー - 江頭2:50がタクシー運転手に扮し、過激なトークをするドキュメントバラエティ

著作
『不透明な時』二見書房1984年5月
『ロス・コネクション』講談社1985年3月
『情報の銃弾:検証ロス疑惑報道』日本評論社1989年3月
『ネヴァ』モッツ出版2001年7月
『弁護士いらず 本人訴訟必勝マニュアル』太田出版2003年6月
『弁護士いらず 本人訴訟必勝マニュアル 改訂新版』太田出版2007年8月

三浦事件を唯一同時代的に食い入ってみたのは不思議なる写真。
サイパンからロスへ移送される際、三浦容疑者がかぶっていた帽子に大きくこう書かれていた
「PEACE(ピース)、POT(ポット)、MICRODOT(マイクロドット)」。
ただ、真正面からの写真なので「PEA」と「RODOT」の部分は見えない。
聞き慣れた言葉のようで、どこか謎めいた感じがする。どういう意味、メッセージ性があったのか。

ブログニュースがおしえてくれる。
サイパンの拘置所を出てからロスに到着するまで航空機の機内でずっとこの帽子をかぶっていたらしい。
3つの単語はいずれも規制薬物を意味するスラング(俗語)。
「ピース」は幻覚剤の一種、「ポット」は大麻、「マイクロドット」はLSDを指すらしい。

ドラッグ常用的なヒッピー文化の流れをくむ用法からはこの3つを重ねて別れの際のくだけたあいさつとして用いるらしい。
一般的に浸透しているわけではないが、インターネット上のチャット=雑談で話を切り上げる際の文句に使われている。
頭文字をとって「PPMD」と略す用法もあるらしい。

 この帽子はロサンゼルスで三浦容疑者の移送を伝えようと集まった報道陣の間でも話題となり、
10日のロス市警の捜査官の会見でも質問が出た。
ただ、捜査官は「好きな言葉なのかもしれないが、関知しない」とそっけなかった。とある。

「遺書も兆候もなかった」
ロサンゼルス市警は捜査主任のリック・ジャクソン刑事は、一言も発言しないまま会見場を去った。と報道してるが日本国を完全になめている、もしくは裏の合意があったことの示唆の不遜なる態度。

かぶってる帽子は何だったんだ。
支援者に「ロスで始まりロスでおわるのだろうか」とも言っている。

「PEACE(ピース)、POT(ポット)、MICRODOT(マイクロドット)」
の意味するところは輪郭のみしか解らない。

石原裕次郎賞を得てるスターに加勢大周(38)がいる。
1990年、桑田佳祐初監督の映画『稲村ジェーン』で主役に抜擢され俳優デビュー。
舞台は由比井が浜、稲村ヶ崎。このときに賞を得た。
吉田栄作・織田裕二とともに「トレンディ御三家」=平成御三家ともと呼ばれ、ドラマにも引っ張りだこ。

お恥ずかしきながらこのの映画2時間のストリーは知ってるが見ていない。
なにも北野武が
「映画を見るというより音楽を聴きに行くと思ったほうがいい。五分もしないうちに見たくなくなった」
と評したがらではなく・・現実的にビデオにさえ成ってないではないかといいたい。

1991年に加勢が実母を社長に据えて個人事務所を設立したとき名前を使わせないとの争乱は知っている。
ただ、三浦の帽子のこの日に知ったが大麻覚醒剤で裕次郎賞の加勢大周が逮捕されている偶然性は警察の暗示性、。

マスコミは後追い。
写真週刊誌戦争にに生き残ったFRIDAY・FLASHでもそうだ。

北野たけしフライディー襲撃事件のこの頃並立していた写真週刊誌5誌(3FET⇒FOCUS・FRIDAY・FLASH・Emma・TOUCH)のは1986年12月に真実の報道を過剰権力として反省廃刊さえした面もある。

もちろんこの襲撃の総隊長は総領弟子の何を隠そう宮崎県知事・そのまんま東=東国原知事である。
全国から日に2000人も県庁に押し寄せてくる。
マスコミの作りあげた壮大なる実験場。
まさに第三の権力。

