蟹工船状態職場とは
2008年6月5日今日の誕生日の花は・・ハマナス
花言葉・・・・・・照り映える容色
赤い表紙の文庫本が作者の没後75年にあたる2008年 再脚光を浴びている。
新潮文庫「蟹工船・党生活者」小林多喜二著が異例の27000部を増刷、例年の5倍の勢いで売れてると
5月2日の読売新聞が一面を割いて伝える。
大月文庫で確か読んだ記憶がある.
文庫は全290ページ、うち蟹工船は135ページで一挙に読める。
小林多喜二は殴る蹴るの拷問の果ての虐殺で
29歳で妻や幼子を含めて命を落とした。
どこかの相撲部屋どこではない。
人道上許しえない蛮行である。
この蛮行の似たる大杉栄虐殺事件。
首謀者甘粕は満州で名を成すが歴史は皮肉なる者である。
75年が経過した今年になって
小林多喜二の作品が脚光を浴びている。
発端は1月9日の毎日新聞。
いまや「労働者のマリア」雨宮処凛(33)
高橋源一郎(57)の対談にある。
作品は昭和4年1929年発表。世界恐慌の年。
1926大正15年4月16日漁労中起きたことが
作品として結実した。
流通市場が発展してなかった頃、ついこないだまで
高級食品の代名詞はかって缶詰も含めたカニであった。
カムチャツカの沖で蟹を獲りそれを缶詰にまで加工する蟹工船「博光丸」
この「蟹工船」で描かれる「博光丸」が博愛丸事件である。
特定の主人公もいない淡々と描かれた作品。
ストリーのブログからの引用も含め記録する。
登場人物
事業主松崎
現場総監督阿部、部下淺川
その養子の元巡査西山
ストリー
カニ漁は海軍の庇護の下行われていた。
様々な出自の出稼ぎ労働者を安い賃金で酷使し、高価な蟹の缶詰を生産する海上の閉鎖空間の船内。
彼らは自分達の労働の結果、高価な製品を生み出しているにも関わらず、蟹工船の持ち主である大会社の資本家達に不当に搾取されていた。
情け知らずの監督者である浅川は労働者たちを人間扱いせず、彼らは懲罰という名の暴力や虐待、過労と脚気の病気で倒れてゆく。
200名中6割の脚気患者
樫のペシ(カニの甲羅を挟む)
ハンマーの投打で今市漁労者は死亡
佐藤定一を襟神をつかんで引きずり倒し、棒ハンマーで滅多打ち
乗組員ほとんどが虐待を受けている。
初めのうちは仕方がないとあきらめる者もあったが、やがて労働者らは、人間的な待遇を求めて指導者のもと団結してストライキに踏み切る。
しかし、経営者側にある浅川たちがこの事態を容認するはずもなく、帝国海軍が介入して指導者達は検挙される。
国を、すなわち国民を守ってくれるものと信じていた軍が資本家の側についた事で目覚めた労働者たちは再び闘争に立ち上がっ
ほとんどがノン・フイクション
ただ、挿入された部分がある。
つまりロシア人に助けられロシアの国のPRの部分である。
そのエピソードのところはプロパガンダに過ぎないハズだ。
ロシア人に助けられたときの労働者独裁のPR
働く人ばかりで働かない人のいない国があるだろうか。
えへん・・・ロシアにはいない。
ずるい人いない。
首閉める人いない。
恐ろしくない
この所辺りがあるゆえプロレタリア文学の金字塔とされる所以なんだろう。
蟹工船は虐待事件がクローズアップされてるが、
人間はもの
それを禁止してるロシアの国の生きた資料の提示に主題はあった。
今グローバル化の進展派遣労働での労働現場の混乱の極致がとりわけフリーター、派遣労働、ネット難民などと状況が似て入る。
条件が酷い派遣労働難民
一流大学を出ても就職ができず
多くは非正規雇用などの不安定労働者であり、ワーキングプア
に苦しんでいる者もおり
、小林多喜二の捉えた世界観は今日の若者の労働現状と通じるものがあることを示している。
コンブライアンス=法令遵守どこで語れない深刻さ。
仕事についていても貧困層には
いつよりドン底に落ちるかわからない不安がある。
