終盤国会

2008年6月3日
今日の誕生日の花は・・・ツリガネソウ
    花言葉は・・・・感謝

6月2日のNHKラジオで深夜にふさわしき歌が流れる。
逝った人が成仏できず纏わりついての刻。
歌手・作詞・作曲家ヨシオカシゲミ。
その道が長いゆえ「金子みすず」作品はつとに有名で
知るひとぞ知る。

では・・何故?氏名がカナガキなの?
この方に触れたのはラジオのみで二回目。

与謝野晶子・
「君死にたもう事なかれ」
に曲をつけ哀愁を以って唄う。
兄を偲んでる時ゆえに嗚咽を誘う。

これまで20人以上500曲をこえる作品群。

30年前の20代の頃の疑問
女性詩人の苦難を転機に、出産挫折ともに成長した人々に光を当てる。

イバラギノリコ
私が一番美しかったとき
シンカワカズエ
「私を束ねないで」
金子みすず
私と小鳥と・・
最後の結びだけは知っている。
・・みんな違って みんないい。・・

バブル期に軽薄短小勝者がもてはやされる。
その中で金子みすずに出会う。
詩は最後に刃を突きつける。
物の本質を見ないとダメ!と迫ってくる。

たとえば・・大漁・・
捕られた側の魚達はどうなんだろう。
・・・もう一つのまなざし。

ヨシハラサチコ
あのひと
亡くなった肉親が懐かしい
あの人は生きていました。
そこにいました。
ついきのうまで笑っていました。

よしおかさえ乳がんで亡くなった人をおもだす。
生きてた証を見出せる。

はった障子、眠った布団、歩いた道。海なり・・恋の思い出
あの人の・・・
女性詩人の言葉、命への愛情
輝いていてほしい。

叫んだりでなくひしひしと迫る、いのち
アジアに視座を置く
フイリッピン等に拠点を置く姿勢。
7月1日与謝野晶子と万葉集。で講演/音楽会を開く。

その教訓で社会を見るとゴマカシの横行が目に付く。

どうにもママ成らぬ。
私が橋渡しなのに出し抜かれた先日金曜日.
2日17時壽屋跡で会うが私を出し抜いての反省は無い。、

また、お渡しした署名簿は期限切れとまるで取り合わない.
一人一人書いていただいてこれだ.

勿論第三者経由の名義を遣っての資金貸し付けはダメ!
相変わらずである.
全く何ひとつ進まぬ.
ねじれなどと嘆く福田総理が羨ましい.
ゴマカサレ人権無視ににどこまで絶ええるのか
これではギネス記録保持者だ.

「第三次世界大戦でどんな武器が使われるかは分からない。
だが第四次世界大戦では人間は棒と石を持って戦うだろう」。
当代一の科学者アインシュタインの警告。

 空から人間さえ標的に捉え、ロボットが最前線で銃撃戦をするアメリカ軍の現状。
進化する軍事兵器が、いずれ文明そのものを滅ぼしてしまうであろうことへの危惧。

クラスター爆弾は一つの容器に数百個の子爆弾が空中で開いて不発。
地中に埋まる。
それに触れた人が昨年で1万人が死んでいる。
大半は無邪気に遊びまわる子供で三分の一を占める。

アフリカ中南米を中心に120カ国が禁止。
アイルランドに英仏ドイツが即廃止に名を連ねた。

そこに動揺が走った。
福田総理の決断で予想外に日本が加わった。

我が軍は4種のクラスター爆弾を保有
200個を戦闘機に常備。
ほかに陸上部隊に3種。
国産米産の保有は公表無し

新型をはずす部分規制、8年で廃棄。
米中ロは冒頭から参加していないが決議の意義は大きい。
人類生存の課題である核生物化学兵器廃棄にさえ1歩進めたる人類の英知である。

