この情報過の時代に不思議なことがある。
報道機関に意図的か知らないが報道がされてなかったり報道が足りないものを含め気になることがある。
それが日本の総理選びにも関わることでもあり無視できそうも無い。
グローバルといわれてる中ゆえなお疑問は深まる。
グローバルと言われてる割には国連のことがもれ伝わってこない。
世界の秩序は国連で決める。
せまるアフガン給油法案も小沢一郎は国連主義という。
安部、福田と日本は発言の場が3年近くなく欠席の国連軽視。
常任理事国入りなどで暗躍するのは付け焼刃。
これでは支持は集まるわけは無い。
緒方貞子の奉職の信頼の財産は残っていない。
ブッシュにも合わずに何しに行ったのか。
就任渡米で初めてのことであろう。
英国などは合い、経済小国の後進国でさえあっている。
会えないフランスは電話で相談了解を取った金融不安の解決策案。
日本は任期なきブッシュからさえなめられ者。
言われなくとも毎日市場で買い支えて孤軍奮闘で世界のアメリカ至上主義のドル維持を守っている。
ならばなおさら
「せわになってるなぁ~・・オメデトウ!総理になれそうだなぁ~」
二つ三つ合う理由があったはずなのにブッシュにさえあえない
とんぼ返りの10時間、口と同じぐらい軽い麻生日本国総理。
国連演説は同時翻訳機械の故障で遣り直しにも腐らず
「日本製ではなかろうな!」
で会場を沸かせ流石に帝王学で日本人ではこの人しか急場をしのげなかったハズだ。
イチロウVSタロウの構図が作りたいハズである、
肝心の国連のことだ。
ブログでも情報がある訳だが必死さがつたわるであろうか。
9・16「百年に一度の危機」の危機のときそのニューヨークのウォール街から
6キロほど離れた国連本部。
新議長が年次総会開会の演説をした。
それは初めての出来事。
政治に関するアメリカ中心体制の崩壊を宣言するかのような
国連総会の新議長の演説。
ミゲル・デスコト・ブロックマン元外相=ニカラグワの就任演説。
「安保理事会の中には、戦争中毒の国がおり、世界の平和と安全を脅かしている」
「(米軍のイラク)侵攻によって120万人もの人々が殺された」と、アメリカを酷評した。
国連総会の議長任期は1年間。
、ブロックマンはこの1年間で国連改革を進め、
「拒否権」など絶大な権力を持っている安保理の常任理事国(米英仏露中)の権限を減少させ
、代わりに全加盟国が出席する総会の権限を拡大することで、国連を「民主化」したいと宣言。
、
米欧が支配する組織であるIMF(トップは必ず西欧人)と世界銀行(トップは必ず米国人)を改革したいとも表明した。
発展途上国に財政緊縮政策を強要しまるで借金取り的でさえあるからだ。。
BRIC+反米諸国という「非米同盟」による、米英中心の世界体制を変えようとする多極化がある。
背後にはロシア中国が見え隠れする。
今この策略が加速しているのは、未曾有の金融危機による
米国の経済覇権崩壊との相乗効果を狙ったものだろう。
ブロックマンの母国ニカラグアは、1910年代から事実上アメリカの植民地。、
1960年代にキューバ革命の影響を受け、米からの自立を目指す左翼のサンディニスタ民族解放運動(FSLN)が始まった
(サンディニスタの語源となったサンディーノは1930年代の反米左翼運動家)。
ブロックマンはカトリック神父だったが、79年にサンディニスタが右派のニカラグア政府を倒し、議長のダニエル・オルテガが大統領になると、
外務大臣に任命された。
その後、サンディニスタはご多分に漏れずアメリカの介入もあり分裂。
90年代のニカラグアは、米が推進する世界的な経済自由化の中で、経済改革を進める右派政権が続いた。
だが、911後、米が単独覇権主義を掲げ、中東や中南米などの反米勢力に対する威嚇を強め、
その挙げ句にイラクとアフガンの軍事占領に失敗し、
それでも米が軍事依存の強硬姿勢を貫いたため、
中南米では反米感情が高まり、ニカラグアでは2006年の選挙でオルテガが再選
され、16年ぶりに大統領に返り咲いた。
