総選挙

2008年3月29日
税は国に繁栄をもたらし時には滅亡に導く。
日本は岐路に立たされている。
政治の転換点であり、真の戦後の総決算の時期がきた。
総選挙が迫っている。

「ガソリンが25円下がる。」
ガソリンは国家をなす経済の基本的要因までなってることに鑑み喜ばしい。
外需依存の経済を内需拡大に政策変更の基本に繋がるからだ。

それが・・混乱の極致から生じたひょうたんから駒で
例えきれぬ要因ゆえ憂国の徒には素直に喜べない。

ガソリン国会の終息が見えてこなく解散総選挙とさえ成ってきている。
法治国家ゆえ税維持のため、2ヶ月のつなぎ法案を与野党が合意した。

ガソリン国会の暫定税率の「一般予算に09年より実行」の
福田総理の抜き打ち会見さえ与野党ともに合意ができていない。

田舎を守る郵便制度には旧守派とレッテルを張り自民党から刺客候補まで立ておいだし、
田舎と都市の政治を明確にした小泉政治が手をつけきれなかった道路税問題。

小泉さえ手をつけきれなかった田中派の作り上げてきた
土建国家の基本のバラマキ、景気調製機構の補助金による日本経済調整制度ゆえだ。

与党自民党の伊吹幹事長二階総務会長。
「党内手続きを踏んでいない。政府の呼びかけ」
と他人事を通り過ぎたる一党の党首に向かっての発言の域を越えている。

谷垣政調会長のみが理解を示す。
「大胆なる踏み込んだ発言、党員汗をかくべきだ。」
派閥利権をチラツカせる派閥政治の根底の復活。
政治の離反集合、大同団結の流れが見える。

期限切れの暫定税率法の問題は与野党対立より自民党内対立のほうが精鋭化つつある。
功をなしつつある小沢戦略のとどめを知らぬ陰謀的政治の裏を垣間見る思いだ。

あの歴史的事項自民党社会党合意の村山社会党内閣の前夜どこの不気味さではない。
一国の国家の行く末が、かかっている。

歴史的国家の偉人。
国家を隆盛にさせたり滅亡に導いたり。
政治は結果責任。
棺の蓋置いて評価が定まる。
その根底には常にある一つの課題問題。
「税」である。

古代ローマ帝国は1000年間栄えた。
初代皇帝が定めた税制税額まで300年間も変更しなかった。

17世紀スチュアート朝イングランド
ピューリタン革命で潰えた。
王と議会の税をめぐる対立が発端。

オランダ独立は1581年支配国スペインの売上税からである。
アメリカ独立戦争1775年イギリスの課した茶税が発端。

ルイ15世は国家財政を破綻させフランス革命の原因を作ったとされる。
イギリスとの戦争が長引いたためで今日のアメリカそのもの。
シルエット財務長官は空気税を徴収した。
国民からの猛反発で9ヶ月後に辞任。

その中世フランスの珍税。
カエル税カエルの鳴き声が安眠を妨げるとして領民に労役を強制した。
カエルが鳴くのを防ぐため、夜な夜な水面を叩く。

ロシアを近代国家に変えた17世紀、強大なる皇帝国家を作った。
ロシア・ピョートル大帝はなんでも税をかけたことでも名を残す。
帽子、長靴蜂蜜煙突風呂薪スイカウルミ・・・
みえるものに・・税を課した。

極めつけはヒゲ。
ヨーロッパでは野蛮と思われていたヒゲ近代化を推し進めてたゆえ一挙両得。
軍備を増強バルト海の派遣を確保。
プーチン政権の石油ガス資源を利用した大国の復権手法は何処か似ている。。

将軍綱吉の生類憐れみの令で徴集していた。
ただどうなんであろうこともあろうか昭和に復活。
昭和30年には2686の自治体に犬税があった。
いまだ存在している。

幼き頃覚えている言葉。
農業は全員総出の産業であった。
わたしの家事手伝いをサボるのが発覚。
親はどうにかして勤勉なる人間に治性しようとした。
子の一番の宝ものに目をつけた。
愛犬ポチのことだ。
「税金がイッチョウトど〜〜」
「どっかにやっど〜〜」
犬の鑑札を首輪につけてた。
認識からどうやらこれは税金であったようである。
狂犬病の予防摂取のことを言ってるとは思うが幼き故理解できなかった。

中国ドイツでの捨て犬収容所の運用費用。
オランダでの犬のフン清掃費用と巌然と運営されてる税制度に他ならない。
プーチン政権の石油ガス資源を利用した大国の復権手法。

04年自民党小委員会
柴山昌彦議員
「暴論ではあるが独身税をやってはどうか」
少子化対策の一環

この歴史は古い。
ローマ初代皇帝アウグストゥス未婚の女性に独身税を課税している。
ブルガリアでは64〜89年まで実施されていたらしい。

アメリカ/シアトル州のエスプレッソ税は10セントのコーヒー税である。
ただ、国民性柄、住民投票で否決。

宮崎では住んでるだけで二重に住民税が課税される全国初めての
コミュニティ税を可決強行した。
1年間施行を遅らせ来年4月からの実施は福田政権の先行をいく老獪さ。
宮崎の自然気候で育まれた県民気質に似つかわない手法での施行は二重に許されぬ。

日露戦争戦費をまかなったのが日本の相続税。
1900年のこと。いまだ施行されている。

売上税=消費税の竹下内閣は退陣に追い込まれた。
税制度にめぐり合わせた福田内閣がニッチもサッチも立ち行かない状況は与野党内の合意ができてないからである。
「09年一般財源化」で2兆6千億が失われるとのデマゴギーが宣伝されよう。
さらに
「道路整備費がなくなり財政難に陥る。」
賢明なるブログ人には先のこのブログ数字で示してあるばかり。
騙されては成らぬ。
有難きことに数字を他のブログで早速目に触れ嬉しき限り。

キャンペーンができるときは選挙の前夜である事の証明は歴史を紐解くと見えてくる。
風雲急を告げている。
サ〜〜総選挙だ。

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