食欲の秋

2005年11月17日
何も江戸っ子だけでなくとも、お祭りには参加したい
ボージョレ・ヌーボーが解禁され21時間たって爺々もご相伴にあやかることになった。
フランス中部ボージョレ地方の新酒をボジョレーと呼ぶ。
今年は日本をはじめ、経済成長著しい中国、インドなどアジア諸国でもブーム。
ボージョレ地方に近い仏中部リヨンの国際空港の二万四千平方メートルの倉庫にはトラック約八百台で新酒が運び込まれ続けているという。
今年は天候に恵まれ、専門家は一致して「最高級」との折り紙をつけている。
酷暑の影響でブドウの成熟が早く、最良年とされた2004年より甘みが少なく、通常は約一カ月が賞味期間の新酒だが
「六カ月後でも十分においしさを味わえる本格的ワインに仕上がった」と高い評価となっているそうだ。
ソムリエ的舌味感は皆無ゆえ、飲み心地はどうにも書けない。
瓶の解説書から読みとめることは残しとこう。
beaujolais nouveau2005
ドメーヌ・デ・ブェルシェール ボジョレーヌーボォー2005
言えることはピアドールを飲み直したほどでわかろうというものだ。
それでは小規模生産者パスカル・バルダッシュに悪い。
ラサシャール村でドメーヌのオーナー兼造り手の農園主である。
ドメーヌのぶどう畑は平均樹齢40年、昼夜の寒暖さが大きく北風からも守られ南向き斜面と絶妙の地何だそうな。
グラスから見ると申し分ない色、フレッシュで香り高いワインの出きは認める。
ドメーヌとはぶどうの栽培から醗酵、ボトリングまでを一貫して行う造り手のこと。
メルシャンの空輸のお陰で至福の時間が持てた。
750mlアルコール分15パーセント
フランスでは青年層のワイン離れの影響でワインの消費量が落ちており、昨年のボージョレ地方のワイン百リットルの価格が百六十−百七十ユーロ(1ユーロ=約百四十円)だったのに対し、今年は百四十六ユーロと過去最低の価格。
「このままではいくつかのブドウ栽培農場が閉鎖になる」(FDSEA)と危機感を募らせている。
天候異変で秋のない今年で食欲の秋も駆け足である。
ワイン事情も複雑であるが海の恵みも煮たようなる事情がある。
ジョイフルでマグロ丼を520円で食した。。
サイコロ状に刻んであり、海苔とワサビと山の幸を絡ませてこれは美味い。
トルコが大西洋まぐろ類保存国際委員会が認めた枠を超える協定無視。
東部大西洋のクロマグロは資源の枯渇が心配されるほどの捕獲量
国際協定をを無視しての漁獲をし、その多くが日本に輸出されている。
トルコは2003年に3300トンの漁獲を揚げ、1457トンを日本に輸出。
トルコには国別漁獲枠が認められてなくその他の国の総枠1146トンの一部のみの権利しかないが
一国のみで総枠を超えている。
2004年に日本へは3900トンが輸出されている。
日本の枠は2950トンなので、それさえ超える輸出量である。
リビアからは1000トンが日本に輸出されている。
どうにもマグロ丼の味がほの悲しくなってきた。
そうなれば量産化の道しかない。
「香りマツタケ、味シメジ」
その中でもホシシメジは高級キノコ。人工栽培が難しかった。
三重県四日市市タカラバイオの楠キノコセンターの薄ぐらい山林の環境の中で4000本のビンに140日間で出荷出きる人工栽培に成功した。
天然ものは1Kg4万円なのに、これは価格は一万円
マツタケの量産化も数年後実現しそうである。
世界三代珍味のキャビアはチョウザメの卵を塩漬けにしたもの。
岩手県釜石市のダイサンセクター・サンロック
2003年よりキャビアの販売を始めた。
年間70kgで1kg14万円。
天然ものはロシア・カスピ海であるが乱獲、環境汚染で漁獲量は激減。
ちなみにトリフ、フォアグラが三大珍味・いずれも食してみたが添え物程度ではないのか。
キャビアについては宮崎県小林市でも食せる。

漁獲国 輸出国  03年  04年

リビア リビア  437  579
リビア 韓国    25
リビア マルタ      32
リビア トルコ      16
  計       462  627

トルコ  トルコ 1457   2951
トルコ  スペイン     961
 計       1457   3951
単位トン  

メーカーの方からの経営指導を頂いた。
ごもっともな事である。
採算ラインの回復はどう自己請けの太陽光発電を増やすかである。
また採算ラインに乗せるための経営努力が求められている。
組織の態をなしてない、現状をどう結論出すのか。
ミスの修正ができぬでは生きてはいけない。
泣いて馬食を斬るどころではない。
どう難局を切り抜けるのか。
義理と人情だけでは解決がつかぬ。
胸突き八丁である。
バカにつける薬はどこに売っているのであろう。
何故に異常事態を察知できぬのか。
やはり出きえぬお話なのか。
師匠の論文は知事まで届くのか、
経験からするとありうるお話ではないが
改革の中身がわかるような気がしてくる。
食欲の秋はどうにも不健康なる食欲の秋になりそうである。

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