一貫したわが国の平和国家の政策なのか。

宇宙基本法が成立した。
だが、星出宇宙飛行士の「きぼう」ニュースを利用しての常套手段のカモフラージュ。
マスコミ世論にこの事は流れてこない。

「わが国の安全保障に資する」という文言が、密かに盛り込まれ大きく変貌した。

 宇宙の開発利用について、1969年に
「平和の目的に限る」と国会で決議している。

多くの国が侵略を行わない範囲での軍事利用を認めていた中40年にわたり「非軍事」の理念を掲げ続けてきた平和の国。。

北朝鮮の弾道ミサイル発射を背景に、情報収集衛星が導入されるなど多少の修正はなされてきたが基本理念は変わらない。、

今国会での議決は、それとは違い宇宙政策の原則そのものを大きく転換するもの。

 これにより、高い解像度の偵察衛星や弾道ミサイル発射を探知する早期警戒衛星の導入などが可能になるという。
国会の会期は15日まであるのに、わずか4時間の審議で成立というテイ堕落。
 
あくまで専守防衛の範囲を前提としているが、その容認範囲は政府が判断することになり、歯止めが不十分。
 
現実は荒唐無稽なハズのアインシュタインの予言通りに進んでいないかの検証に有る。

まだある。
「サマータイム」
国会の閉会を前に駆け込み成立は国民無視も甚だしい。

言葉の魔力に映像音楽も伴えば誰もが魅惑のひと時で理性を失う。
「サマータイム」は55年英製作。「哀愁」など英国映画の輝いてた時期。

ストリーはたわいもない。
  米国人女性38歳は休暇でバカンスを楽しみに
  アドリア湾のベニスにやってきた。
  妻子ある現地人とのつかの間の恋心。

サヨナラおじさんの淀川長治は女優NO1にキャサリン・ヘップバーンの演技をあげる。

「サマータイム・インベニス」
ヘップバーン、ロッサノ・フラッツィ
監督デブィット・リーンはアラビアノロレンスやロシア革命のお医者さんの没落・・ララのテーマの・・
いずれの作品も映像ストーリーだけでなく音楽が良い  

言葉の響きからであるまいに国会に提出されても居ないのに
急遽成立の方向が速まっている。

この国にはこの法の経験さえあるから厄介だ。
戦後の1948年5月から始まった夏時間、
つまりサマータイムのことだ。

日本では夏時刻法という法律で導入された制度。、
その趣旨は本来の「デイライト・セービング・タイム」、
つまり日光活用時間という言葉通りのこと。

夏に限り標準時を1時間進めて仕事の能率を高め、
日のあるうちから余暇を利用しようというわけである。
時計の針を1時間進めるから、日没は1時間遅くなる。

新聞が教えてくれる。
このアイデアを思いついたのはW・ウィレットというゴルフ好きの英国人。

、実現したのは燃料節約が迫られた第一次大戦下のドイツと英国だった。
日本の場合は占領下の導入だったが、国民の評判はさんざん、占領終結と共に廃止される

そのサマータイム復活の動きが高まったのは、地球温暖化防止に向けた省エネルギー効果を見込んでのことだ。
世界で七十数カ国が導入し、先進国で実施していないのは日本と韓国だけといわれる。

確かに「天然の照明」「天然の冷房」を使わぬ手は無い。
身近なところから生活スタイルを見直すきっかけになることも期待される。

一方、戦後のサマータイムへの主な不満は「残業が増えた」「遅寝早起きで睡眠不足になった」というものだった。

サービス残業や睡眠障害、ナンチャッテ管理職が話題になる今日も同じような懸念は出てくる。

「五月には心無しに雇われるな」と言うそうだ。
日没が遅くなれば長く働かされる。
あこぎにこき使われてはかなわない。
雇われる側の用心はつきまとう。

また高温多湿の夏では省エネ効果を疑問視する声もある

サマータイム導入を目指す超党派議員連盟は10年実施を盛り込んだ法案を来週にも国会提出する。

なにしろ国民一人一人の寝起きにまでかかわる法だ。
一寸の光陰軽んずべからず

この国には長き歴史がある。
改革の美名に、世界の流れは・・に単純に乗るべきではない。

夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
  雲のいづこに 月宿るらむ 万葉集

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