オルテガが大統領に復活した裏には、ブッシュ政権の過剰な過激政策による反米感情の高まり以外に、南米ベネズエラの反米的
なチャベス大統領が、中南米の全域に反米政権を増やして連携しようとする策略を02年ごろから展開していたことがある。
チャスは、ベネズエラの豊富な石油収入の一部をオルテガ陣営に流し
オルテガが勝ったらベネズエラはニカラグアに石油をツケ払いで売ると約束した。
チャベスは、同様のやり方で05年末のボリビアの大統領選挙にも関与し、反米的なエボ・モラレス大統領の当選に手を貸した。
このほかの動き。、
アルゼンチンのキルチネル政権昨年秋に就任も反米的な色彩があり、
ブラジルのルーラ・ダシルバ大統領の米を突き放したような発言。
アルゼンチンとブラジルは最近、両国間の貿易決済に米ドルを使うことをやめると決めた。
中南米全体の反米傾向の中、中南米諸国は、今回の国連総会議長の選出にあたって
ニカラグアのブロックマンを結束して推挙し、当選させた。
中南米の反米感情を煽る米のボリビア潰し
中南米全体を反米化しようとするベネズエラのチャベスの策略に対抗する策略として、
米政府は、ボリビアで盛んになっている分離独立運動を支援した。
ボリビアは、先住民(インディオ)が多いアンデス高地と、比較的裕福な白人系が多い東部平地の
2つの地域からなり、国家財政の多くは、東部の天然ガス田からのガス産出で賄われている。
東部では、自分たちの地域にあるガ
ス田で稼いだ金が、高地の先住民に奪われているという不満がある。
史上初めての先住民大統領であるモラレスが06年に就任し
、ガス田からの国家収入を先住民ら貧困層に再分配する戦略を開始したのを受け、東部の不満が拡大し、
そこに米国務省による扇動作戦が加わって、東部の分離独立になった。
ボリビア政府は先日、駐ボリビア米大使のフィリップ・ゴールドバーグをスパイ容疑で追放した。
ゴールドバーグは昨年に駐ボリビア大使になる前は、コソボの米代表事務所の責任者。
コソボの軍事組織KLAがセルビアから独立できるようにするための軍事諜報・行政技能などの訓練を監督していた。
この調教技術をそのまま使い、ゴールドバーグはボリビ
ア駐在のCIAを指揮して東部平地の右派勢力を調教し、モラレス政権の中央政府からの分離独立運動をテコ入れしていたが、こ
の策略がばれて追放された。
バルカンから中南米に移転したゴールドバーグの策略は、国務省の諜報部門を統括している
ジョン・ネグロポンテが立案している。
ネグロポンテは80年代にニカラグアのサンディニスタ政権を潰すため、右派ゲリラ「コントラ」を調教し、その際にイランに秘密裏
に武器を売った資金を使ったため、86年の「イラン・コントラ事件」で訴追されパパブッシュに恩赦された経歴を持つ。
現ブッシュ政権でネグロポンテは、チェイニー副大統領の側近として政権中枢に返り咲き、
パレスチナで内戦を起こすと言ってハマスを強化してしまったり、
レバノンでのイスラエルとヒズボラの戦争を誘発したり、
イラクで内戦を起こすと言ってイラン傘下のシーア派組織を強化したりと、
チェイニー流の自滅的やりすぎ戦略を展開している
中南米諸国は1950-80年代、米国による軍事諜報の策略を使った支配を受け、暗い混乱の時代を過ごした。
今また、米当局は、中東各地で展開されたゲリラ支援策とコソボで行われた分離独立扇動の策略と同種のものを、ボリビアでも開始している。
これを見て、中南米諸国の政府は一気にアメリカに対する警戒感を強め、
チリのサンチアゴで開かれた中南米サミットでは、全会一致で
ボリビアのモラレス政権を支持する決議を出した。
露骨な米国非難ではなく、米が敵視するモラレスを支持することで、やんわりと米
に警告を発した。
モラレスは今回、NYでの国連総会に出席し、改めて中南米諸国の指導者たちから支持された。
中南米全体が、米国の外交戦略に対する警戒感を強める中で、サンディニスタのブロックマンのような反米左翼人士が、中南米を代表する形で国連に送り込まれてきたの
は不思議ではない
ボリビアの仕返しをコソボで果たす?
