10月18日の日記

2007年10月18日
産経新聞と朝日新聞がコラムで重箱の隅をつっつきあいの様相。
沖縄戦争での集団自決で教科書の書き換え事件の集会参加者が4万人か11万人かと表面的にはたわいも無い。

背景にはウルトラ保守の安倍政権の「お下がり内閣」の書き替えを指示した伊吹文明幹事長・二階俊博総務会長の文部大臣経験者の小泉安倍政治残滓との政治的抗争がある。
之に谷垣貞一政務調査会長、古賀誠選対委員長の四役体制の最高布陣が被る。

安倍政権に楯突いた朝日言論人と安倍政権擁護派の教科書改訂を進める自虐史観廃止の産経文化人グループの対立構図である。

天下の公器たる第三の権力の保持者としての知恵も誇りも無い
そこにまた火種が惹起し事は政界さえ巻き込んでいる。

永田町を震撼させた一人の女性の逮捕の続報がどうも
官製ガードがかかっているようで事件の詳細が外に出なくブロガーの気になるところ。

他人所有の表参道の不動産を110億円で架空売買し
仲間三人と共に一人の女性が逮捕された。

「議員になりたい」が口癖の強気の上昇志向。
二百万近い家賃を払った上にお手伝いさんを使っての豪華な生活ぶり。

二瓶絵夢NIHEI・EMUは本人の説明してた「祖父は中曽根康弘と懇意で大病院を経営してる」のふれこみは真っ赤なウソ。
両親の離婚後は保険勧誘員の母のもとの青春の蹉跌状況で育った。
高級コールガールとまでいかないまでも生きるすべを駆使していた成り上がりものの悲しき生存その末路が浮かび上がる。

売名は北朝鮮問題からで、急に大物に成長した安倍信三の政治家経歴に似ている。
救う会お墨付きライターの地位を得る。
江川詔子が浅原彰晃のオーム事件で急に名を成したようなもの。

拉致事件は旧社会党内の共和国連絡部の仕業だのガサネタを利用する。
SAPIO、諸君にも同様の情報はあった。

怪文書であることは即座に解ったが正論・変集部が取り上げる。
「やろう」とけしかけたのは救う会。
総選挙にも立候補した人が事務局を勤めるあの救う会である
増本明美事務局長の妻は劇団を主唱する宮崎の人。今年入籍した。

諸君に登場するライター・仁上姫芽NIUE・HIMEはペンネーム本名のアルファベットを組み合わせたもの。
小島新一産経新聞記者の知恵といわれる。
大阪に家族を残し正論変・集部に転勤単身赴任。

大島変集長には仁上姫芽の書いた原稿の信憑性を問われるのを恐れ共謀して隠蔽する。
「小島が最後まで守るというのよ。」
   「私って周囲からかわいがれる存在なのね。」
小島はなおも二瓶絵夢に誌面を提供する。
「おかしいのでは」といわれると
「編集長のの大島?あんなのどうにでもなる俺が決めるんだ。」
とほくそえんだと言う。

事実が発覚すると安倍信三の家庭教師の平沢勝栄に二瓶絵夢を使えと押し付けられた。
「オレも被害者だ」という。

政治家は固そうな活字メデアに習性的に弱い。
正論なら右派政治家が飛びついてくるはずだ。
二瓶絵夢狙いどおりであった。

山崎拓事務所で「祖父の下での生い立ち中曽根首相と仲良しで将来山崎拓は大物になる」
とおだてあげ秘書を信用させた。
「紹介者は平沢勝栄議員では断れなかった。」事務所談。

正論11月号「わが自民党改革論」は二瓶絵夢が山崎拓議員にインタビューする構成である。
さらに同号で「両親が語る蓮池薫・祐木子夫妻の苦悩と喜びの日々」を担当する異例さ。
中川昭一「日本よ大儀の前にひるむなかれ!」02年2月号正論。も二瓶絵夢のインタビュー記事である。
これが最後となる。

何故か。
「拉致犯人」とされた旧社会党=社民党が動き出した事を知った大島編集長は
「オレが訴えられる。社民党に謝罪する。」
謝罪を拒否する二瓶絵夢と対立したからである。
小島氏ももとの大阪産経新聞社に復帰。処分お咎め無しである。

安倍信三、山崎拓、中川昭一いずれも二瓶絵夢との関係がとりだたされている。
安倍の突然の政権投げ出し理由に、安倍自身が小沢一郎が会わなかったとインタビューをしていたが小沢もいい迷惑。
今では誰も信じてなくお詫びさえなく亀田家のお詫びインタビューをしながらも投げ飛ばした本人から謝罪一つ無いのに似ている。

一年の出場停止のライセンス取り消し。
一言も話すことなく大毅は退席。
金髪の短め刈りがおわびの表現とは残った親父のコメント。
脱税と女に怯えが云われてるのが永田町の論理。

圧倒的グループ力のTBSの包囲網にどう対抗するのか。
似たような事例はあちこちに横たわっており、無言に耐える被害者の数は増えている擬似鬱患者も含める数とほぼ一致しよう。
知らぬは目の前の管理的立場にある人のみでどこにも静かに忍び寄っている。

実にこの国はシロアリが見知らぬ間に基礎的部分を食い散らし今にも崩壊寸前である。
対策を取れないのが宿阿で処方箋の書きようが無く、直しようが無く困ったものである。

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