書評

2008年6月23日
今日の誕生日の花は・・・・ヒメサユリ
花言葉は・・・・・飾らぬ美

新聞各社の新刊図書案内の掲載されるのが同じ日になるので多忙な日曜日の朝は閉口する。
均等に各誌を見渡すt小一時間では終わらない。

新聞全面を詳しく読めば「新聞を読んで」のラジオ番組に出たいほどだ。
大学教授が出演条件みたいだがおざなりのみでは改革=チェンジは起きそうもない。
株の研究がお似合いの組織であろうテ。

おっと!皮肉表現は相手の度量次第では「死神」が大問題になるぐらいなのでクァバラくわばら。
ぶっそうなる世の中だ。
東大金バッジ組みの傲慢さが死ぬまで抜けないんであろう。
毛並みの良さの家系ゆえ兄・民主党幹事長まで「死神の兄は嫌だ!」とチョッカイを出す。
庶民との違い振りの驕りを垣間見る。

確かにゆとりの時間があるのはこの日なんだろが各紙毎掲載日が違えば有難いんだが
毎日朝日の名人戦の共同開催のように上手くいかないものか。

今週の書評子は毎日新聞がピッタリであった。
もっとも、敬愛するブログを拝読させてもらってる方の「水に関する著書」の紹介が
資源なき日本ゆえ一番気になるもの。
慧眼にはいつも恐れ入る。

ところでお役所任せの水政策のこの国は重要なるものが欠落している。
この国の水政策はお役所の縄張りの中でNO1が不在。
最終責任者がいない。

川の水一つそうだ。
治水か利水かで大きく違ってくる。

水利権ほどこの社会で漠然たる重要なる権利はないのではなかろうか。
水問題で集落ごとの対立があったと言い切っても過言ではない。
団塊の世代の社会環境で言わせていただくなら
子供のいじめの主因はすべてこの社会構造のここに原因があったと言い切る。。

この国は瑞穂の国。
水をめぐって生活を賭けた生存競争が行われてきた。

加工貿易の殖産興業の時代にしても近代技術の粋のIT産業にしても
きれいなる豊富な工業用水如何で工業立地が決まッテきた側面を持つ。

水は「タダ」ゆえ一元管理がなされてなく水飢饉がくれば大騒乱になる危機管理がまったくない。
ただ部分的には緊急体制が取られている。

ブロガーの皆さんが安眠のさなかでも深夜に限らず緊急に出勤して
安寧秩序を守っている事実をご存知なかろう。
21日から22日夜の宮崎地域の大雨警報。

旧建設省関係庁は河川管理で深夜緊急に職場にはせ参じたはずである。
球磨川を管理してる沿線はとりわけご苦労であったことだろう。
県、市町村の談合入札とかのみが表面化する部署にいる職員の皆さんである。

圧倒多数のほとんどの職員が談合などとは無縁なんだが、恣意的に入札情報が漏れたと話題になる。
では年に何度となく悪天候のたびに緊急体制を行ってることが
同じ報道機関の費やす時間労力で報道されているのか。
圧倒多数はまじめなる職員でセンセーショナルのみ取り上げるからおかしいのである。

ただ住民として同じ生活に必要なる水なのに司るそのお役所は下水、飲料水となるとまったく関係なし。
旧厚生省とか文部、総務とかになってしまう縦割り行政。
これでは地球温暖化水不足の危機管理に対応できてない。

抗生物質の患者のション便類はいずれ下水に流れ自然分解せず再利用にまわされてる面はどうなのか。
院内耐性抗菌なる抗生物質さえ弾き飛ばし耐性菌は下水を通じて流出してはいないのか。

とにかく一元管理がないとこの国が唯一保有する水資源さえ最高の有効利用がされてなく
将来に不安を残してることになってる政治の問題である。

ただし、政治家は名誉欲のみゆえこれらの主張の意味がまるでわかっていない。
言葉の遊びで死神の話題を届けとけばいい能天気。

仕事は常に地道なる物の積み上げ。
それ以外に成功完成はない。

啓蒙啓発の社会の木鐸たらん新聞マスコミの本来の神聖なる仕儀との
使命を放棄しているのも問題である。

重箱の隅をつつくのが使命などと履き違えてる紙面づくりの記者連のブンヤしかいない証左だ。
足で稼げ、足でもの書きたらん!

医療費増大に悩むはどこの国も同じ.
タイは医療費は無料.
ただ増大する医療費が8パーセント近くに成り
日本の知恵を借り実施するという.
ナンナン?それ〜〜?