ブロックマンが国連総会の議長に就任して最初の数日間に手がけたことの一つに、セルビアが求めてきた、
コソボ独立の合法性を国際司法裁判所で再検討してほしいという要請を
、総会で決議する決定を下したことがある。
コソボは今年2月に独立宣言し、欧米などが認めるまで、セルビアの一つの州だった。
セルビアは、セルビア国民の了承を経ず一方的にコソボが独立したのは違法だと主張している。
同じスラブ人の国としてセルビアと仲が良いロシアもコソボ独立に猛反対し、
BRICの仲間である中国やインド、その他の途上国の多くもコソボ独立に反対している。
192の国連加盟国の中で、コソボ独立を支持したのは、米と同一歩調をとらざ
るを得ない米欧そして日本などんp先進国と42カ国にすぎない。
)
国連総会で、セルビアの要請に基づき「コソボ独立の合法性を国際司法裁判所で精査してもらった方が良いと思うか」と問えば
、過半数が賛成して要請は総会の意志決定として成立しうる
。国際司法裁判所では、コソボ独立はセルビア側の承認を受けていないので違法だとの結論が出る可能性が大きい。
米国がロシアの影響圏にくさびを打ち込もうとして進めたコソボ独立は、国連によって取り消されるかもしれない。
これは「コソボ方式」でボリビアを分裂させようとする米政府に対する、中南米左翼とロシアの連携による仕返しでもある
国連総会での票決は10月8日に行われる。
中南米の左翼は最近、ロシアとの連携を強めている。
ニカラグアとベネズエラとキューバは、グルジアから分離独立してロシアが国家承認した
南オセチアとアブハジアの独立を承認した。
ベネズエラはロシアとカリブ海で合同軍事演習を挙行し、冷戦終結以来約20年ぶりにロシアの軍艦や軍用機が
、米国の裏庭であるはずの西半球=南北米州に立ち入った。
ロシアの石油ガス会社であるガスプロムが、ベネズエラの海底油田開発事業に参画することも決まった。
中南米諸国は80-90年代、財政難に苦しみ、米国の政府や金融界、IMFなどから金を借りる条件に
、徹底的な民営化や市場原理主義を「ワシントン・コンセンサス」「米英式モデル」として押しつけられ、苦労した。
しかし今、米の金融界は破綻し、米政府は市場原理主義とは正反対の金融大救済を進めている。
「もはや米国は、途上国・新興市場国に対して偉そうに市場原理主義を押しつける権利はなくなった。
今後の途上国は、自分たちの独自のやり方で経済政策を進める」という趣旨の発言が、
ブラジルやアルゼンチン、中国などの政府関係者から発せられている。
これからの米国の崩壊期、中南米は100年の念願だった米国からの自立を実現できるチャンスである
もちろん同様のチャンスは日本にもある。
自立したいと思う覇気がなさそうな日本人は、これをチャンスと思わず、むしろますます耳や目をふさいで自閉しそうだ。
市場原理主義の小泉竹中はその指導的地位から去り麻生でグローバリズムなど無かったような政策をとろうとしている。
米の金融破綻は、中南米にはあまり波及していない
日本も中国や欧州のようではない。
中南米は、ロシアや中東、中国などの諸国との経済関係を強め、経済的にも米から自立できる。
ベネズエラのチャベスやボリビアのモラルス、ニカラグアのオルテガらは、反米左翼的なポピュリズムを使って、
中南米を米国から自立させる大構想を進めている。
チャベスは先日、北京を訪問し、中国とともに世界の多極化を進めると宣言した。
米金融が崩壊したら、基軸通貨ドルが下落して国際決済もできず、中露や中南米や産油国などの非米同盟も大損害を被り、
米から自立して発展することはできないと思う人が多いかもしれない。
しかし、ドル以外の諸通貨を使う国際決済はやや不便だが可能。
金融で大儲けできた米英式のレバレッジ金融システムは崩壊したのだから、欧米自身、
預金を集めて融資する昔ながらの非効率な銀行システムしか持っていない。
金融経済をめぐる欧米の優位は失われている。