敷金がない借家ゆえ家賃滞納ですぐにホームレスに落ちる。
仕事をやめて友人宅に転がり込むも
友達も貧乏で食費などの出費がかさみ二人一気に奈落のそこに転落
実感できないかもしれない。
大げさ、そこまで貧乏に成るはずが無い。
思い込んで否定し、プロパガンダの一種と思っていた。
高橋源一郎の率直な飾らない意見であった。
ホームレスの環境とは遠くにいるというのに
社会の不気味な不安、搾取構造は変わっていない。
行き場の無い感覚どうしたらよいのか。
1995年の労働者の流動政策にすべての端緒がある。
終身雇用が崩れ派遣法の全面実施
パート覇権請負新しい雇用形態
格差社会ベルリンの壁ロシアの崩壊
格差社会での周辺に落とされた自分の境遇
社会から殺される
虚無と絶望、立ち上がれない。
怨蹉は法の厳格運用への期待を込めている。
若者の社会感はシッカリしている。
こうなったのは自分の責任
誰もを人間扱いせずシッカリ働いてるのに
、生活できないのは可笑しい
言い渡された経営者からの言葉の痛みを感じつつ
自分の意志から抜け出せない
不景気の深まる負の連鎖の経済構造と似ている。
「なめている」
「努力が足りない」
自己責任論にほおかぶせで救済する方策は微塵も無い。
果たしてそうか。
日本には人間味や人間性を重んじる
法外の法がある
人として真面目の面を持ってたすべての処置。
厳粛なる法の場でも情状酌量という。
裁きの場でさえ最終判決を酌量定規に求める。
「家醜不外揚」
家の恥は外に晒さない。
当然了知してるので今日は触れない。
病期に政治の国境は無いとも言う。
突然のことは咄嗟で決断納得も出来ず、
正常な判断は出来ない。
79年前の作品の「蟹工船」小林多喜二没後75年
何一つ進展してない労働現場。
そんな職場・・゜゜(>ヘ<)゜ ゜。ビエェ
時代錯誤そのもののタイムスリップ。
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花言葉・・・・・・照り映える容色
赤い表紙の文庫本が作者の没後75年にあたる2008年 再脚光を浴びている。
新潮文庫「蟹工船・党生活者」小林多喜二著が異例の27000部を増刷、例年の5倍の勢いで売れてると
5月2日の読売新聞が一面を割いて伝える。
大月文庫で確か読んだ記憶がある.
文庫は全290ページ、うち蟹工船は135ページで一挙に読める。
小林多喜二は殴る蹴るの拷問の果ての虐殺で
29歳で妻や幼子を含めて命を落とした。
どこかの相撲部屋どこではない。
人道上許しえない蛮行である。
この蛮行の似たる大杉栄虐殺事件。
首謀者甘粕は満州で名を成すが歴史は皮肉なる者である。
75年が経過した今年になって
小林多喜二の作品が脚光を浴びている。
発端は1月9日の毎日新聞。
いまや「労働者のマリア」雨宮処凛(33)
高橋源一郎(57)の対談にある。
作品は昭和4年1929年発表。世界恐慌の年。
1926大正15年4月16日漁労中起きたことが
作品として結実した。
流通市場が発展してなかった頃、ついこないだまで
高級食品の代名詞はかって缶詰も含めたカニであった。
カムチャツカの沖で蟹を獲りそれを缶詰にまで加工する蟹工船「博光丸」
この「蟹工船」で描かれる「博光丸」が博愛丸事件である。
特定の主人公もいない淡々と描かれた作品。
ストリーのブログからの引用も含め記録する。
登場人物
事業主松崎
現場総監督阿部、部下淺川
その養子の元巡査西山
ストリー
カニ漁は海軍の庇護の下行われていた。
様々な出自の出稼ぎ労働者を安い賃金で酷使し、高価な蟹の缶詰を生産する海上の閉鎖空間の船内。
彼らは自分達の労働の結果、高価な製品を生み出しているにも関わらず、蟹工船の持ち主である大会社の資本家達に不当に搾取されていた。