知恵の国は富山でしょう.
あの入れ薬をタイ国で全面的に取り組み
医療機関にかかる前に常備薬を設置するとのこと.

タイ式はサッカーでなくボクシングでショウ.
うまくいくかな〜

話を戻そう。書評である。

大沢真幸「不可能性の時代」
時代区分の仕方が面白い。

45〜70は「理想の時代」
95年までが「虚構の時代」
それ以降現代「不可能性の時代」

有難いもんだ。人間たる社会の理想として生きた時代
飢餓に近き飢えと貧乏とにさい悩まされた時代がそうであったとは
ことばとしては違和感を覚える。

飽食と何一つ不足してない現代は
信じられない
何もかも信じらレナイ。

不可能性の時代といわれると必死で国づくりに貢献したハズとの
自負心がある世代はどうすればいいんであろう。

関川夏央「家族の昭和」

いつも米びつがたっぷりを知らぬ、飢えたる世代は満足感がなくなる。
消費社会の進行深化。

思い起こすハ先日のドタバタげきの町村官房長官談話。
「穀物が不足が予測されるので米の減反政策の見直し!」
すぐの自民党内から反発が上がる。
「米が暴落する!」

モノを大事にする社会の考え方の喪失。
金曜日の妻たち「恋に落ちて」・・・衣食足りて退屈を知る
ホントいい気なもんだ。
優れた企業は自滅で倒産にいたるも言いえて妙。

長屋恵一は知る人ぞしるロシア通。
衣食の経歴の多能力に驚く。

東工大を出て数学教師から料理人を経てすしチエーン幹部で小樽に住む
長屋恵一「風呂場で読むドフトエスキー」
ほんとかいな・この著書・工学部デショウ??
聞いて驚くな!
東工大での指導教官・・ナント大家・江川卓。
卒論も工学部ゆえ苦労したタイトル「文学と科学」

本人弁「作家で友人の残していった原稿用紙ゆえ書いた本である。」
作家宮内勝典のプロデュース力ってすごい!

殺人者ラスコーリニコフに
付きまとうハエは殺人を知ってるのか。

連想ゲーム張りに発展。
中島みゆきの曲あぶなさか
あぶなさか=古事記の黄泉比良坂
あふ坂の関・百人一首
知的連想ゲームの本。

佐渡に流された後の世阿弥。
大久保長安金山奉行が能を奨励
佐渡の200の能舞台はそれでも現在30が佐渡にある。
この地域の文化経済の奥深さを感じ
島流しの所その場所陰惨なる雰囲気はない。
一度佐渡に渡ってるが観光縦断ドーロに驚いたものだ、

1435年からの十社詣で
敬信のために一曲を法楽す
佐渡の能の始まりとする。

承久の乱で佐渡に流された順徳院。

西の山元を見れば人家甍お並べ都と見えたり
泉ともうしところなり。これは古御配処なり
黒木御所跡のことであろう。

家族座員を残し物資の不足に耐え
女婿の金春禅竹に妻を見てもらってるので便りを書く世阿弥。。

能砧(きぬた)
夏衣薄き契りはいまはしや、君が命は
長き夜の月にはとても寝られるにいざいざ衣打たうよ
悲哀を・・・

不実を嘆いて死ぬが寺の鬼瓦をみ故郷の妻をおもい泣き出す
狂言「鬼瓦」には愛妻家をみる。

長男元雅は早死にして
音阿弥は観世の頭領で華やかな芸風の盟主。敵対関係
金春座能を深く学び配流後も家族を大事にした。

世阿弥が金島書に残した。
「老婆を扶養してくださることのお礼を申し上げたら私にまでお金を送っていただきおかげさまで
 佐渡での人目に耐え外聞を保つことができます」

昨夜の公立大の君のお着物姿の艶やかさには「マイッタ!」
どこから見ても19歳には見えない。40歳でもいい。
恐ろしき程の溢れんばかりの才能。・・・ただ・・
この人たちのキャンバス生活はどうなってるのか。

「代返」ダイヘンとは団塊の世代を象徴する呉越船団方式の基本思想。
落語家を震撼させたる安藤鶴雄の随筆「代返」
・・・ワカンナ〜イ・・
ダイヘンとは本人に成り代わって返事をすること。
・・授業の始まりに必ず点呼があった。・・・
松村有ニ産業能率大教授の面白いお話を読んだ。
学生の座席行動である。