金融以外の分野となると、製造業や資源エネルギーの分野があるが、
これらはすでに欧米ではなく、中国や中東、ロシアなどに握られている。
金融の崩壊は、経済面での欧米優位の喪失と、BRIC+産油国という非米同盟の台頭を意味する。
アメリカはイラクをあきらめ機軸をアフガニスタンとイランに向けたはじめた。
ナント驚くべきことが生じている。
あのイラク戦争のねらいの石油試掘権に意外なことが惹起している。
当然日本のマスコミでは大きく報道されてないこと。
石油の無い国日本は国益の観点からアメリカ追従は馬鹿らしくてやってられない。
長くなるのでこれは別に触れる。
どうしても政治背景は報道されてなく、あるいは報道を抑えるので読みつらい。
イラク開戦にあたり国連の決議を経ずアメリカが戦いをはじめたのは
国連における正義が勝ち取れない恐れがあったゆえであることがご理解できたことであろう。
また戦争継続には資金が要るが日本を巻き込み周到に準備されてたことが
劇場型政治家を生み出し日本国内でお金を使おうとする旧田中派型政治家を
排除し日本に積み立てられてる資金の提供が必要であったことがわかろう。
任務が終了した小泉純一郎はお払い箱。
なにもイケメンらしい27歳の息子の政治家の誕生まではアメリカは行く末を知らない。
ここんとこ解析機能を見るとアクセスの多くが小泉進二郎。学歴である。
ゴシップ的話題はあまり触れたくなく嫌いではあるがまとめてみたい。
イチロウVSタロウは高度な分析からの劇場型選挙政治戦術。
政治家に芸能人並みのミエ、ミテクレは必要ない。
統率力・総理力はひつようだがイケメン力はどうだろう。
まぁ~その点では麻生も「どっちか」と迫るほどのイケメン的要素は変わりないと思うが
ご婦人の統率力が日本の政治を決めてるゆえ下手な詮索は怖い。。
舌禍も中山大臣と同属の空気ゆえ自重が大事である。
UNの旗たかく国連軍がゆく。
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それが日本の総理選びにも関わることでもあり無視できそうも無い。
グローバルといわれてる中ゆえなお疑問は深まる。
グローバルと言われてる割には国連のことがもれ伝わってこない。
世界の秩序は国連で決める。
せまるアフガン給油法案も小沢一郎は国連主義という。
安部、福田と日本は発言の場が3年近くなく欠席の国連軽視。
常任理事国入りなどで暗躍するのは付け焼刃。
これでは支持は集まるわけは無い。
緒方貞子の奉職の信頼の財産は残っていない。
ブッシュにも合わずに何しに行ったのか。
就任渡米で初めてのことであろう。
英国などは合い、経済小国の後進国でさえあっている。
会えないフランスは電話で相談了解を取った金融不安の解決策案。
日本は任期なきブッシュからさえなめられ者。
言われなくとも毎日市場で買い支えて孤軍奮闘で世界のアメリカ至上主義のドル維持を守っている。
ならばなおさら
「せわになってるなぁ~・・オメデトウ!総理になれそうだなぁ~」
二つ三つ合う理由があったはずなのにブッシュにさえあえない
とんぼ返りの10時間、口と同じぐらい軽い麻生日本国総理。
国連演説は同時翻訳機械の故障で遣り直しにも腐らず
「日本製ではなかろうな!」
で会場を沸かせ流石に帝王学で日本人ではこの人しか急場をしのげなかったハズだ。
イチロウVSタロウの構図が作りたいハズである、
肝心の国連のことだ。
ブログでも情報がある訳だが必死さがつたわるであろうか。
9・16「百年に一度の危機」の危機のときそのニューヨークのウォール街から
6キロほど離れた国連本部。
新議長が年次総会開会の演説をした。
それは初めての出来事。
政治に関するアメリカ中心体制の崩壊を宣言するかのような
国連総会の新議長の演説。
ミゲル・デスコト・ブロックマン元外相=ニカラグワの就任演説。
「安保理事会の中には、戦争中毒の国がおり、世界の平和と安全を脅かしている」
