諜報

2007年7月2日
スパイ映画どころでない緊迫、裏表に遭遇。
単純な南方民族は東京の方の出現に翻弄されてしまう。
40年来の友人とビジネスのトップ。
仕事感、世渡り処世術の異は如何ともしがたい。

深夜になり説明があり一本の糸になったが実に不可解な一日で新聞に似た記事があった。

ポーランド映画界の巨匠、アンジェイ・ワイダ監督 81歳になった今も、メガホンを握る。
日本ではさしずめ日経6月の私の履歴書・新藤兼人。

1944年8月のワルシャワ蜂起を描いた「地下水道」がある。
「灰とダイヤモンド」では45年5月の終戦の日を活写した
ナチスとの闘争や反社会主義を描き続けるポーランド映画界の巨匠。

「サンセット大通り」(50年)
「麗しのサブリナ」(54年)
「アパートの鍵貸します」(60年)
あのビリー・ワイダ監督ではない。

ポーランド人が大量虐殺された「カチンの森事件」を題材に、旧ソ連軍の戦争犯罪を鋭く問う新作を製作中。

10代後半ポーランド国内軍に所属、反ナチス闘争を続けた。
43年にワルシャワでナチスの摘発を受け、古都クラクフに潜伏。
翌年のワルシャワ蜂起には参加できず「終戦まで幸運にも生き延びた」。

「人生はまさにコインの裏表だ。もし、ナチスに逮捕されていたらアウシュビッツ収容所送り。蜂起に参加していたら命は無かった」
と数奇な運命を振り返る。

国内軍の戦いに、十分、貢献できなかった忸怩たる思いが、映画製作の「原点」。

わが国とこの国の原点。先週のことだ。
日本・ポーランド国交回復50周年式典として挙行された。
リトアニア国境に近いポーランド北東の町約100人が出席、

1940年7〜9月にポーランド系ユダヤ人など6000人に「命のビザ」を発給した杉原千畝・元リトアニア領事代理と、同領事代理に協力を続けたポーランド人の功績をたたえた。

 両国の関係樹立は日露戦争中にさかのぼる。
ロシアからの独立を目指したピウスツキ元帥(独立後の首相)が
1904年に訪日、資金援助を要請、日本政府がそれに応えた。

独立後の23年にはポーランドの情報将校が来日
、旧日本陸軍にソ連や欧州の暗号解読技術を伝授した。
これを機に旧陸軍は防ちょう対策を強化、中国軍の暗号解読にも成功したという。

 杉原氏が「命のビザ」を発給し続けたのは、ナチスに追われたユダヤ人を助ける人道的理由に加え、
「さまざまな協力への感謝が込められていたはずだ」と、式典出席者は語り合った。
ポーランド政府は今年10月、杉原氏に勲章を授与する。

先週で言うなら米中央情報局(CIA)
、キューバのフィデル・カストロ国家評議会議長の毒殺計画を公表した

マフィアを使おうとした具体的手口や、実行者が最終的におじけづき失敗。

80歳になったカストロ議長はいま病床で死と懸命に闘っている。ソ連崩壊などの危機を乗り越え「生ける伝説」ともいわれる存在

、ハリウッドの社会派、オリバー・ストーン監督
「コマンダンテ(司令官)」封切上映中
02年に長時間インタビューした映画

「死を避けたいか」と問われて「避けられない」と即答。
「人生を二度過ごせたらいいと思うか」と聞かれ、
「そんな考えを自分は持たないし、また持つべきではない」。

キューバは広告看板はなく、50年代の米車が走り、時が止まったような街並み。医療と教育は無償

、「うちの家政婦さんもフロイト流の夢分析をするほど人々の教
育レベルは高い。貧しさの問題はあっても、トップは腐っていない」日本大使館員の証言

米国が流すキューバ社会のイメージと違うためであろうかこの映画は米国内で上映禁止。

そこ浅いアメリカ民主主義の懐の浅さが見え隠れし、不思議であろう。
そのことが情報は権力によって意図的に偏向されている現実を教えてくれる。
わが国のトップ公安のこの時節柄でもある。

いわんや事実は小説よりも奇なり。
大事業を前にしての資金作りは宮崎なんだからわけがわからない。それも・・・
せきやんのところに風が吹けば桶屋が・・
の方式で還流するとの論理は実に妙。・・・
ビジネスと諜報はどこに差があるんだろう。
要するに情報戦。

政治家の仕事は結果責任。
その要諦は信なかずば立たず
安倍退陣論が渦巻く中の
「居直り」
政治家でなく政治屋

居座るのは何故か。
そこに今の政治の真実がある。
首相のポストである、
そのことは国家とは何かを紐解くことになる。
国家の正体は暴力装置なる国家と革命の言葉を教条的に引用したくはない。

