2月12日の日記
2008年2月12日日経紙の28面の文化欄は私の履歴書が知られている。
その対極の右端の名画欄には何時も教えられることが多い。
2月11日より新企画「子供が好きな名画」十選が始まり、楽しみである。
多くの著作のある結城昌子アートデレクターの健筆に期待したい。
小学生新聞で自分のコーナーでの面白ぶりは実証済み。
その程度でいいのでズブの素人たる小生など中度いい具合である。
実存の恐怖で語られてきたムンク・「叫び」。
子供達に叫びの正体を創造してもらおうとの全国の子に呼びかけた。
一番多かったのは・・・・
「きゃっ〜かつらがとぶ!」
風がネコが盗人がかつらを奪い去っていく。
傍らには「楽しかった。またやりたいです。」
律儀な感想が添えられているそうだ。
大人の恐怖を笑いに変える子供の智慧。
記念碑的作品も彼らにかかれば一緒に遊んでくれる愉快な友達。
カツラの歴史もずいぶんとさかのぼれ古い。
17世紀のフランス国王、ルイ13世
22歳でカツラをつけた。
心労ゆえに薄毛となったゆえだ。
廷臣たちがそれに倣い、カツラはやがて上流階級の正装として各国に広まったという
義務教育の教室の黒板の上にある欧州歴史の偉人が女装してる感じを持ったのはある意味正しかったわけだ。
貧乏な時代がかつらを使う余裕さえなかったからである。
あるべき物が無いのを恥じる心に時代の差はない。
新聞は社会の木鐸。正論を指し示す。
光頭の書き手による『ハゲの哲学』(金子勝昭、朝日文庫)。
「ハゲを隠しているという意識につきまとわれているかぎり、変貌できない」。
頭髪の気になり具合は「自分の人生をどの程度自分のものにできたかを測るものさし」(金子氏)でもある
脱毛への備えを説いた『ハゲてたまるか』(下川裕治、朝日新聞社)で、精神科医が語る。
「人は交通事故を笑えないが、バナナの皮で転べば笑う。大したことではないからだ。
精神的にハゲを克服するポイントです」
そうなんかな〜〜。
吸煙者に嫌煙権を説くようなもの。
人の深層心理はそう単純なものではない。
名画は子供の直感から遊擬に変わる。
裸のおおさまを言い切れるのは子供でしかないのは歴史の事実。
ムンク・「叫び」
1893年油彩パステル、テンペラ厚紙91,0×73,5オスロ国立美術館蔵。。
その対極の右端の名画欄には何時も教えられることが多い。
2月11日より新企画「子供が好きな名画」十選が始まり、楽しみである。
多くの著作のある結城昌子アートデレクターの健筆に期待したい。
小学生新聞で自分のコーナーでの面白ぶりは実証済み。
その程度でいいのでズブの素人たる小生など中度いい具合である。
実存の恐怖で語られてきたムンク・「叫び」。
子供達に叫びの正体を創造してもらおうとの全国の子に呼びかけた。
一番多かったのは・・・・
「きゃっ〜かつらがとぶ!」
風がネコが盗人がかつらを奪い去っていく。
傍らには「楽しかった。またやりたいです。」
律儀な感想が添えられているそうだ。
大人の恐怖を笑いに変える子供の智慧。
記念碑的作品も彼らにかかれば一緒に遊んでくれる愉快な友達。
カツラの歴史もずいぶんとさかのぼれ古い。
17世紀のフランス国王、ルイ13世
22歳でカツラをつけた。
心労ゆえに薄毛となったゆえだ。
廷臣たちがそれに倣い、カツラはやがて上流階級の正装として各国に広まったという
義務教育の教室の黒板の上にある欧州歴史の偉人が女装してる感じを持ったのはある意味正しかったわけだ。
貧乏な時代がかつらを使う余裕さえなかったからである。
あるべき物が無いのを恥じる心に時代の差はない。
新聞は社会の木鐸。正論を指し示す。
光頭の書き手による『ハゲの哲学』(金子勝昭、朝日文庫)。
「ハゲを隠しているという意識につきまとわれているかぎり、変貌できない」。
頭髪の気になり具合は「自分の人生をどの程度自分のものにできたかを測るものさし」(金子氏)でもある
脱毛への備えを説いた『ハゲてたまるか』(下川裕治、朝日新聞社)で、精神科医が語る。
「人は交通事故を笑えないが、バナナの皮で転べば笑う。大したことではないからだ。
精神的にハゲを克服するポイントです」
そうなんかな〜〜。
吸煙者に嫌煙権を説くようなもの。
人の深層心理はそう単純なものではない。
名画は子供の直感から遊擬に変わる。
裸のおおさまを言い切れるのは子供でしかないのは歴史の事実。
ムンク・「叫び」
1893年油彩パステル、テンペラ厚紙91,0×73,5オスロ国立美術館蔵。。
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