「(米軍のイラク)侵攻によって120万人もの人々が殺された」と、アメリカを酷評した。
国連総会の議長任期は1年間。
、ブロックマンはこの1年間で国連改革を進め、
「拒否権」など絶大な権力を持っている安保理の常任理事国(米英仏露中)の権限を減少させ
、代わりに全加盟国が出席する総会の権限を拡大することで、国連を「民主化」したいと宣言。
、
米欧が支配する組織であるIMF(トップは必ず西欧人)と世界銀行(トップは必ず米国人)を改革したいとも表明した。
発展途上国に財政緊縮政策を強要しまるで借金取り的でさえあるからだ。。
BRIC+反米諸国という「非米同盟」による、米英中心の世界体制を変えようとする多極化がある。
背後にはロシア中国が見え隠れする。
今この策略が加速しているのは、未曾有の金融危機による
米国の経済覇権崩壊との相乗効果を狙ったものだろう。
ブロックマンの母国ニカラグアは、1910年代から事実上アメリカの植民地。、
1960年代にキューバ革命の影響を受け、米からの自立を目指す左翼のサンディニスタ民族解放運動(FSLN)が始まった
(サンディニスタの語源となったサンディーノは1930年代の反米左翼運動家)。
ブロックマンはカトリック神父だったが、79年にサンディニスタが右派のニカラグア政府を倒し、議長のダニエル・オルテガが大統領になると、
外務大臣に任命された。
その後、サンディニスタはご多分に漏れずアメリカの介入もあり分裂。
90年代のニカラグアは、米が推進する世界的な経済自由化の中で、経済改革を進める右派政権が続いた。
だが、911後、米が単独覇権主義を掲げ、中東や中南米などの反米勢力に対する威嚇を強め、
その挙げ句にイラクとアフガンの軍事占領に失敗し、
それでも米が軍事依存の強硬姿勢を貫いたため、
中南米では反米感情が高まり、ニカラグアでは2006年の選挙でオルテガが再選
され、16年ぶりに大統領に返り咲いた。
オルテガが大統領に復活した裏には、ブッシュ政権の過剰な過激政策による反米感情の高まり以外に、南米ベネズエラの反米的
なチャベス大統領が、中南米の全域に反米政権を増やして連携しようとする策略を02年ごろから展開していたことがある。
チャスは、ベネズエラの豊富な石油収入の一部をオルテガ陣営に流し
オルテガが勝ったらベネズエラはニカラグアに石油をツケ払いで売ると約束した。
チャベスは、同様のやり方で05年末のボリビアの大統領選挙にも関与し、反米的なエボ・モラレス大統領の当選に手を貸した。
このほかの動き。、
アルゼンチンのキルチネル政権昨年秋に就任も反米的な色彩があり、
ブラジルのルーラ・ダシルバ大統領の米を突き放したような発言。
アルゼンチンとブラジルは最近、両国間の貿易決済に米ドルを使うことをやめると決めた。
中南米全体の反米傾向の中、中南米諸国は、今回の国連総会議長の選出にあたって
ニカラグアのブロックマンを結束して推挙し、当選させた。
中南米の反米感情を煽る米のボリビア潰し
中南米全体を反米化しようとするベネズエラのチャベスの策略に対抗する策略として、
米政府は、ボリビアで盛んになっている分離独立運動を支援した。
ボリビアは、先住民(インディオ)が多いアンデス高地と、比較的裕福な白人系が多い東部平地の
2つの地域からなり、国家財政の多くは、東部の天然ガス田からのガス産出で賄われている。
東部では、自分たちの地域にあるガ
ス田で稼いだ金が、高地の先住民に奪われているという不満がある。
史上初めての先住民大統領であるモラレスが06年に就任し
、ガス田からの国家収入を先住民ら貧困層に再分配する戦略を開始したのを受け、東部の不満が拡大し、
そこに米国務省による扇動作戦が加わって、東部の分離独立になった。
ボリビア政府は先日、駐ボリビア米大使のフィリップ・ゴールドバーグをスパイ容疑で追放した。
ゴールドバーグは昨年に駐ボリビア大使になる前は、コソボの米代表事務所の責任者。