席の好みは授業に対するメッセージという。
「授業の理解度」「授業に対する評価」
改善が目的で研究してみた

個々人の座席行動。

出席管理システムはICカードで管理されている。
これに試験成績、授業評価アンケートを付き合わせる
05年と06年後期授業を基本にした。

席を「前」「中」「後方」に分けて考察すると
どうもゾーンが決まっている。

  授業の理解度
前方が成績がよい。
後方は振るわない。

  配布資料は役立ったか
  教員の言葉は明確yか
アンケートを実施。

好意的の「前方」
辛い評価「後方」

着席する位置をきめる要因

個人の性格、気のあった友人が誘う
取り組み姿勢の影響
積極性消極大きな要因

あえて調査せずとも教室の後ろは昔から・・・
ホント寝るのにも一番よかったし・・・。
ましてや七色での返事は手馴れたもので声色を使い
「代返」の名人であった。

「代返」がバレてのお目玉の記憶。
必死で自分の発案とし、かばいきった。

社会人のがけっぷちの危機のときも・
精神的障害なる脅迫暴力の100日を受けながらも。
一人沈黙で通し切った。
大きな返り血を浴びながらも。
過去の叱責は記憶の消滅がない。

時代の流れであったんであろうか。
新聞が教える。

 高校3年の時、生徒会長に立候補したら男子生徒にいわれた。
「バカだよ、女が会長になれると思。なんて」。
大学4年の時、ハーバード大ロースクールに合格したら教授にいわれた。
「これ以上女性は必要ない
ヒラリー・クリントン自伝「リビング・ヒストリー」
  
女性初の米大統領は今回
は実現しない。
でも「バカだよ、女が大統領になれると思うなんて」
とあざける米国人はもういないだろう。
この国はがらりと変わった

半年前までは本命。
民主党予備選で50歳代以上の女性の支持は際だっていた。

女性というだけで機会を奪われた理不尽さを共有するからだろう。
だが、若者が夢を託したのはバラク・オバマだ

きのうまで時代の先頭を走っていたのに
「チェンジ」
の旋風に行く手を阻まれ、
気がついたら時代が彼女を通り越していた。

女性だから、ではない。
世代間闘争となったから、負けたのではないか

事実とそれを解釈する観念を区別し
、人々が受け入れる理解しやすい観念を「通念」と呼んだのは
経済学者のガルブレイス。

「通念が致命的な打撃を受けるのは、陳腐化した通念を明瞭に適用できないような不慮の事件が起こって、
通念では処理しえないことがはっきりしたときである」(「ゆたかな社会」岩波現代文庫)

「大統領は白人の男しかなれない」が建国以来の通念。
  この通念は致命的な打撃を受けた。

同時に「無敵のヒラリー」という今までの常識も崩れた。
  「どうせ変わりっこない」
とだれもが惰性で思いこむ通念は日本も同じ。。
通念を次々に破る大胆な転換の米国。

いやぁこの宮崎さえここでのお話を超える美談はある。
なんと幸福なる事か。

岡山のお方は一週間前のお約束をしっかり守られお目見えいただいた。
イヌサルトリ・・引き連れ・・さすがに知仁勇のお国に柄。
実は瞬時忘れてた。
あわてての19時の会場に移動する。

ブログ読んでない方々のハズのお方から
夕方ブログのお電話をいただいた。

また「ご飯大丈夫か!」の白髪の紳士からの携帯。
同じ時間にお二人からの力押しでのお陰で
朝から気になってたる手帳の記事を思い出し
滑り込み・・「セ〜〜フ〜」

新聞ブログは所詮バーチャルの世界。
人の手を借りねば何も出来ないの0が社会である。
これ以上の含蓄、効果ある読書論はない。

艱難辛苦をわれに与えん!
日蓮でも親鸞でもない。
南無八幡大菩薩!
たたかれん!さらば開かれん!

簡単に言うことではないが・・
地獄をみればわかるが・・・
・・・すてぇちゃぁ〜もんじゃない!!!。
生きうるに値する社会である。

皆様ありがとうございます。

沖縄戦終結の日。
本土の盾に成り糸満での・・丘
アレ?ここの市長・・
たしか県議選の日に合わせて交代したところ・・
公明自民党の戦争政策を推し進める政治勢力。
大丈夫ん〜〜か。
どうりで福田総理がハシャイデルはずジャン!納得.
書評は人を鍛えてくれる.

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