情け知らずの監督者である浅川は労働者たちを人間扱いせず、彼らは懲罰という名の暴力や虐待、過労と脚気の病気で倒れてゆく。
200名中6割の脚気患者
樫のペシ(カニの甲羅を挟む)
ハンマーの投打で今市漁労者は死亡
佐藤定一を襟神をつかんで引きずり倒し、棒ハンマーで滅多打ち
乗組員ほとんどが虐待を受けている。
初めのうちは仕方がないとあきらめる者もあったが、やがて労働者らは、人間的な待遇を求めて指導者のもと団結してストライキに踏み切る。
しかし、経営者側にある浅川たちがこの事態を容認するはずもなく、帝国海軍が介入して指導者達は検挙される。
国を、すなわち国民を守ってくれるものと信じていた軍が資本家の側についた事で目覚めた労働者たちは再び闘争に立ち上がっ
ほとんどがノン・フイクション
ただ、挿入された部分がある。
つまりロシア人に助けられロシアの国のPRの部分である。
そのエピソードのところはプロパガンダに過ぎないハズだ。
ロシア人に助けられたときの労働者独裁のPR
働く人ばかりで働かない人のいない国があるだろうか。
えへん・・・ロシアにはいない。
ずるい人いない。
首閉める人いない。
恐ろしくない
この所辺りがあるゆえプロレタリア文学の金字塔とされる所以なんだろう。
蟹工船は虐待事件がクローズアップされてるが、
人間はもの
それを禁止してるロシアの国の生きた資料の提示に主題はあった。
今グローバル化の進展派遣労働での労働現場の混乱の極致がとりわけフリーター、派遣労働、ネット難民などと状況が似て入る。
条件が酷い派遣労働難民
一流大学を出ても就職ができず
多くは非正規雇用などの不安定労働者であり、ワーキングプア
に苦しんでいる者もおり
、小林多喜二の捉えた世界観は今日の若者の労働現状と通じるものがあることを示している。
コンブライアンス=法令遵守どこで語れない深刻さ。
仕事についていても貧困層には
いつよりドン底に落ちるかわからない不安がある。
敷金がない借家ゆえ家賃滞納ですぐにホームレスに落ちる。
仕事をやめて友人宅に転がり込むも
友達も貧乏で食費などの出費がかさみ二人一気に奈落のそこに転落
実感できないかもしれない。
大げさ、そこまで貧乏に成るはずが無い。
思い込んで否定し、プロパガンダの一種と思っていた。
高橋源一郎の率直な飾らない意見であった。
ホームレスの環境とは遠くにいるというのに
社会の不気味な不安、搾取構造は変わっていない。
行き場の無い感覚どうしたらよいのか。
1995年の労働者の流動政策にすべての端緒がある。
終身雇用が崩れ派遣法の全面実施
パート覇権請負新しい雇用形態
格差社会ベルリンの壁ロシアの崩壊
格差社会での周辺に落とされた自分の境遇
社会から殺される
虚無と絶望、立ち上がれない。
怨蹉は法の厳格運用への期待を込めている。
若者の社会感はシッカリしている。
こうなったのは自分の責任
誰もを人間扱いせずシッカリ働いてるのに
、生活できないのは可笑しい
言い渡された経営者からの言葉の痛みを感じつつ
自分の意志から抜け出せない
不景気の深まる負の連鎖の経済構造と似ている。
「なめている」
「努力が足りない」
自己責任論にほおかぶせで救済する方策は微塵も無い。
果たしてそうか。
日本には人間味や人間性を重んじる
法外の法がある
人として真面目の面を持ってたすべての処置。
厳粛なる法の場でも情状酌量という。
裁きの場でさえ最終判決を酌量定規に求める。
「家醜不外揚」
家の恥は外に晒さない。
当然了知してるので今日は触れない。
病期に政治の国境は無いとも言う。
突然のことは咄嗟で決断納得も出来ず、
正常な判断は出来ない。
79年前の作品の「蟹工船」小林多喜二没後75年
何一つ進展してない労働現場。
そんな職場・・゜゜(>ヘ<)゜ ゜。ビエェ
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