コソボの軍事組織KLAがセルビアから独立できるようにするための軍事諜報・行政技能などの訓練を監督していた。
この調教技術をそのまま使い、ゴールドバーグはボリビ
ア駐在のCIAを指揮して東部平地の右派勢力を調教し、モラレス政権の中央政府からの分離独立運動をテコ入れしていたが、こ
の策略がばれて追放された。
バルカンから中南米に移転したゴールドバーグの策略は、国務省の諜報部門を統括している
ジョン・ネグロポンテが立案している。
ネグロポンテは80年代にニカラグアのサンディニスタ政権を潰すため、右派ゲリラ「コントラ」を調教し、その際にイランに秘密裏
に武器を売った資金を使ったため、86年の「イラン・コントラ事件」で訴追されパパブッシュに恩赦された経歴を持つ。
現ブッシュ政権でネグロポンテは、チェイニー副大統領の側近として政権中枢に返り咲き、
パレスチナで内戦を起こすと言ってハマスを強化してしまったり、
レバノンでのイスラエルとヒズボラの戦争を誘発したり、
イラクで内戦を起こすと言ってイラン傘下のシーア派組織を強化したりと、
チェイニー流の自滅的やりすぎ戦略を展開している
中南米諸国は1950-80年代、米国による軍事諜報の策略を使った支配を受け、暗い混乱の時代を過ごした。
今また、米当局は、中東各地で展開されたゲリラ支援策とコソボで行われた分離独立扇動の策略と同種のものを、ボリビアでも開始している。
これを見て、中南米諸国の政府は一気にアメリカに対する警戒感を強め、
チリのサンチアゴで開かれた中南米サミットでは、全会一致で
ボリビアのモラレス政権を支持する決議を出した。
露骨な米国非難ではなく、米が敵視するモラレスを支持することで、やんわりと米
に警告を発した。
モラレスは今回、NYでの国連総会に出席し、改めて中南米諸国の指導者たちから支持された。
中南米全体が、米国の外交戦略に対する警戒感を強める中で、サンディニスタのブロックマンのような反米左翼人士が、中南米を代表する形で国連に送り込まれてきたの
は不思議ではない
ボリビアの仕返しをコソボで果たす?
ブロックマンが国連総会の議長に就任して最初の数日間に手がけたことの一つに、セルビアが求めてきた、
コソボ独立の合法性を国際司法裁判所で再検討してほしいという要請を
、総会で決議する決定を下したことがある。
コソボは今年2月に独立宣言し、欧米などが認めるまで、セルビアの一つの州だった。
セルビアは、セルビア国民の了承を経ず一方的にコソボが独立したのは違法だと主張している。
同じスラブ人の国としてセルビアと仲が良いロシアもコソボ独立に猛反対し、
BRICの仲間である中国やインド、その他の途上国の多くもコソボ独立に反対している。
192の国連加盟国の中で、コソボ独立を支持したのは、米と同一歩調をとらざ
るを得ない米欧そして日本などんp先進国と42カ国にすぎない。
)
国連総会で、セルビアの要請に基づき「コソボ独立の合法性を国際司法裁判所で精査してもらった方が良いと思うか」と問えば
、過半数が賛成して要請は総会の意志決定として成立しうる
。国際司法裁判所では、コソボ独立はセルビア側の承認を受けていないので違法だとの結論が出る可能性が大きい。
米国がロシアの影響圏にくさびを打ち込もうとして進めたコソボ独立は、国連によって取り消されるかもしれない。
これは「コソボ方式」でボリビアを分裂させようとする米政府に対する、中南米左翼とロシアの連携による仕返しでもある
国連総会での票決は10月8日に行われる。
中南米の左翼は最近、ロシアとの連携を強めている。
ニカラグアとベネズエラとキューバは、グルジアから分離独立してロシアが国家承認した
南オセチアとアブハジアの独立を承認した。
ベネズエラはロシアとカリブ海で合同軍事演習を挙行し、冷戦終結以来約20年ぶりにロシアの軍艦や軍用機が
、米国の裏庭であるはずの西半球=南北米州に立ち入った。
ロシアの石油ガス会社であるガスプロムが、ベネズエラの海底油田開発事業に参画することも決まった。
