美しい国

2007年5月16日
フランス・サルコジ大統領の排外主義に留学生など危機感を募らせておられるようである。

モデル上がりの二度目の夫人はサルコジに投票さえしてなく、モスコミを抑えていたみたいだ。
恥や品格の武士道の精神は全く感じられない。
もはや自由博愛の国は風前のともし火。芸術の都の魂は焚書状況。
スキャンダラスにちりばめられてる御仁ゆえいずれ尻尾を出そう

どこの国も聖地がある
出雲や初代天皇神武を祭る宮崎神宮、伊勢神宮などの社や
東大寺や法隆寺などの仏教ゆかりの地「聖地」

第12回宮崎クラッシック音楽祭のテ−マ
・スペインではカタロニア。
スペイン北東部にあり、州都はバルセロナ。
世界の良識がフランコ独裁の前に散った。

フランスの場合ここをご存知の方はかなりのフランス通人。
アルプス山中にある1440mのグリエ−ル高原。
ナチスと戦ったレジスタンス抵抗運動の拠点。
連合軍は夜間武器をここに投下して革命闘士は仏全土に配った。

サルコジは投票前一人ここからテレビ放映で選挙戦を締めくくり、当選を決めた。
日本の赤尾敏みたいな右翼ルペンでさえ拒否されたのを極秘で実行したマスコミ対策。
レジスタンスまでもを利用した愛国心を鼓舞させ、極右ルペンが減らした票がそのままサルコジにきてるとの分析もある。
マスコミ対策を仕切った選挙戦術の勝利である。

安倍が憲法改正を無理強いに2ヶ月後の参議院選挙の争点作りにしようとしている、。
生活、政策を薄めさせてのイデオロギ-選挙である

168条からなる国民投票法をみるとマルかバツの単純化で
白票たる異義は認めず、投票行為から排除しようとしている。
これは有効票の過半数で決めやすいとの仕掛けになっている。

憲法改正についてよくわからないとか急がない人は白票であろう。
憲法96条の過半数には総投票数であり、白票も含まれてるはずだ。これをどう考えているのか。

選挙のとき最高裁国民審査選挙で悩むが白票は有効なる選挙行動と認められている。
これでは選挙にバランスを欠いてるではないか。

本来の過半数にならなくても成立する姑息な手法である。

選挙は最大の人権表現。
世界は日本の特殊なある面ではズルイ「和」の文化を認めない。

国連自由権規約25条、すべての市民にいかなる差別も不合理な制限もなく政治に参加する権利を保障することをわが国の政府は1979年に批准している、

国連にこの恥ずべき安倍の進めてることを晴天白日の下に曝け出さねばならない。
売国奴と愛国心は似てるようでまったく違う。

先進国の中で唯一戦争をしてない60年を高らかにせかいに誇るべきだ。
そこには平和憲法9条の戦争参加の制限が大きく役割を果たしてきた。

イラク特措法を何の議論なしに延長した
空輸してるのは米国兵隊ばっかしではないのか。
ならば集団自衛権禁止を逸脱してるではないか。
日本人に犠牲者が出ないのが不思議なぐらいだ。
イラクの一部に日本がテロ目標と言われてもしかたが無いではないか。
戦争してるのは日本ジャン!

軍事機密と言うなら非公開でもいいから各党参加して論議した経緯はあるのか。
なんにつけ
安倍手法は鈍感力とやらで答えない。

なにも小泉から鈍感力を伝授されなくとも、この卑劣なる政治家は戦後始めての事をコソコソやる人種で政治の王道をしらない。

とこらがやろうとしてることは教育基本法を変えたりはたまた憲法と戦後最大のことばかり。
極秘、早急で民意の反映の場はない。

もともと決めていってるのは82名にもなった小泉チルドレンと鶴のマ−クの人々。
保守本流たる人々さえ傍流扱い。
品格のかけらもない。

国粋派、民族主義の欠片もないと安倍と一番政治的立場が近い誓約書を書かなかった人・平沼赳夫が文芸春秋6月号手記で言っている程、卑劣なる政治手法を嘆いている。

長州には気をつけろ!言い尽くされたことである。
300余州の国の中で武士の魂がズ−ツと歪んでいる。
これ以上付き合うことは安倍の思う壺
2ヶ月後の歪んだイデオロギ−選挙に参ってしまう。
日本人らしく堂々と勝負せい!
負けたら腹を切れ!

国籍など考える事が少ない島国から出ることが縁遠いものには思考が及ばない国籍。

米国の国籍は世界中の人が望む最も魅力的なものらしい。
それを捨てるというのは米当局者にはなんか悪事を働いてるようにとられるらしく
「悪事を働いてないと証明するのも難しいかった。」と逸話の主。

大正期に米国で生まれ激動の昭和史を日本と歩かれ平成になってから日本国籍となり日本人として逝去された経済学者がおられる。
安倍グレン・・??
間違い!ジェ−ムズ・C・アベグレン経営学者。
この2日81歳で亡くなられた。

グロ−バル経済が席巻して萎縮してる日本的経営に光を当て世界に紹介され続けた日本びいき。親日派。
講じて国籍まで日本籍で亡くなられた。
古典的名著「日本の経営」

日本の経営は欧米と違う。
欧米に遅れてるのでもなければ
劣ってるのでもない。
単に違うのである。

日本では自らを卑下するのが美徳
日本人は経営についても遅れてるものと紹介しそうと、とらえがちである。
もっと自信を持ってよい。とのメッセ−ジに満ちている人、。

年功序列・終身雇用・会社ごとの組合、寅さん映画で見られるタコ社長的会社労働雰囲気。
日本のユニ−クな労働環境を世界に初めて紹介、指し示した。

戦争中、海兵隊員で日本を占拠し、原爆調査にも携わり、シカゴ、ハ−バ−ドのそれぞれで学び卒業して1955年再来日。
「日本の経営」の特徴を三種の神器として1958年出版した。

企業との一体感・改善活動の日本的経営に注目した。
いまやトヨタはビッグ・スリ−をすべて抜き去った。

グロ−バルスタンダ−ドという奇妙なる言葉の世界的流行に日本はバブル期の反省もあったのでたじろいだ。

株主主権、成果主義賃金制度、流動的労働市場といった国際基準にあわせて経営改革をしなければならない。・
という主張が新自由主義を信奉する学者によって世界を威圧した。

誤りが二つ。
みなが同じ経営方式したがってわぁ自由に行動するようなグロ−バる市場は存在しない
みなが同じ用に行動する市場は企業にとっても消費者にとっても利益は無いからである・

味噌、醤油の植物タンパクをさらに改善しての嗜好文化。
稲作物に裏打ちされたさまざまな生活習慣、祈りを通じた収穫。
島国、省資源ゆえの循環社会。
気候に合わせた質素な木造基盤の住宅群。
侘びさびの俳句和歌の文化の多用なる精神性。
家族を中心にしてのムラ社会高い道徳、倫理観
争いよりも和の文化・・・

今、日本式が衣食住に世界的モデルになろうとしている。
グロ-バル経済の弊害を声高に叫べえるのは日本を置いてないのかもしれない。

言葉の弊害は川端、大江健三郎とノ−ベル賞作家が呪縛をといてくれた。
なによりも寿司バーなどでの食文化が日本の地位を象徴している。

三角合併解禁で政治的政策で手を打つべき時期、改憲などのイデオロギ−で政治をもてあそんでる時期ではない。
唱える政策の基本は美しい日本ではないのか。
まごまごしている時期ではない。

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