隔週週刊誌ビッグコミックオリジナルの双璧をなす弘兼憲史と西岸良平。
その私流覚え方の三丁目の夕日が「ALWAYS 三丁目の夕日」として映画化され,人情の泣きに触れてない世代にさえ共感を得て天気状況さえ曇らすほどの涙を流させてるようである。
週刊誌の中で描かれるペーソスのなかに平穏たる心境に帰っている自分を見出す。
この人は1947年(昭和22年)生まれの江戸っ子。シャイと粋の描きは職人肌、ひたすら任せればいい。
立教ゆえか「不離当処常灌然」の七字一句の禅宗の「証道歌」を身につけておられるのか。
当処を離れず 常に灌然
そしるべからず
 ほむべからず
   もとむればすなわち知んぬ
   君の見るべからざることを
禅道の独特の言い回しは解説がいる。
万人が本来もっている仏性は 自分の内にもっているもので
 それは外からそしられたり 賛美されたからといって
 かわるものではなく また
 外からの中傷で動くものでもありません
厳しき一日で言葉をかみ締めている。
11月1日のブログで書いた宮崎県西都市からのお大臣・中馬弘毅の座右の銘  「風吹けど月動かず」に通ずる。
自分の今いるところを離れず いつも水が清らかにたたえてるように 平静でいる
「風吹けど動かず  天辺の月」
西岸良平はアーティスト ・ミュージシャン細野晴臣と同級生。
この人「銀河鉄道の夜」の音楽を手がけてその秀逸さは語り草。
山崎貴監督がこの映画でも使われているのかはわからない。
妻は絵本作家の木村泰子。
映画のお話をしてるときに記憶はいい加減なもので「三丁目の夕日」を出雲の西沢周平と勘違いしていた。
このころの各界の人物ぶりの中に漫画家・西沢周平を見出していたからかも知れない。
NHK映像の記録にも登場する
ドキュメンタリー「私の“国益”論」1,2
     30分×2/1971年(昭和46年)
出演者の方々
【第1回】12名
朝海浩一郎/飛鳥田一雄/石原慎太郎
糸川英夫/大島渚/太田薫/大森実
岡本太郎/賀屋興宣/高坂正尭
近藤駒太郎/曽野綾子
【第2回】12名
高田好胤/竹山道雄/田英夫/戸村一作
なだいなだ/西沢周平/秦野章/羽仁五郎
福田恆存/藤井丙午/無着成恭/屋良朝苗

撮影: 古賀正博 /大渡正順 /財津憲義
構成: 高橋弘殷 /小澤 爽
スタッフ陣まで書けば師匠が懇意にしておられる方も含まれてるやも知れないと考えての師匠思いの不肖なる弟子。
反骨が売りの新聞に4コマ漫画はよく似合う。
朝日の戦前からの横山隆一の『フクちゃん』
我らの世代は
長谷川町子『サザエさん』
サトウサンペイ『フジ三太郎』
それが
いしいひさいち『となりの山田くん』『ののちゃん』
根本進『クリちゃん』園山俊二『ペエスケ』砂川しげひさあたりになってくるとどうにもついていってないようだ。
毎日の 横山隆一『ペ子ちゃん』『デンスケ』『フクちゃん』
東海林さだお『アサッテ君』  横山泰三『プーサン』
加藤芳郎『まっぴら君』
森下裕美の『ウチの場合は』でついていけない。
読売 では
秋好馨『轟先生』西川辰美『おトラさん』福地泡介『Oh!!ミスター』秋竜山『あっぱれサン』植田まさし『コボちゃん』 まではいい。
萩原賢次『グンナイ君』リツルペドロ『デ・ラ・トレ』塩田英二郎『ミーコちゃん』矢崎武子『ハルコちゃん』で途切れる理解力である。
記憶に深い柳原良平『今日も元気で』鈴木義司『サンワリ君』
自分の持つポリシーなんであろう。
日経済では渡辺純一の小説がめだつが漫画は時間がいらない。
佐川美代太郎『ほいきた君』馬場のぼる『バクさん』福地泡介『ドーモ君』
西日本の馬場のぼる『ろくさん天国』
佃公彦『ちびっこ紳士』改題 『ほのぼの君』。
はらたいら、針すなおの作品や登場紙がよくわからない。
漫画から書かねばならぬ今日のお話し合いであった。
全員揃ってから、資金準備ができぬ状況での給与問題も含め支払いもあるのでお話し合い。
8月売り上げの事が一昨日の都城の集金先で判明。
「ゆってあるわ〜」いとも簡単に漫画を見る思いで、いわれる。私といえばハトが豆食ってのあっけにとられている。
進展のない議論では経営改革はできない。
午前中に国富に飛び、その後、久しぶりの大先輩から厳しきあり難きお言葉。
午後、工事の飛び込み受注で誠意ある営業会社の方のレクチャーを受く。
書を捨てて街に、座して死を待つより
今はただ、漫画チックな仲間とともに、呉越同舟。
これでは「ドロ舟。
新たなる装いで船出するしかないようである。
新たなる皮袋には新たなる酒を盛れ!
メーカーや元請に泣きついてては先は見えている。
西洋でも同じことのようだ、
死しても初志貫かん!

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