中南米諸国は80-90年代、財政難に苦しみ、米国の政府や金融界、IMFなどから金を借りる条件に
、徹底的な民営化や市場原理主義を「ワシントン・コンセンサス」「米英式モデル」として押しつけられ、苦労した。
しかし今、米の金融界は破綻し、米政府は市場原理主義とは正反対の金融大救済を進めている。
「もはや米国は、途上国・新興市場国に対して偉そうに市場原理主義を押しつける権利はなくなった。
今後の途上国は、自分たちの独自のやり方で経済政策を進める」という趣旨の発言が、
ブラジルやアルゼンチン、中国などの政府関係者から発せられている。
これからの米国の崩壊期、中南米は100年の念願だった米国からの自立を実現できるチャンスである
もちろん同様のチャンスは日本にもある。
自立したいと思う覇気がなさそうな日本人は、これをチャンスと思わず、むしろますます耳や目をふさいで自閉しそうだ。
市場原理主義の小泉竹中はその指導的地位から去り麻生でグローバリズムなど無かったような政策をとろうとしている。
米の金融破綻は、中南米にはあまり波及していない
日本も中国や欧州のようではない。
中南米は、ロシアや中東、中国などの諸国との経済関係を強め、経済的にも米から自立できる。
ベネズエラのチャベスやボリビアのモラルス、ニカラグアのオルテガらは、反米左翼的なポピュリズムを使って、
中南米を米国から自立させる大構想を進めている。
チャベスは先日、北京を訪問し、中国とともに世界の多極化を進めると宣言した。
米金融が崩壊したら、基軸通貨ドルが下落して国際決済もできず、中露や中南米や産油国などの非米同盟も大損害を被り、
米から自立して発展することはできないと思う人が多いかもしれない。
しかし、ドル以外の諸通貨を使う国際決済はやや不便だが可能。
金融で大儲けできた米英式のレバレッジ金融システムは崩壊したのだから、欧米自身、
預金を集めて融資する昔ながらの非効率な銀行システムしか持っていない。
金融経済をめぐる欧米の優位は失われている。
金融以外の分野となると、製造業や資源エネルギーの分野があるが、
これらはすでに欧米ではなく、中国や中東、ロシアなどに握られている。
金融の崩壊は、経済面での欧米優位の喪失と、BRIC+産油国という非米同盟の台頭を意味する。
アメリカはイラクをあきらめ機軸をアフガニスタンとイランに向けたはじめた。
ナント驚くべきことが生じている。
あのイラク戦争のねらいの石油試掘権に意外なことが惹起している。
当然日本のマスコミでは大きく報道されてないこと。
石油の無い国日本は国益の観点からアメリカ追従は馬鹿らしくてやってられない。
長くなるのでこれは別に触れる。
どうしても政治背景は報道されてなく、あるいは報道を抑えるので読みつらい。
イラク開戦にあたり国連の決議を経ずアメリカが戦いをはじめたのは
国連における正義が勝ち取れない恐れがあったゆえであることがご理解できたことであろう。
また戦争継続には資金が要るが日本を巻き込み周到に準備されてたことが
劇場型政治家を生み出し日本国内でお金を使おうとする旧田中派型政治家を
排除し日本に積み立てられてる資金の提供が必要であったことがわかろう。
任務が終了した小泉純一郎はお払い箱。
なにもイケメンらしい27歳の息子の政治家の誕生まではアメリカは行く末を知らない。
ここんとこ解析機能を見るとアクセスの多くが小泉進二郎。学歴である。
ゴシップ的話題はあまり触れたくなく嫌いではあるがまとめてみたい。
イチロウVSタロウは高度な分析からの劇場型選挙政治戦術。
政治家に芸能人並みのミエ、ミテクレは必要ない。
統率力・総理力はひつようだがイケメン力はどうだろう。
まぁ~その点では麻生も「どっちか」と迫るほどのイケメン的要素は変わりないと思うが
ご婦人の統率力が日本の政治を決めてるゆえ下手な詮索は怖い。。
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