角界、大学キャンパス、芸能界…。
薬物汚染がとどまるところを知らない。

大麻は酒・タバコより害が少ない!? 
大麻規制の見直しを、イギリスの研究財団が提起
2008年10月08日のニュースだ。

大麻規制を見直すべきだとの報告書(Global Cannabis Commission Report)要点は次の三点。

 1)薬学的観点からみて大麻が人体に与える害は、アルコールやタバコと比較して軽度である。
 2)大麻規制は、使用者の減少をもたらすものではない。
   むしろ、逮捕者の増加をもたらすことで、社会的な悪影響を増加させてしまう。
 3)現在、国際条約によって大麻規制が各国に求められているが、この条約を見直す必要がある。

 イギリスでは、2004年より大麻の個人使用は事実上適法となったが、ブラウン政権は大麻喫煙を再び摘発対象にするとの方針を発表している。
だが、Beckley Foundationやイギリス政府が調査を委託するドラッグ諮問委員会(ACMD)は、相次いで大麻の有害性の低さを報告し、刑罰の再導入に異議を唱えてきた。

 就任当初から、決断力の低さを問題視されてきたブラウン首相は、青少年の教育や、ドラッグ問題への「強い」姿勢を
アピールすることで、支持率の巻き返しをはかろうとしているとみられる。

 現在流通している大麻は「致死的」な成分を持つものであり、規制の必要があるとのことだが、これに対して、キングスカレッジの研究チームは、これを否定する調査を発表しており、いわば専門家と、世論にアピールする首相が対立する恰好となった。
 Beckley Foundationの報告書は、オックスフォード大学出版局から刊行される見通しだ。
ブログ界のアクセス・影響度の大きいきっこの日記は大麻規制解除礼賛である。
試したこともない故その影響は知らぬ。

時の権力が政局目くらましでマスコミを誘導してることに使われてることを懸念してるのみ。
それよりも神奈川のタバコ異常事態の方が関心がある。

日本国内で13年間も留置拘束されていて無罪になった日本人が教祖国アメリカに補足されて
何も言わぬ日本国。
その日本国が「北」の拉致問題を同列視とは言わぬまでもそれでは何も言えないのではと思う。

三浦和義はカレー混入殺人裁判の冤罪裁判から救うとの会の会長を任じ活動していた。
三浦和義を支援してる会もある。
報道されず日本国検察司法当局が敗北した人故何もしないだけである。
サイパン三浦滞在情報は日米の暗躍があろう。
扱いの差を人権で言っている爺である。

サイパンで逮捕されたのは、2008年2月22日金曜日。
この直前、2008年2月19日に海上自衛隊イージス艦「あたご」が、千葉県の漁船「清徳丸」に衝突、乗船していた2名の漁師が死亡する事件が発生した。

自衛隊によるインド洋での米軍への給油活動を定める旧テロ特措法は、2007年11月1日に有効期限が切れた。
海上自衛隊はいったんインド洋から撤退。
政府が2007年10月17日に提出した法案は2007年11月13日に衆議院で可決されたが、2008年1月11日に参議院本会議で否決。

福田政権は同法案を同日再可決して法律が成立し、自衛隊によるインド洋での給油活動が再開されることになった。日本国内では、政府が衆議院の数の力に頼り、参議院の決定を無視して給油法案を可決成立させたことに対する批判が渦巻いた。

自衛隊のイージス艦衝突事件は、こうした状況下で発生した。インド洋での給油活動を日本に強制しようとしていた米国にとって、最悪のタイミング。

事件が発生したのは火曜日だった。日本のメディアは連日イージス艦事件をトップニュースで伝えた。石破防衛相の引責辞任も当然の流れになった。週末の情報報道番組はイージス艦事件、給油法の是非をめぐる論議一色に染まることが確実な情勢だった。

そこに、突如降ってわいたニュースがサイパンでの逮捕。
テレビ報道はイージス艦事件報道から、三浦元社長逮捕報道に全面転換。単なる偶然とは考えられない

マスコミの軽薄さの責任を感じるのは満ちあふれている。

ブッシュが「北」の粘りにおれた。
ならずもの国家から北をはずらしい。
倒産寸前の経済の方が大事であろう。今更「北」にかかわってる時かどうか。
6者協議の場があったはずだが完全に無視。

政権末期の悲哀を感じる。
イラクは時間がない故「北」ノミは処理したいと「ありあり」。

ただ、報道されていた「名主様」の重病説、或いはすでに死亡しての替え玉説が真実でなかったことの裏付けでモある。
とにもかくも軽薄なるマスコミには勝手なる権力のおもねくママに動く第三の権力しか感じない。

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コメント

お日様だいすき
2008年10月12日21:09

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