完結したイタリア在住の塩野七生の「ローマ人物語」
「国家にとって最大の責務は国民の安全を守ることである」

「それを支えたのはローマ市民の負託を受けた、軍事、政治の両面に責任を負っている皇帝である、」

日本に置き換えると
現場とは戦争リアリズムであり、皇帝とは尊敬される自衛隊で変貌する軍事力そのもの、その統率者。

日本はシビリアンコントロール=文民統制
と軍の制服組を政治家・行政システムが国家の象徴たる軍を抑えてることに国家システム上なっている。

そこでの今次の選挙を見ると実に不気味なことが生じている。
6勝23敗の一人区は比例でも議席を落とした。

ただいつもの選挙だが森派今は町村派、小泉、安倍の所属派閥は8人の当選者を出し参議院でも津村派を抜き去り、自民党トップ派閥になった。

それも大事だが膨張する自衛隊の歪んだ姿の
瀕死のシビリアンコントロール=文民統制が如実に出たことだ。

イラク派遣隊長・ヒゲの佐藤正久(47)が比例区で当選した。
今までは自衛隊でのあがりのものが政治家に転身したものだ。

現職の戦争屋が政治に介入するのは初めての出来事である。

自衛隊OBの中谷元(49)防衛オタクの石破茂(50)
若き防衛庁長官経験者は将来の布石の人事調整であった。

石破の机上の議論、中谷の初級幹部二尉で退官である。
二人は9・11テロや「北」ミサイル・核実験・・・
日本をめぐる安全保障の環境の急激なる変化を体験していない。

定年間際でなく現役バリバリの佐官級で、現場を知り尽くした幹部・ヒゲの佐藤の満を持しての登場。
なりふり構わぬ自衛隊の膨張主義の表れである。

経歴は現場の実践。
外務省出向、カンボジアPKO、ゴラン高原PKO、イラク派遣
と海外経験ばかりと不思議な履歴。

自衛隊の意見を国政に、隊員の士気の鼓舞。
石破、額賀、久間の所属平成研究会(津島派)に所属。

軍事が政治をコントロールする危うさは大東亜戦争を省みることなく日本人は骨身にしみてるはずだ。

しかし現場を知らずに行うこともまた危ういのではないか。
屁理屈で押し切っての軍が政治を動かしきった。

小泉安倍の無責任の体系の中、軍の膨張主義は
軍事力情報力さらに政治力(外交力)を手中に収める間違いない時間の問題。

これを正す頑強なる抵抗はメデイアを含めて存在しない。
今の日本の悲劇である。

卑近な例示を一つ上げれば十分であろう。
沖縄の米軍軍事力は内地に分散受け入れされた。
宮崎・新田原空軍基地は築城と合わせて九州の上空を守る。

新富長は合併の波も乗り切り、かって職員だった人が町長である。
県職員を町長に据えたが就任早々沖縄米軍の新田原空軍基地移転反対を防衛庁に抗議した、
即刻政治履歴を調べ上げ、汚職町長で逮捕。
半年と持たせなかった。

軍事自治体のほしいもの。再編交付金である。
米軍基地や訓練を受け入れる地方自治体に対して再編計画進捗に応じて予算をを配分する法案の所管は防衛省となった。

「必要に応じて外相と協議する」文言の挿入も一顧だにせず
内閣府が振興計画を決める「再編関連進行会議」の議長を首相として迫るもことごとく退けた防衛省。

その会議は防衛省が主唱し在日米軍再編は後10年は防衛賞主導で進められるスキームを完成させた。

さらにグアム移転の六十億ドル07港付近予算五十一億円を早くも計上し、新たな防衛利権を手中にした防衛庁。

後世の歴史家が
戦後日本の外交安全保障政策をリードしてきた外務省から

防衛省・自衛隊が主導権を奪ったエポック・メイキングになった日と評するであろう。
1/9が省昇格、2/9日がクーデターの成功した日。
軍靴の音が高まったことを国民はだれも知らない。

軍事力の強化拡充、外交・安全保障の政策決定過程に参画する大きな一歩を踏み出すことになった、。
背景には、膨大に膨張した情報力がある

1991年尾ソ連崩壊後に生き残り策として軍事力を活用するための考え出されたのが海外派遣と情報力
それが実を結んだ

統合幕僚会議の下の情報本部は市ヶ谷である。
三島のベランダからの叫びから37年。

情報本部は1997年1月米国防情報局(DIA)に習って創設。
外務省依存から脱却するためであった。
防衛情報は米国の忠誠度で情報が配分
エシュロン
アングロサクソン各国
全世界通信傍受システム=エシュロンUKUSA米英加豪ニュジランドによって運用

電話無線盗聴ネット暗号通信解読分析まで実施している。
米国の軍事情報が序ぷ法本部に流れ一元化
DIAはオンラインカさえれ三軍につながっている。
外交案zん保障にかかわる米国にかかわる情報を自衛隊が一手に握ることになった。m
外務省も東シナ海ガス伝の中国の動きも自衛隊にある情報なしには中国への講義一つできない。
外務省は級軍部の二元外交の反省から外務省への威圧を排除するため通信手段を持たせず、外交安保情報を独占してきた。
逆転現象が起きている、
米国情報を独占してる制服くみ参謀が統合幕僚幹部、陸会空各幕僚幹部
政策立案能力を有する。
外務官僚を圧倒する。
イラク分析
この地域でのテロ対策をどうするか、制服組のほうが直ちに現実策を提案する。各鉱区がああいってるとかしかいわず、

国家安全褒章会議(日本版mんNSC)文字道理必要なときは征服組みが加わる。
後藤田正義の不安視したこと
同盟漂流日本政治の中に膨張主義gh茶kぅ実に浸透している。

政治がしっかりしていない。制服組が軍事情報をテコにすべてをコントロールしないかと心配しちた
軍事情報といいながら支持情報の味付けをしてmそれによって内閣を引っ張っていく危険性を懸念した。初代防衛課長

ポスト冷戦後の生き残りをかけた海外派兵である。。
9.11、アフガン、イラク海外派遣で戦争リアリズムが呼び覚まされ自衛隊は大きく変貌した。

イージス艦や

参院選で36議席しか取れなかった宇野首相も、44議席で終わった橋本首相もすぐに退陣した。
「40議席を割ったら退場」が国民的コンセンサスなのだ。今回の選挙で有権者に「ノー!」
を突きつけられているのに、安倍首相は「続投」を宣言した。「私の国づくりはまだスタートし
たばかり」なんて勝手な理屈を持ち出し、居座りを決め込んでいる。閣内や党内から退陣の声が
上がらないのも不思議。その理由は、早い話が「ポスト安倍」がいないから。こんなフ

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